伝承あそび
昨日は、小学校の一年生のところへお邪魔して、お母さん方とともに 伝承あそびをしてきました。こま、けん玉、ゴムとび、あやとり、お手玉、竹馬、竹とんぼ、羽根突きなどなどを、三グループに分かれた子供たちが、15分くらいづつ回りながら遊びました。
父兄は、各コーナーにふたりづつ位、担当で立っていて、子供たちとともに遊ぶのです。伝承とは、よくいったもので、伝承されなければ すぐにでも消えていく遊びなのだろうな~と思いました。こんな機会でもなければ、昔あそびの大好きな我が家でさえも、熱心には遊ばないものです。国語から算数から登下校の送り迎え、果てはコマまわしまで 丁寧に教えてくださる先生方に感謝です。
私とベー助は、コマ遊び担当でしたが、ぃやあ、子供たちの上手いこと上手いこと! べー子は安定して出来ないので、子どもたちに教わっているぐらいでした。ベー助は、もちろん夢中になり、即席コマ大会まで開いていましたね。長いロープを準備していたので、何に使うのかさっぱりでしたが、コマをまわす舞台(枠)があった方が盛り上がるだろうと、ひそかに持っていったようす。ベーゴマではないのですが、「チッチーのチッ」の掛け声で、一斉にそのロープの枠の中へ 10数人の子らがコマを投げ入れます。無垢の木ゴマには、前もって子供たちが、色とりどりな色を描いており、それが、パーッと花火のようにはじけ散るようすは、とてもとても華やかで勢いがあるのですッ、お見事。そして、徐々に徐々に残っていったコマどうしの勝負となります。ベー助曰く 「三回続けて勝てば名人」なのだそうです(笑)。そんな一言に、子供たちは乗ってくれるのですから、即興好き、からかい好きのベー助にはやめられないでしょ~。
先生方、こんな伝承あそび、これからも続けていってほしいな~。まるで消えかけた火を灯しつづけている最後の場所みたいかな。去年の一年生は、伝承あそびではなく、草花あそびでした。それも良かったあ。ただ今回は、多くのお母さん方が来られているのがすごく良かった。去年の父兄は、私たち二人だけだったからです。先生方、工夫してくださったのかもしれません。そして、いつしか大人から子供へ、子供から子供へ、子供から大人へと、まちや公園のなかへと 広がっていってほしいな。私たちも細々とですが、放課後タイムにあそびに来た子供たちと 伝承あそびを週に一回でもやりたいな~と思います。そッ、めんどうなんだけど、大人時間が逆回りするよな「こども時間」がよみがえってきたりして、実は楽しいんですよね。実はねッ、、、
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