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2007年12月31日 (月)

よいお年をお迎えください

いよいよ明日はお正月ですね。「こする」や「切る」は、元旦の日は、やらなかったと 熊本のおじいちゃんが教えてくれました。「ゴマをする」や「縁を切る」に通じるからでしょうか。マッチでこすったりしないで火を点けるように、前の晩から、火鉢に炭火をいけて(灰をすっぽりかぶせ)火種をとっておいたそうです。ノコギリやカマはもちろん、包丁で切ることもしないように、お雑煮もあっためるだけに準備していたとか。人との関係を大切にした風習は多いですね。
ところで、みなさんは、どんな一年を過ごされましたか。
我が家は、ブンは夏休み以降から、以前のように庭で友達と遊ぶことがなくなり、いろんな公園を渡り歩きながら遊ぶようになりました。家に帰ってくるのは、ご飯を食べるときと、寝るときだけになりました^^(ちょっとさみしい)。
アンは、夏休み以降から、お友達と遊びの約束がとれなかった日も外へ出かけていき、自分の足で稼いで友達を探し、これまた夕方ギリギリまで帰ってきません。アンは自分のうちの庭で遊ぶより、お友達の家や公園で遊ぶのが好きなんだそうです^^(これまたさみしい)。
べー助は、今年一年はもちろん、ここ2~3年、体の節目に来ているのか、不調続き。腰痛や耳痛、頭痛、胃腸カゼ、いろんなものに悩まされながら、小学校のPTA総務や おじいさんの病気の世話などやっていました。12月も下旬の冬至の頃から、ようやく まあまあの感じになったでしょうか。
ベー子は、あいかわらずの日々です。「佐賀のがばいばあちゃん」を読んでから、寒さしのぎに、寝る前に腕立て伏せ20回(ヒザつきです)、腹筋20回をやっています。これは驚くほどの効果、ブルブルからホカホカ眠りに変わりましたッ!
 
この前、「子どもは 親を選んで生まれてくる」(池川明著)を読みました。子供たちの誕生記憶や体内記憶、中間生や過去生などのお話しの本です。でも、一番驚いたのは、流産のお産です。お腹の胎児が亡くなると、ホルモンの分泌が減り(だったかな)、陣痛がつくそうですが、それを待って、通常のお産のように「産む」ことが出来るというのです。ブンのときもアンのときも 胎盤もヘソの緒も食した我が家であります(産後の肥立ちに良いとか・・・というより何より美味しかったなぁ)が、死産にも普通分娩と帝王切開があるとは初耳でした(通常は帝王切開手術)。陣痛がつくのに、2週間かかるか3週間かかるかは、わからないそうですが、その間にお母さんは、お腹の赤ちゃんに「さようなら」をする心の準備もできると。
自分がお産に臨んだときは、赤ちゃんの「死」は、遠く忌むべきもののように感じていましたが、この本を読んだら、ひっそりとした恐怖が、光を浴びて空へ飛んでいったような気分になりました。「死」もまた、確かな人生なんだと。
卵くらいの大きさの中にタツノオトシゴのような赤ちゃんが産まれるときもあれば、予定日寸前の赤ちゃんが亡くなって産まれるときもあるそうです。そして死産でも「がんばれ、がんばれ、」と声援を受けながら生まれた赤ちゃんは、さいご、お母さんに「よかったね」と言われて・・・。
今年一年、いたらない私達にお付き合いくださり本当に有難うございました。
来年も どうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

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2007年12月30日 (日)

お正月のお餅つき

今日は餅つきをしました。苦餅といって29日を避け、また、一夜餅といって31日につくことも避ける風習があり、餅つきは28日や30日に行う家が多いです。

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お餅のつき方は、こちら → おうち園のお餅つき

お正月飾りも、一夜飾りを避けて、30日に行います。竹と松を門に結わきつけました。簡単な門松です。門松を目印に、神様が降りてくるといわれています。

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お正月飾りは、しめ縄、門松、鏡餅を供えました。

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おまけは、餅つきの絵です。

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2007年12月29日 (土)

版画の年賀状

今年は、子どもたちが版画を彫り、年賀状を作りました。

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サンタさんのクリスマス・プレゼントの3原色の絵の具で刷りました。原版がきれいなので、飾っておきました。

板は、家づくりの端材ですが、活躍しますね。

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2007年12月26日 (水)

竹の皮のおにぎり

子どもたちは、キャンプに行く朝、竹の皮におにぎりを包んで持って行きました。

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キャンプのしおりに、「お弁当は捨てられる容器」とありました。

18年くらい前でしょうか、インドを旅行したときのことを思い出します。インドの人々は道端などにポンポンごみを捨て、いたるところゴミだらけなのですが、そのゴミは自然に帰る素材でした。紙の袋やプレスした葉っぱのお皿、ビニールゴミはほとんどありませんでしたね。チャイというお茶を、引き売りの人から買って飲むと、小さな素焼きのコップに入れてくれます。飲み終わると、インドの人達は、そのカップをパリーンと地面に叩き付けて割って捨てます。ゴミ掃除は、低い階層の人たちの大切な賃金労働ということでした・・・

日本はゴミが簡単に捨てられる国ですが、そのゴミの行方も想像しなければ・・・と感じています。

竹の皮のおむすび  

竹の皮ぞうり

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2007年12月24日 (月)

クリスマス・イブ

今日はクリスマス・イブですね。キリストの誕生前夜のお祝いの日。

おうち園でクリスマスの絵本を読んであげていたら、途中からいつものように即興でお話しを作ってしまいました。

「羊飼いの元に現れた天子が神様がお生まれになったことを知らせました。その神様は飼馬桶に寝かされている赤ちゃんです。学者さんがその赤ちゃんを探しに行き、飼馬桶にいる神様のキリストに会うことが出来ました・・・

そして、お母さんのお腹から産まれた~ちゃんも、~ちゃんも、~ちゃんも、~ちゃんも、みんな神様なのです・・・」

そのお話しを聞いた、女の子がうれしそうにニッコリ笑ったそうです。

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我が家の子どもたちは、長野のポニーキャンプに行き、今夜帰ります。飼馬桶に餌を入れたかな?

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2007年12月23日 (日)

中ぐらいの学校・15周年記念

今年の「中ぐらいの学校」のクリスマス会では、思いもよらぬお祝いをしていただきました。「中ぐらいの学校・15周年記念」です。

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きよとし校長先生からのお手紙です。

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きよとし校長先生が来るようになってから、15年になりました。その間、私たちにも2人の子供が出来て、今、みんなで遊ぶようになりました。

中ぐらいの学校は、1988年春に始まりましたから、正確には19年目になりました・・・

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2007年12月18日 (火)

読書感想文

冬休みが近くなって、子どもが学校からテストやらの持ち帰りが多くなりました。その中の1枚から・・・

「    花さき山を読んで

花さき山の題じゃけじゃ とんな話かわからない 」

俳句ではありません。読書感想文です、、、(

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2007年12月16日 (日)

ミモザのリース

もうすぐクリスマスですね。べー子とアンでリースを作りました。畑に大きなミモザの木があるので、ベースはミモザの枝を良く使っています。

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銀葉がきれいです。

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2007年12月15日 (土)

カリン蜂蜜(カリンハチミツ)

カリン蜂蜜(カリンのハチミツ漬け)を作りました。カリンの表面にねちょねちょ油上のものがでると、効果があると聞いたことがあります。今回は畑の実を収穫してからずいぶんと期間が経ってしまいましたが、その分、実の表面はねちょねちょになりました。そして今年は、子供たちと絞った、自家採取ハチミツ!

Aimg_5731ざく切り

Aimg_5738 漬け込み

Aimg_5781 1~2ヶ月で完成

のどの痛みや咳に効果があるといわれています。薬用酒は子どもには向きませんが、カリン蜂蜜はアルコールではないので、子どもも大人もOK!お湯にといて飲みます。おやつにもなりますよ~

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2007年12月11日 (火)

ゴマダラチョウの幼虫

エノキの落ち葉で、ゴマダラチョウの幼虫を見つけました。ゴマダラチョウは落ち葉の中で幼虫越冬します。

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温度変化の少ない、木の北側の陰のところの落ち葉を、一枚一枚たんねんにひっくり返して探すと、見つけることができます。落葉間もない今の時期は、根元付近にいて探しやすいです。

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2007年12月 9日 (日)

しめ縄づくり(しめ縄の作り方)

もうすぐ年の瀬ですね。しめ縄(注連縄)を家族でつくりました。我が家の作り方を紹介します。

(この14年後に
バケツ稲から作る直系15㎝のしめ飾りのつくり方
アップしました。
ひとりで作る作り方です。
こちらも ご覧ください。

 

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↑ワラを用意します。ワラに青みが残っているときれい。

 

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↑ワラの袴やくずをとり、1本1本きれいにします。30本の束を、3つ作ります。
(20本で教わりましたが、30本にすると縄が太く力強い)

 

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↑ワラに十分水を含ませ、木づちでたたき、柔らかくします。
(熊本のおじいちゃんは、作業縄に対して、しめ縄は6割ほどしか たたかないと言っていました)
(ちなみにしめ縄は作業縄とは逆ヨリ)(作業縄と同じヨリの地域もあるとか)
(もちろん水道や霧吹きなどで水に濡らしただけでもOKです)

 

 

 

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↑2つの束を元で結わき、それぞれ右回りで締めます。
(見た目は、左上がりに見えます)

 

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↑締め上げた2つの束を左回りで綯っていきます。
(見た目は 右上がりになります)

 

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↑自然ときれいに綯えます。

締め上げた先もひもで結わき、ほつれないようにします。

 

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↑2束で綯ったものに、もう1束加え、その束を右回りでよります。

 

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↑3つめの束を左回りで綯います。2目飛びで、自然とより合わさります。
(見た目は右上がりです)

 

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↑飛び出たワラ毛を切って、きれいにします。
(上から見ても下から見ても右上がりです)

 

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↑輪飾りにしました。

 

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↑お庭の木の実や葉(ユズリハ・万両・キンカン・ネズミモチ・お米)を付けて、完成!

 

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作業縄。しめ飾りは、これの逆ヨリになります。(ホームセンターでしめ縄の作り方を見ていたら、おじさんが声をかけてきて、大阪ではしめ縄が作業縄と同じヨリだと教えてくれました。ヨリ方向も地方によって違いがあるのかもしれません)

 

こちらもご覧ください。 →しめ飾り・亥年 作品例です

 

こちらもご覧ください → しめ縄・中太り型 作り方

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2007年12月 7日 (金)

七輪陶芸・その3

本焼きの2回目です。今回は子どもたちの作品を焼きました。

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なかなか味のある作品と自己満足・・・・が、すべて水もれしてしまいました(泣)

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2007年12月 6日 (木)

メジロ

畑にメジロが来ています。熟した柿の実が大好きのようです。

まずはヒヨドリが柿の実に穴を開け、移りげなヒヨドリがいなくなると、熟した中身が出たところをメジロが食べに来ます。

高音で小さなとてもかわいらしい鳴き声です。覚えました~

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2007年12月 5日 (水)

カシワのドングリ

ドングリというと、ナラの木、カシの木の実の総称で、たくさんの種類があります。

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これが、カシワのドングリです。落ちてから時間が経っていたので、やや色合いが落ちています。帽子の部分を、殻斗(かくと)といいますが、なかなか豪快ですね。

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2007年12月 3日 (月)

ヒヨドリジョウゴの赤い実

葉が枯れだして、ヒヨドリジョウゴの赤い実が目立つようになりました。2週間ほど前は、遅咲きの花と赤い実が同時に見れていました。

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今日夕方、この実のある森の大ケヤキの木に、たくさんのヒヨドリが来て鳴いていました。近くにあるイイギリの実を食べに来たようです。ヒヨドリジョウゴの実も食べられちゃったかな?

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2007年12月 2日 (日)

ヤマブドウの紅葉

紅葉のきれいな時期になりました。先日霜柱が降りたときから、色合いがきれいになったように感じます。

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ヤマブドウの紅葉です。葉が大きいので、圧巻です!

今年は紅葉がきれいです。晴れの日が多く、昼夜の温度差が大きくな年は紅葉がきれいになります。

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