アゲハが羽化
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クズの繁茂する畑に行ってみました。春にジャガイモやキヌサヤエンドウや サツマイモを植えたのです。しばらくぶりに行くと、すべてはクズの葉の中、何も見えない状態です。かといって、毎年、秋冬になると、ここのクズでカゴを編むので、クズは手に負えない雑草というよりも、大切な大切なお友達のようなもの、野菜たちが、どうクズに埋もれてしまおうとも、それは植えた時点で百も承知。また生命力あふれるクズの蔓を根こそぎ退治してしまおうなんていうのも、スコップしか使えないべー子には、土台無理な話しなのです。
ならばと、クズの葉が落ち、地上での姿が一時休眠する初冬~春、これまた念願の広くてのびのびした日当たりのすこぶる良い土地で、一度でもいいからヤサイを作ってみたいという願いを満足させるべく、今年タネマキしました。
そして、6月、タネマキしても数回しか足を運ばなかった、このクズのヤサイ畑(8畳ほど)は、予想通り、膝のあたりまで、すっぽりとクズに覆われていたのでした。クズの他に、スギナ、痛~いカナムグラ、セイタカアワダチソウなどなども。それでも、驚くなかれ、キヌサヤはクズに守られるように大きくなったと思われるくらい、私の身長をはるかに越し、しかも皆どれもスラスラと空へ向かって威勢よく伸び、鈴なりのキヌサヤエンドウをぶら下げていたんでありました。びっくり! 更に、埋もれていたジャガイモにもコロコロとしたイモが実っており、サツマイモの蔓もまた元気良く丸くこんもりと茂っているのです。
地中は、クズの根が四方にはりめぐらしているはずだし、自宅の畑とは違い、ここ何十年栄養分も全くあげていないのに、手塩にかけている自宅の畑より、いきいきと育つヤサイ達の不思議。どれをとっても自宅の畑よりいいとは、いくらなんでも予想外です。もしマメに畑に通う人であれば、ホウレンソウやコマツナなど菜っ葉のタネも蒔けるんではないかしら、無肥料で、と思うほど。
このことがあって以来、よくあちこちで見かけるクズの繁茂する手に負えなくて放置しておると思われる日当たりの良い空き地をみると、「ここでクズと半ば共生状態で ヤサイが育てられるとは誰も思うまい、自分でも信じられないのだから」と、二度も三度も繰り返し驚くのでした。
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安行小学校の6年生の皆さんが、安行ふるさとの森のホタルのせせらぎに、ヘイケボタルの幼虫を放流しました。子供たちが半年にわたり育ててきた幼虫です。
脇の水路では、大きなオニヤンマのヤゴもとれ、子供たちに見せることが出来ました。
「ヤゴはホタルの幼虫も食べてしまうんでしょ!」と子供たちの声。ホタルを自生させるためには、ヤゴは無用になってしまうのでしょうか?
ホタルが自生するためには食べ物になるタニシやカワニナが生息する必要があり、タニシやカワニナが生息するためには、藻や水生の植物が必要で、藻や水生の植物は光や生き物の糞などの有機物が必要で、すべての命がつながってホタルも自生できるのだと感じています。
私たち家族が良く遊びに行く高麗川にはゲンジボタルが自生しているそうですが、川の水を土ごとコップ1杯すくいあげ良く観察すると、その中に無数の小さな生き物がいるのに驚きます。光や水や植物や生き物が創り出す生態系が、またそれぞれの命を支えているのでしょうね。
安行のホタルは、協議会の田中さんが情熱を注いで、がんばっています。わたしのホタルの先生です。今日はほんの少しですが、お手伝いが出来てよかったです。
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