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2006年5月 5日 (金)

シャングリラパン

GW中、なんと驚いたことに、とうとう天然酵母のパンを完成させました! 涙なみだです。せっかく買った南部鉄のお鍋で、ご飯さえまともに炊けないのに、パンが、パンが~です。

三度の食事は、ご飯でなければ口の中が腫れてキシュキシュしてしまう方ですが、生来パン好きなのか、おやつは前から、パンをよおっく食べていました。ここ最近は生協の味輝酵母の食パンが何とも好き、マーガリンやハチミツをたっぷりとつけて食べるのもいいし、ただ噛みしめるだけで本当においしー。もし時間があるなら手づくりしてドライイーストパンも とってもとってもとっても美味しい~。ふと振り返ると、それくらいパン好きですから、天然酵母パンが長い長い長~い間の夢だったのも不思議ではありません。といえども、発酵がうまくいかず、ふくらまないまま焼いて食べて、なぜか味噌の味のする「味噌パン」しか出来ませんでした。

そして、3年前、ベー助が挑戦して、やはりもう一歩のところで終わってしまったのを最後に、もう自家製酵母には手をつけていませんでした。ところが、ちょうどおじいちゃんちのテレビで天然酵母パンづくりをしている映像を見てしまい、またまた何だか出来そうな気がしてきました。しかも今回は、ベー助がどこからか小さな電熱器を出してきてくれて、それを丁度あった大きな発砲トレー箱にいれて、立派なホイロ(発酵室)まで揃いましたッ。

いざ、家にあった干しぶどうをビンに入れてクチュクチュさせ、元種エキスづくりの開始(これは、今までよくやった)。そしてついでに、玄米もビンに入れ発芽させ、玄米酵母エキスにも初チャレンジ。そして、そのエキスを水や小麦粉などを入れて増量発酵し酵母に育て、酵母と水と国産小麦粉をこねこねして、ついに昨日、見事なでっかいでっかい、パン屋さんでも見たことないような大きなアンパンを 焼き上げましたッ。そして、これが旨い! 大きいのに全体的にムラなくふくらんで、しかも中身はしっとりと焼けている。小さい頃、父が農業高校で買ってきてくれた生徒さん達の作ったコッペパンに似ている味。とっても大好きだった味。まさか、その味にこんな所で出会うとは、不思議なご縁です。今度は、当時を再現して長丸型のコッペパンスタイルに成型して焼いてみましょう。

植木鉢でつくったインスタント窯は、なかなか230度位を保つのが難しく、ただいま押し入れに眠っていたオーブンを出してきて、朝こねこねしたパン生地を毎晩、夜寝る前に焼いています。電熱器の発酵室やオーブンがなければ、やはり今回も もう一歩のところで断念していたでしょー。天然酵母のパンつくりは、一に温度、二に温度、三四がなくて、五に温度でした。これなら冬でも安定して作れそうです。ずっと前に買った「自家製天然酵母のパンづくり」(自然食通信社)も とっても良かった。自然界に居る小さな微生物の力を借りて、こおんなに膨らむなんて、まるで奇蹟ですね。

寝る前シャングリラ(理想郷)のお話をアンにしてあげたら、「どこにあるの?」と聞かれ、「そこはね、いくらお金があっても身体がじょうぶでも行けないの、奇蹟が次々に起こって、魔法の扉が開くと行けるんだって」と口から出まかせを言うと、「あたしはね、いつもいつもキセキがおこってるよ」と言われてしまいました(笑)。まさに、天然酵母パンつくりは、奇蹟の連続のような行程です。「ここがシャングリラだね~」とふたりでクスクス笑いあったのを思い出します。これは、密かにシャングリラパンと呼びましょう!

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