修了式・卒園式
今日は、小さな畑のおうち園の今年度の修了式・卒園式でした。
あれもこれもやりたいと、すぐに子供たちを忙しくさせてしまう癖があるので、今日は、出来るだけのんびり過ごそうを心がけました。といっても、最終日なので お山や畑に「ありがとうさようなら」のご挨拶まわりをしたり、用心棒の犬のケケや のどかムードメーカーの鶏のコッコちゃん、めったにエサをあげない金魚さん、畑に遊びに来る小鳥さん、などへもプレゼントのごはんをあげたり、来年度のこどもたちへジャガイモを植えたり、ヘチマの種とりしたり、泥んこ料理をつくったり、倉庫ぐるまに乗っかったり、手袋にんぎょうや紙芝居を見たりと いつもの調子で あっという間に一日が終わってしまいました。どうもべー子は、ゆったり過ごすのが苦手なようです。子供たちには申し訳ないかぎりです。
ただ、最後の卒園・修了カード授与式は、いつもと違うおごそかな?雰囲気がうまれて楽しかったです。園児がずらりと並んで座り(といっても4人だけど)、ベー助に名前を言われると、「はい」とお返事して前へ進み出てきます。ぶっつけ本番でしたが、それがまた緊張感となり、いつもはやんちゃな子供たちが妙に神妙で、自分の番が来るのを待っていたのが微笑ましかったです。お披露目するような劇などあれば、よいのですが、私たちが出来ないので断念。それでも、ひとりづつがハレの舞台を踏んだようで、うれしかったですね。準備しておいた梅の花びらを散らすのを忘れてしまいましたけどっ。
畑の梅の花は、みな満開、サクランボの花も満開、ミモザも満開、立金花(リュウキンカ)も満開、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウも咲き出して 小さな畑に 春が一斉に訪れ、子供たちを見守っているようです!
せんじつ姉のつれあいが事故で亡くなりました。先達て亡くなったお義兄さんは病気でした。お二人とも45歳という若さでした。そして、ベー助が二日前に腰を痛めて動けないほどになったときは、何が起こってもおかしくはないと覚悟を決めました。ただ、気をつけて、そして一日一日をありがたく暮らせたら、なにも後悔することはない、と。今日の日を迎え過ごせたことにも 大きな大きな奇蹟と感謝です。
精神世界では、よく大きな変化が起こっている時代だといいます。先に亡くなった方はそんな私たちを見守っているのだといいます。時間の枠のなかで生きる私たちは、気づかない不安を解き放ち永遠の一瞬に出会うまでに、さまざまな時間を体験するのかもしれません。
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