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2007年1月31日 (水)

ハンノキの花

ハンノキの花が咲き出しました。ハンノキは湿地に強い植物で、かつては田んぼのあぜに植えられ、稲を干す「はざぎ」に利用されてきました。また埼玉県の蝶・ミドリシジミの食草(食樹)としても有名です。食草とは、幼虫のエサとなる植物のことです。

Img_6527 雄花序です。垂れ下がります。

Img_6544 雌花序は赤く小さい。雄花序の上に付きます。

Img_6537 雄花序は赤色から黄色へと変化します。花粉が熟したのでしょうか。

食草・食樹

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2007年1月23日 (火)

素心ロウバイ

このところ、ロウバイ(蝋梅)での検索アクセスが多くなっています。開花の季節で、良い香りが、漂っているからでしょうか。

昨年暮れの満月ロウバイに続いて、今回は素心ロウバイの写真です。

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花の心部は暗紫色がなく、黄色一色です。花びらもとがった剣弁タイプ。爽やかな黄色で、良い香りが漂ってきます。

下が実生のロウバイです。花も小さめで、暗紫色の部分が目立ちます。こちらも良い香りがします。

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植物の販売→草木のお店

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2007年1月20日 (土)

アラカシのどんぐり

アラカシのどんぐりを捜しに行きました。実生でアラカシの苗を作るためです。アラカシとシラカシの木が並んでいるところがあり、どちらがアラカシで、どちらがシラカシか分かりますか?かなり難しい・・・

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左がアラカシ、右がシラカシです。じっくり観察してください。

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2007年1月18日 (木)

キンリョウヘンの種

キンリョウヘン(金陵辺)の実がようやく割れました。キンリョウヘンは東洋ランの一種で、ニホンミツバチの捕獲に使うので、その筋では有名な植物です。昨年購入して、日本ミツバチの捕獲には失敗しましたが、種を採って実生で繁殖しようと、実の熟するのを待っていました・・・ところが、種が、、無い!

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いいえ、いいえ、この粉状のものが、種そのものでした。丸い種がコロコロと出てくると思っていました・・・

これは発芽させるには技術が要りそうですね~

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2007年1月 9日 (火)

シジミ

いよいよ冬休みが終了しましたね。最後の日は、見沼田んぼに水の生き物探しに行きました。見沼には、埼玉県の準絶滅危惧種に指定されている、ヌカエビがたくさんいます。今回はいつもの田んぼの水路で、メダカ、コウライモロコ、そしてニゴイも観察できました。

そして別の場所の流れの速い水路に行くと、シジミやタニシ、カワニナがたくさんいました。ここの水路は流れが早く、石が多いので、カゲロウの幼虫も観察できます。

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2007年1月 6日 (土)

マブナ

お正月、綾瀬川に袋網を仕掛け、引き上げに行って来ました。綾瀬川の川口市流域は潮の満ち引きの影響を受け、水位が50cmくらい上下します。ちょうど引き潮の時間を見計らって仕掛けと引き上げに行くと、作業が随分と安全で楽になります。Img_6010_1

小魚やオタマジャクシなど、10匹くらいかかりました。「ほたるの星」の上映会で展示します。

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写真は、マブナ(ギンブナかな?)、モツゴ、ヌマチチブ。初めて観察できたものでウキゴリ☆。その他、タイリクバラタナゴ、ウシガエルのオタマジャクシ。展示が終わったら、綾瀬川に放します。

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