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2006年3月 2日 (木)

羽ばたいて

きのうは、小さな畑のおうち園で「おひなさまごっこ」をしました。

午前中は、ベー助が居なかったので、お母さんたちに来ていただいて、子供たちと夏に染めた丸葉アイの水色の布を袋に縫ってもらい、お絵かきをしました。それぞれ子供の絵を模写したりして、土えのぐでお絵かきしました。完成した絵を干していると、とてもとてもいい仕上がりにえのぐが乾いてきて、絵は、えのぐが乾くことで自然に落ち着いていくんだぁ~と新鮮な発見でした! 

これから入園入学、何かと袋を使うことが増えてくることを思うと、「どこかで使ってくれるときがくるのかな~」と。子供たちの一年を みんなで一緒に袋に刻んだものが、いのちを吹き込まれて羽ばたいていくようで、しみじみとします。

午後は「おひなさまごっこ」で、こどもたち着物をきて踊りました! 日本人ですね、着慣れない着物ですが、着ると妙に似合います。古式の雛段かざりがなかったので、昨晩急遽、押入れから着物を出して、自らがお雛様に変身するという策でしたが、意外や意外、こどもたちに着てもらえて、古い着物がヒジョーに喜んでいるように見えました、出してよかったです。

そして姉のつれあいが突然亡くなりました。姉の身におこったことが、ふっと自分に強く重なって想えるのは、やはり、姉妹なのでしょうか。涙が、いまだ居場所さだまらず途方にくれるこころを洗い流すように出てきます。「今ここに すべてとつながっている」ということは、なんともすごいことだと、涙があらためて教えてくれているようです。

お義兄さんへ 一度でもお会いできたことに感謝して

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