よいお年をお迎えください
いよいよ明日はお正月ですね。「こする」や「切る」は、元旦の日は、やらなかったと 熊本のおじいちゃんが教えてくれました。「ゴマをする」や「縁を切る」に通じるからでしょうか。マッチでこすったりしないで火を点けるように、前の晩から、火鉢に炭火をいけて(灰をすっぽりかぶせ)火種をとっておいたそうです。ノコギリやカマはもちろん、包丁で切ることもしないように、お雑煮もあっためるだけに準備していたとか。人との関係を大切にした風習は多いですね。
ところで、みなさんは、どんな一年を過ごされましたか。
我が家は、ブンは夏休み以降から、以前のように庭で友達と遊ぶことがなくなり、いろんな公園を渡り歩きながら遊ぶようになりました。家に帰ってくるのは、ご飯を食べるときと、寝るときだけになりました^^(ちょっとさみしい)。
アンは、夏休み以降から、お友達と遊びの約束がとれなかった日も外へ出かけていき、自分の足で稼いで友達を探し、これまた夕方ギリギリまで帰ってきません。アンは自分のうちの庭で遊ぶより、お友達の家や公園で遊ぶのが好きなんだそうです^^(これまたさみしい)。
べー助は、今年一年はもちろん、ここ2~3年、体の節目に来ているのか、不調続き。腰痛や耳痛、頭痛、胃腸カゼ、いろんなものに悩まされながら、小学校のPTA総務や おじいさんの病気の世話などやっていました。12月も下旬の冬至の頃から、ようやく まあまあの感じになったでしょうか。
ベー子は、あいかわらずの日々です。「佐賀のがばいばあちゃん」を読んでから、寒さしのぎに、寝る前に腕立て伏せ20回(ヒザつきです)、腹筋20回をやっています。これは驚くほどの効果、ブルブルからホカホカ眠りに変わりましたッ!
この前、「子どもは 親を選んで生まれてくる」(池川明著)を読みました。子供たちの誕生記憶や体内記憶、中間生や過去生などのお話しの本です。でも、一番驚いたのは、流産のお産です。お腹の胎児が亡くなると、ホルモンの分泌が減り(だったかな)、陣痛がつくそうですが、それを待って、通常のお産のように「産む」ことが出来るというのです。ブンのときもアンのときも 胎盤もヘソの緒も食した我が家であります(産後の肥立ちに良いとか・・・というより何より美味しかったなぁ)が、死産にも普通分娩と帝王切開があるとは初耳でした(通常は帝王切開手術)。陣痛がつくのに、2週間かかるか3週間かかるかは、わからないそうですが、その間にお母さんは、お腹の赤ちゃんに「さようなら」をする心の準備もできると。
自分がお産に臨んだときは、赤ちゃんの「死」は、遠く忌むべきもののように感じていましたが、この本を読んだら、ひっそりとした恐怖が、光を浴びて空へ飛んでいったような気分になりました。「死」もまた、確かな人生なんだと。
卵くらいの大きさの中にタツノオトシゴのような赤ちゃんが産まれるときもあれば、予定日寸前の赤ちゃんが亡くなって産まれるときもあるそうです。そして死産でも「がんばれ、がんばれ、」と声援を受けながら生まれた赤ちゃんは、さいご、お母さんに「よかったね」と言われて・・・。
今年一年、いたらない私達にお付き合いくださり本当に有難うございました。
来年も どうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
« お正月のお餅つき | トップページ | 謹賀新年 »
コメント
あけましておめでとうございます。
うちも元日の朝から 包丁もカマもマッチも 思いっきり洗濯機まで回しましたッ。子供に「マッチでこすっていいの?」と逆に言われてしまい、「こする」って言わずに「火をおこす」って言うといいのよぉ~、とか何とか答えました^^。包丁をつかうときも「古いエネルギーをたちきる」とか唱えたりして^^。子供たちには、風習のもつ語呂合わせのユーモアを 二方向から伝えていければベストだな~と思っています(29日の餅つきも「苦もち」ではなく「福もち」といって、わざわざその日につく所もあるそうです)。
元日のブログに これを書いて話の完結とするつもりでしたが、ついつい眠気に負けてしまい、書かずじまいでした。えりこ母さんからコメントをいただいて うれしく書かせていただいた次第です^^
子供たちは、おかげさまで ほんとに開拓精神旺盛になりましたッ。実は二人とも保育園を中退して家っ子だったのが信じられません(自分は相変わらず出不精の方向音痴ですが)。例の本によると、生まれてきた子供たちはまず、家の人をたすけて役立ったあと、次に自分の人生を歩みだすとありましたが、もしかしたら、少しづつ少しづつ行きつ戻りつしながら歩み始めているのでしょうか?
言葉も歩み始めのコウダイくんに出会えたのをとてもうれしく思っています。
投稿: べー子 | 2008年1月 4日 (金) 21時59分
あけましておめでとうございます♪
元日はとてもよいお天気でしたね。
眩しく輝く太陽がありがたいという気持ちと
太陽の照り付けがより直接的に感じ
近年の地球の調子に思いを馳せました。
お正月の風習、なるほどですね!
包丁使ってしまいましたが^^;
来年からは気をつけてみようと思いました。
池川さんの絵本のような詩のような本
「あなたを選んでうまれてきました(だったかな?)」
は読んだことありましたが、
こちらの本も読んでみたいです☆
おうち園のような家に生まれたら
私ならいついてしまうんじゃないか。。
と感じていましたが、
子どもの魂ってないものねだりっていうか、
未知なる世界の冒険者、
または自由への希求人
なのかしら~と感じました。
ベー助父さん&ベー子母さんの
もとに望んでやってきた
ブンくんアンちゃんの魂は
よりたくましくしなやかな
開拓精神旺盛な持ち主んでしょうね~☆
(決してゴマをすってるわけではありません^^)
自分のブログを完了したもんだから、
人様の場所をお借りして、
いいたい放題させていただく
一年となりそうです~
健康に動ける身体に感謝したいと感じました。
ご一家のご健康とご多幸を心から応援しつつ~
新年そうそう長々失礼し、
ありがとうございます。
投稿: 庄司えりこ | 2008年1月 2日 (水) 06時25分