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2006年4月28日 (金)

ヤモリの耳の穴

今日の夕方、夏野菜の苗を植えつけました。苗はベー助に買ってきてもらいます。ナス、ピーマン、赤トウガラシ、カボチャ、トマトです。明日、雨がふるというので、植え付けてから水やりはしませんでした。とっても いい仕事ができて大満足です。公園へ 補助輪をはずして自転車乗りの練習に行っていたアンと その教官のブンも ちょうど帰ってきたので、一緒に植えつけることが出来ました、最後におまじないの「ずくぼんじょ」も歌ってくれました。ずくぼんじょとは、ツクシのことらしいのですが、「ずっきんかぶって でてこらさい」という わらべ唄がかわいいので、我が家では、タネマキや移植をしたときの おまじないの定番唄になっています。ずくぼんじょのように、すくすく伸びておくれという願いを込めて。

台所のヤモリは、きのう、外へ出してやりました。あのぺたぺた足で、よもや自分で流しの外へ出られないことはあるまい と思うのですが、ここで弱りきってしまうのも悲しいので、そっと手で抱えて下へ降ろしてあげました。数日前は手で捕まえようとすると、さっと逃げていましたが、今回はすんなりと手の中へ。長くて細いペロンとした舌で、目の玉までペローンと舐めていましたが、今回そんな素振りも見せず、どこかしら動きが鈍い。やはり、弱っていたのでしょうか。アンの小さな手にのせられて じっとしているので、よくよく観察すると、おやまあ、「耳があるよ」とアン。なんと、耳らしき穴が たしかに頬の両側あたりに開いています、ポッカリと。お会いできただけでも光栄なのに、ヤモリ殿の耳の穴?まで見れるとは! ちょっとびっくり。そうして無事に下界へと降りたヤモリさんは、左右に身体をゆすってワニ歩きをしながら、どこかへ行ってしまいました。よかった、よかった。

それから、今日の午前中は、第四期生となる おうち園入園準備クラス第一回目のまさ坊といっぺいさんと 筍堀りへ行けました。またまたまたまた、すばらしい日でした。少々歩き疲れをさせてしまいましたが、お山をぐるりと皆でまわれて何よりでした! ベー助のホタルの先生から 分けていただい見沼の遺伝子を持つヘイケボタルの幼虫たちも放流しました。 ちっこい「お山案内人」のアン先生、元先生に教わり、更にちっこい二人がザザザーッと幼虫を流します。計18匹の幼虫さんたち、元気に育っておくれ。「あっちの みーずはにーがいぞ こっちのみーずは あーまいぞ ほ ほ ほーたるこい あんどのひかりをちょいとみてこい」

それからそれから、夜は毎金の「中くらいの学校」です。自称「じじ長」の清ちゃんと かわい君と 我が家の4人、あと どこかで道草をして帰り間際に来る大嶺君。という万年変らないいつものメンバーです。今日のお題は、「だじゃれ勝ち抜き戦ゲーム」。尽きるまでダジャレを言い合うのです。最後、優勝したのはブンアンチーム。「チーターがトイレにおっこチーター」「カーテンには勝て~ん」「すべり台をすべりた~い」  う~ん、今日は冴えてるぅ。スペシャルデイでしたッ。

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2006年4月26日 (水)

野育

誰かがかかったという噂はどこにも聞かず、もはや幻かと思われた野生おたふくウイルスに、どこで拾ったのかブンは、ちょうど春休みにかかり、それに遅れること17日目に、アンも発症。二人とも軽かったので、のんびり長いことおたふく期間を味わっています。9日経っても喉のあたりのコリコリはありますが、もうほとんど食事や運動は、いつもと変りません。ただ、毎日、アンが家に居るので、保育園入園前の生活に舞い戻りです。「ほんとうに手が離れて、昼間ひとりになったのは10年ぶりかも~(涙)」と思ったのは、入園後、一日だけでした(笑)。

私(べー子)の小さいときは、耳下から喉までぐるりと膨れて、アゴが無くなるほど腫れ上がりました。とても痛くご飯も食べられず、昼間も布団の中に寝ていました。そのとき、みかんの缶詰を母が、スプーンで食べさせてくれたのですが、それがとてもとてもうれしくて、「また病気になりたいな~」と思ったのを強烈に覚えています。姉妹のなかでも、そんなに腫れたのは私だけだったと言っていたような。

その記憶が懐かしく、元気なアンと缶詰のみかんを食べました。といっても、病気の時のためにと保管してあったのを 本人が戸棚から自分で見つけてきて、ひとりで開けて、お疲れで横になって寝ていた私にスプーンで食べさせてくれたのだから、どうも話があべこべです。でも、本人、とてもうれしそうだから、「ま、いいかッ」ということにしました。

きょうは、そんな貴重な?野生おたふくを抱えたアンと おうち園の子どもたちは、筍ほりです(みな、どうなるでしょう~)。そう、筍もみんなで掘れて、うれしかったですが、ホタルの幼虫を皆で放流できたのも とてもうれしかったです。ほんのちょっと放流しただけなので、成虫を見られるかどうかは難しいところです(ヤゴやザリガニや魚に食べられる)が、夢はホタルの自生です! お山に野生のタネを撒いたみたいッ、でワクワクします。そういえば「野育」というユニークな言葉に出会いました。「野育」とは、先日、地湧社さんから御紹介いただいた絵本の福田勝さんの言葉で、

「こどもの野性を育てる」みたいな意味です。そんな絵本を描いていきたいのだそうです。人間は、幼いうちほど たくさんの野生を持っている、それを伸ばしていきたいと。人間の野性も 山野に生きる野生も それを育む環境がなければ すぐにでも消えてしまい、その存在さえも忘れてしまいがちですが、思わぬ所で忘れた頃に出くわすと、その出会いの衝撃は大きくて、心ときめきますね~。

なんとなんと、3日ほど前から、台所の流し台の中の 三角コーナーの下に、ぷっくりと太ったヤモリが住み着いています。いったいどうしたわけだか、ここから出ていかないのです。もう毎日ドキドキしながら、お皿を洗い炊事をしています。いきなり熱湯を流してしまわないように、食べ物は何を食べているのかな、とか。アウトドアキッチンの為せるプレゼントでしょうか。最近のなかで、もっとも心ときめく出来事ですね(笑)。

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2006年4月24日 (月)

キンリョウヘンが開花しました!

キンリョウヘン(金陵辺)という、東洋蘭をご存知ですか?

これがおもしろい植物で、この花がニホンミツバチを引き寄せるというのです。セイヨウミツバチは寄らず、ニホンミツバチだけが集まるというのですから、不思議や不思議・・・

日本ミツバチ愛好者の間では、日本ミツバチの捕獲に使われます。この花のもとに分封した蜂の集団が女王蜂を中心に集まり、そこを捕獲します。我が家でも、キンリョウヘンを手に入れ、日本ミツバチの飼育にチャレンジです!

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2006年4月22日 (土)

イチリンソウ

安行ふるさとの森の「イチリンソウ」が満開でした。

イチリンソウを双眼鏡でよく観察すると、花弁の裏側に、ほのかに紅色がさしていて、とてもきれいです!そこから、別名ウラベニイチゲと呼ばれています。花は、昼夜開閉を繰り返して、茎とともに成長していき、今日あたりが最大だったようです。訪れた方の「ここのイチリンソウ大きい~」「今年は大きいな~」という声を良く耳にしましたが、咲き初めと終わりで花の大きさが違うので見た開花時期によっての印象だということです。私たちの植物の師匠の西川先生に教えていただきました。

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今日は「安行一輪草まつり」が行なわれ、たくさんの人が訪れていました。

一つの植物とそこに集う方々の力で、これだけの町おこしが出来るですね。ありがとうございます。

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2006年4月16日 (日)

餅つき唄?

きのう、竹山で筍を掘ってきました。「ハナミズキが咲くと筍の季節」・・・・というわけで、花水木が咲き始めたので、お山を覗きに行くと、若い出始めの筍がつんつんと顔を出し始めていました。おじいちゃんちのハナミズキは、まだ一分咲きで、これじゃあ まだかしら?と半信半疑でしたが、ちゃあんと、筍も冬の眠りから起きだしたばかりで、ハナミズキの筍予報はピッタリ、すごいすごい!と感心。

お鍋に入るくらいを掘るのが何よりのポイントですが、元気いっぱいの子供たちと行ったので、ちょっと掘りすぎ?たかな と思っていた帰り道、お知り合いに会って ちょいとお裾分け。ちょうどいいくらいの量になりました。お知り合いは、障碍をもった方たちのおしゃれなパン屋さんで、子供たち二人が おやつ食パンを買いに行ってくれるところです。安心して おつかいに出せるお店があると たすかりますね~。

今日の夕ご飯は、たけのこご飯。手づくり八方だし(醤油と味醂と日高昆布と割ればシイタケと かつおぶしをすったのを お鍋に入れて2時間以上おいて 火にかけ ぐつぐつ沸騰したら弱火、再沸騰したら火を消し、冷めたらビンに保存。昆布とシイタケとカツオブシは細かく刻み、ご飯の供に。)は、以前、生協の組合員さんの手書きのちらしレシピです。水を入れていないので保存がきいて お料理べたの我が家でも欠かせない おダシとなりましたッ。それと塩と めったに入れない砂糖を入れて、炊飯器で炊いたら、ひじょうに美味しかったです。やっぱり、砂糖はおいしい、食べやすい、ご飯がすすむ~、でしたッ。

「ちょっぴり~の さとうが あるだっけでー こっのよっは、すーてーきー」のメリーポピンズの世界です。その砂糖の沖縄の生産者の方の話を 生協の月刊誌で読みましたが、なぜ、サトウキビが沖縄でつくられるのか?など、ほんのさわりだけでしょうが、ジ~ンとしました。お醤油の木桶を作られた方のお話しなども ジ~ン。こんなふうに、すべてのものにはドラマがあるんだろうな~と思い、またジ~ン(笑)。「みんな精一杯なんだよ」と言った、お疲れベー助の言葉とあいまって、山のようなイタヅラメールにも なぜかジ~ンとしました。

お醤油を仕込む為の 大きな大きな木桶を作る最後の工程に、底突き唄というのがあるそうです。「よーいと さんよ~、もひとつ たのむよー」という数人の人が調子を合わせて棒を振り下ろすための掛け声唄です。ふしぎと この唄が気に入り、ブンが小学校から帰ってきて、よもぎ団子を臼とキネで搗いたとき、4~5人の同級生たちと、この唄をうたって団子をつきました。とおっても いい感じに合うのです! でも、餅つき唄ってあるのかな?  

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2006年4月13日 (木)

カエルちゃん、発見!

今日、畑の池で、体長4センチくらいのアカガエルを発見!

また、体長10cm位のヒキガエルも発見! 

感激しました。子供が夜8時ころ、クビキリギスをつかまえに庭に飛び出していき、池の方に回って見つけたものです。卵で放して大きくなったカエルたちと思われます。いや、どちらも 無事 親ガエルに成長していたんですね、今春のうちに再会できるとは思っていなかったので、びっくりしました!

池は、人工のもので、畳一畳ほどの大きさの穴を二つ掘ったところに ビニールを数枚重ねて作ったものです。 小さな人工池でもガマやセリやクワイまで収穫できるのですから 不思議です。ヤゴやタニシやメダカやキジバト、いろんな生き物が集まってきます、そして、今日は、カエルちゃんも・・・。水のなかにもぐって歩く後ろ姿など、かわいくてたまりませんね。どちらのカエルでしょうか、「くくくくく・・・」と鳴いています。

昨日は、畑のアケビの受粉をしました。雌花の先のネト、トロっとした所に、別のアケビの雄花の黄色い花粉をちょこんちょこんと付けます。去年は虫さんに任せよう!と、受粉しないでいたら、残念、実がつきませんでした。そこで、今年は忘れずに。秋が楽しみです。

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2006年4月12日 (水)

驚きもものき、いっぱい!

ベー助は、春の植木のご注文をいただき、朝に夜にパソコンに向かい、忙しい日々を送っております。ありがたいことです。

春休み、子供たちと いい感じで過ごしており、過ぎ去りし子育ての日々を後悔しつつ懐かしむような成長を 自分のなかに初めて感じ初めていたのですが、が、終わる寸前には、やっぱり・・・・。エネルギーのたまり始めたブンが「ゲーム、ゲーム、ゲーム」と口を開くと言うので、「コラーッ、たねまきをせんかあーい」ぶっつ~~~~~ん、です。

やはり、わたしには、学校とおうち園は、なくてはならない存在だと痛感したのでした。そして、きょう 今年度初のおうち園がはじまりました。よかった、よかった!

おうち園は新メンバー、よもぎを摘みに出かけました。まだまだ幼さイッパイの顔、昨夜から雨は降るわ、初日どうなることかと、皆ドキドキしていましたが、ふしぎやふしぎ、あれ不思議。「あめ、ふってるね~」と妖精のような声で、ふわふわとママたちに「いってきまーす」して、お散歩に出かけたんでありました。そうして、蒸した団子粉に すりつぶしたヨモギを入れて こども達とぺったん、ぺったん。こども用の臼と杵、大活躍! うちは普段、だんご粉をこねた後、茹でるだけで食べている横着者ですが(これもボソボソしていて大好きなのですが)、搗くと、お餅とは違うお餅団子というような味になって、感激しましたッ。 教えてくださった見沼の「こども自然クラブ」に感謝です! そして、小さな臼と杵でも ちゃんと搗けたことにも驚きもものき。ということは、ボールとすりこぎでも出来るのかな。以前、おうち園母さんが、みたらし団子を作ってきてくれたけど、そうやって作ったのかな、おいしかったです。ずーっと前、わたしがボールとすりこぎで作ったときは、固くて歯が立たないものが出来たのを急に思い出しました、どうもそれは、蒸した粉を熱々のうちに搗いていなかった為のようです。

茹でたヨモギは、味噌汁にも浮かべてみました。直接ではなく、一度茹でたものを入れると、アクが抜けてヨモギのいい香りだけが残るようで、美味しかったです。すっかり、春のお腹になりました。

アンは、保育園に通い始めました。以前は私が居ないと、トイレもご飯も食べないくらい、固まっていたのがウソのように、毎日楽しみに出かけていきます。日々の退屈が、緊張を上回ったようです! いや、驚きももの木。

夕方から、「ジーーーーー」と虫の声。初のクビキリギスの声ですッ! さっそく暗闇の中、子供たちとベー助は、つかまえに行きました。夜、電気の下に居ると疲れますが、外に出ると皆、いきいきと生き返っていくよう。みんなを外に誘い出してくれる虫たちの季節、いよいよ到来です!

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2006年4月 1日 (土)

黒米のお餅

今日は見沼田んぼの自然の家で活動するグラウンドワークさんのヨモギ餅作りに、家族で参加させてもらいました。

写真は、自家製の黒米をついたお餅。まるで小豆をついているかのような、見事な色合いです。粘りも強く、絶品のお餅でしたッ。 ごちそうさまでした。

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