看板が立ちました!
ようやく、看板が立ちました!
ムクロジの移植募金では皆さんのご支援本当にありがとうございました。
設置作業終了後、看板屋さんに募金でいただいたお金をお支払いしました。看板屋さんも募金の金額で工事を引き受けてくださり、感謝申し上げます。
「ムクロジ物語」もこれで完結です・・・
人間の側から見れば善意の美談となる話ですが、ムクロジさんは私たちに何を伝えようとしたのでしょうか?
どんどんと都市化され木々が切られ緑がなくなっていく中で、ムクロジさんは自分が切られることで、「人間も本来、木や自然と寄り添って生きていたんですよ。友達なんですよ」と、訴えてきたと思えてならないのです。ムクロジの移植や看板の設置では、お金や法律、利害など、大人社会の難しさが、事を進めるのに大きな障害になりました。もうだめだと、思うことも何度もありました。
その困難に道を開いたのは、「子供たちのために」というひとつの道筋です。子供たちには自然と豊かに暮らしてもらいたいと願うきもちは皆一緒でした。お金や法律、利害などの難しさの中にいる大人たちも、子供たちに夢を与えようということでは、心を寄せてムクロジの移植や看板の設置に当たってくれたのです。
ムクロジさんは、私たち人間の心の奥底にも、「子供たちのために」というやさしさが、共通して存在していることを感じ取らせてくれたのです。戦争の無い社会も作り出せそうな気になります。私たちの心の奥深くに共通する心の優しさにふれることで・・・
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