ヘイケボタルの放流
安行小学校の6年生の皆さんが、安行ふるさとの森のホタルのせせらぎに、ヘイケボタルの幼虫を放流しました。子供たちが半年にわたり育ててきた幼虫です。
脇の水路では、大きなオニヤンマのヤゴもとれ、子供たちに見せることが出来ました。
「ヤゴはホタルの幼虫も食べてしまうんでしょ!」と子供たちの声。ホタルを自生させるためには、ヤゴは無用になってしまうのでしょうか?
ホタルが自生するためには食べ物になるタニシやカワニナが生息する必要があり、タニシやカワニナが生息するためには、藻や水生の植物が必要で、藻や水生の植物は光や生き物の糞などの有機物が必要で、すべての命がつながってホタルも自生できるのだと感じています。
私たち家族が良く遊びに行く高麗川にはゲンジボタルが自生しているそうですが、川の水を土ごとコップ1杯すくいあげ良く観察すると、その中に無数の小さな生き物がいるのに驚きます。光や水や植物や生き物が創り出す生態系が、またそれぞれの命を支えているのでしょうね。
安行のホタルは、協議会の田中さんが情熱を注いで、がんばっています。わたしのホタルの先生です。今日はほんの少しですが、お手伝いが出来てよかったです。
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