媒染剤なしの草木染手順~アイピロウ&カーテン
アイピロウ こぶなぐさ&びわ染め
つるしカーテン こぶなぐさ&びわ染め
草木の煮汁にいれて
くつくつ15分しただけ。
「なんだ~よく染まってるじゃないのッ!」
これまでは
みょうばんや灰汁や銅や鉄など
媒染剤を必ず入れてきたけれど、
いやまって、
しょっちゅう洗うものじゃなし、
アイピロウやカーテンなら
別に媒染剤いらないよね、
と思い立ち、
今更ですが
媒染剤なしに挑戦♪
<手順ちょーシンプル>
美しいビワの花ごと
剪定をかねてチョキチョキして
沸騰してから15分くつくつした煮汁をこし、
染めたい布をつけて
※綿布は呉汁染めをすると よく染まる。
が、ビワはそのままでも染まる。
この布は呉汁染めしたものだが、
しない方が ほんのりピンクで可愛い。
15分ほど弱火~中火でくつくつするだけ。
一晩そのままにして翌日に
干す。
<乾燥コブナグサも同じ>
秋に刈り取ってそのままだったコブナグサを
ハサミでチョキチョキして
水をザザザーーーッと注いで
火にかける。
その間に
色落ちしたカーテンを
ゴムやヒモで好きに縛って
模様をつくり、
沸騰してから弱火15分程くつくつして
濾した煮汁へ
ドボンゆらゆら。
※コブナグサは、綿の場合、
呉汁染めをしないと
鮮やかな黄色は出ないので、
呉汁染めをした方が嬉しい仕上がりとなる。
シルクはそのままでOK.
ちょうどストーブをつけていたので
15分ほど乗せてくつくつ。
火からおろして一晩そのまま。
翌日いい感じに染まっているので
洗ってゆすいで
干したところ。
1年たてば すっかり色落ちするので
また何度でも染め直せるのが
手間なようでいて愉しくなる♪
左はシルク。右は綿。
もう何年も使っているので
擦り切れて穴も開いているのに
染め直すと生き返って
♪やがて~こころ~うきう~き♪
♪とっても~ふしぎ~このぉム~ド♪
(コーヒールンバ)
ありがと~ありがと~~~~う
<おまけ>
・枇杷アイピロウの中身
お塩144g(含むラベンダー乾燥花蕾3g)
・小鮒草アイピロウの中身
お塩200g(含むヨモギ乾燥新芽30g)
ラベンダーはさることながら
ヨモギの香りも絶妙安眠。
閉じた鼻の奥がスッとひらいて
松果体をつきぬけて
クラウンチャクラまでいって
脳みそぜんぶが
蓬の清涼な空気に包まれる感じ!!!
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