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2008年4月27日 (日)

ララちゃん、よろしく!

一体いつから作りはじめたのか忘れてしまいましたが、今日ようやく小2の娘にせがまれていた「ふらんすにんぎょう」が完成しました。フランス人形といっても、本当をいうとウォルドルフ人形なのですが、ターシャテューダーの絵本に、フランス人形で遊ぶ子供の姿があったのです。要は抱っこしたり着せ替えできれば良いようなので、ずっと「うん、ふらんすにんぎょうね、つくるよ、まっててね」と、いい続けていました。

まず世の中のペースについていけない私は、ひとりでコツコツ作ることを選び、表参道の「くれよんはうす」で型紙を買いました(また奇跡的にお友達にもウォルドルフ人形の本を借りることができました)。それからもったいなくて捨てきれなかったオーガニックコットンの「ピープリツリー」で買った着古しの子供用パジャマの布を薄汚れているのに使うことにし。次に布を畑のビワ葉で染めればいいものを ミモザ葉で染めピンク肌ではなく、薄ぼけた黄色にしてしまい。眠っていた羊毛を延々とカードですいて。それから髪の毛用の羊毛を糸車で紡いだら細くつむいだつもりが、極太髪の毛になってしまい・・・・・と、いつ終わるや本当に完成するかしれない作業でしたが、おそらく奇跡に近い確立で、それなりのウォルドルフいえ「ふらんすにんぎょう」が出来ました(ホッ)。  

さてさて待ちこがれていたこともあって、出来上がる前から、ずっと抱っこして、着せ替えして、完成した今日も1日中といっていいほど、遊び続けていました。「けっこんしても いっしょにつれていっていい?」「こどもも ほしがるよ、きっと」と、ずいぶん先の心配をしながら、長めにつくった髪の毛を三つ編みにしたり、おしめをつけてあげたり、お世話に余念がありません。あんまり遊ぶので、「まにあってよかった、あと1年先だったら・・」と、胸をなでおろす思いです。欲しがってから待たせに待たせて作ってあげたからでしょうか、絵に描いたように遊んでいます。名前は「ララ」になりました。

という感じで笑顔で過ごした週末でしたが、2年生になって、環境が変わり、朝になると泣いて学校へ行きたがらない日も続いていました。ムリせず休ませていますが、緊張がほどけるとワガママ度を越えてしまうタイプなので、学校を休んだ日は、きびしさと やさしさを使い分けつつ、ほどよい緊張感を保つようにして、一緒にすごしています。そうして安心すると、ふっと言うのです「あたしね、いじめられるのが にがて(エヘッ)」「でも ○○(いじめる子)って、かわいーんだよね~(フフッ)」「いまね、(そんをして とくをとれ)なんだねッ! あとからトクするんだ♪」などと、今さっきオイオイ泣いていたとは思えないような事をいって笑わせるのです。学校を安心して休める環境があるのは、ほんとうに何にも得がたいことですね。以前住んでいた長屋風住居だと、気分転換に外でお花でも摘んでいようものなら、5名以上の方に同じ質問をうけ、責められてもいないのに、責められたような気になり、いつの間にか子供に八つ当たりしてしまった、なんてことになってしまう私です。陸の孤島のような家は、友達とは気軽に遊べないけど、気兼ねなく過ごせて一長一短かな。さてさて明日は週明け、どうなることやら・・・「どうぞララちゃん、よろしく!」 

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2008年4月18日 (金)

<昆虫の会>のお知らせ

<4月19日(土)生態系保護協会の「昆虫の会」のお知らせ>

ぼくたち昆虫探偵団・春うらら編~長靴で秋ヶ瀬公園の巻~
「長靴をはいて園路を離れると、そこは知られざる生き物ワールド!
何でも見ちゃおう。子どもから大人までゆっくり散策しましょう」

集合①JR各線浦和駅西口改札8時35分
   ②秋ヶ瀬公園ピクニックの森駐車場9時半

解散 現地11時45分頃

もちもの お弁当(解散後に食べます)、水筒、長靴

お問い合わせ 昆虫の会担当 048・645・0570

雨天中止

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決明子

植物のご注文をいただいていますが、休業中の日々。父親の病院介護をしながら、ようやく自分の検査も受けたべー助です。眼自体の機能も その他の脳や肺や血液検査も受けましたが、大丈夫だったそうです。むしろ健康な方だと太鼓判を押されたそうです^^。と言われても治らなければ原因がわからないままだと かえって不安は募りますね。

そんななか・・・・ 「ひまし油がいい」と、聞きました。これは目の中にいれても良いということで、身体のいろいろな痛みに効くそうですが、早速「なんか、すごくいいような気がする」と、ひまし油をネット購入し、それが届くまでの間、油という言葉に響いたんでしょうか?、うちにある椿油を目薬に代用しているべー助です^^。今のところ、どんな目薬よりもいいそうな?!

目には、涙と油分を出すところがあるそうです。40~50代の女性に多いらしいのですが、ホルモンの関係で油分の分泌が減り、目に異常を感じる人があるとか。油分の通り道がふさがってしまうのだとか。42℃位の湯気などで目を蒸すようにしてあげると、ふさっがった通り道が通るそうで。うちの場合、目の異常の原因は、まだ不明ですが、この湯気を目にあててやる処置は、前々からしていて とてもいいようです。ステンレスのコップに決明子(エビス草の種・明(めい)を決く(ひらく)種子の意で、目に良いとされる)を煎じた茶を入れて、その上に片目づつ目をすっぽりかぶせます。最初、番茶でやっていましたが、番茶よりいいそうです。そして、その後は、飲みます、今までケツメイシをあまり飲んだことはありませんでしたが、今までになく美味しく感じるそう。不調のときに美味しく飲めるお茶があるのは うれしいですね。もう10年近く前に お知り合いの方に種をいただいて、畑に蒔いたら、自生しました。ところが、去年はとうとう芽がでてこなくて、タネが採れませんでした。今、残っているタネを つないでいきたいですね。

「中国薬草ものがたり」(東方書店)に とつぜん眼の見えなくなった父親が、自分の4人の息子に、目に効く薬草をもっている道士を探しに出かけさせる話があって、1番目の息子は、東へ。2番目の息子は南へ。3番目の息子は西へ。でも見つかりません、しかし4番目の息子はとうとう北で出会います。そのとき道士は豆のさやのようなものをむきながら、

「枝も葉も目の覚めるような青さだよ                                 山羊の角 馬のひづめのようだよ」

と歌っていました。「山羊の角のようなサヤをつけ、タネは馬のひづめのよう、目を治すのに使う薬草さ」と 息子に教えてくれました。息子は大喜びで、タネをもらって帰ったそうです。ケツメイシは、甘味と苦味をかねそなえ、性質は寒性に属し、肝を清め、目に良いとされ、生薬のひとつになったそうです。

お話しの如く、なかなか目がすっきり治ることはなくても こんな植物のもっている秘められた力の物語を読むと、なぜか不思議に力が湧いてくるような気がします。小5の子どもも 夜の素語りで、中国薬草物語を聞くのが好きです。 

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2008年4月 5日 (土)

ドライアイ・ドライハート

ドライ・アイという現象を べー助が眼の具合を悪くするまで、知りませんでした。わたしもテレビやパソコンの画面を見ると、とても疲れやすいのですが、「目が乾く」という表現がピッタリでした、ドライアイだったんですね。べー助の場合は、眼球の底が痛むなど その他いろいろな症状が重なっているようで、機能的にはっきりした原因はまだ不明です。パソコンでの販売は、ながく休んでいますが、お友達や 植物の注文をしてくださっている方も、いろんなことを教えてくださったりお気遣いくださったりして、じんわりと有難く感じています。意外にも、皆さん たくさんの病気や障がいとともに暮らしていらっしゃったんだ、ということもわかり驚いてしまいました。健康そのものに見える同世代のお友達も、不整脈で救急車で運ばれたというお話しをしてくれました。呼吸が出来なくなって「やばい」と思って電話をしたそうですが、一人暮らしでもあるし必死だったとか。 みんなの身体もどこか、老齢や働きすぎやストレスや 安易な生活習慣のなかで、乾いてしまっているのかな。生協のビデオライブラリーで「被爆者世界のおわりに~」(かな?)という放射能の静かな広がりのビデオを 以前借りて見せてもらったけれど、気づいたら原子力発電所のまわり(また 風が吹いた先の地で)の人々がほとんど どの家庭でもガンを抱えているというものだったような・・・をふと思い出す、みんなの身体の不調です。世界中の人が苦しみもだえても無関心でいられるかもしれないドライハートの私には、ドライアイとともに「涙を流す」ということは、なによりも必要なことかも・・・と 涙の重要性をせつに感じました。唾液には、ガン抑制効果や殺菌など いろんな効果があるようだけど、涙にも、もしかしたら、眼や心をうるおすだけじゃなく、いろんな秘薬効果があるのかな?  青森県六ヶ所村 核再処理施設もやはりやはり 稼動しないでほしいな。どんどんドライになっちゃうのは悲しいな。

それでといわけではないんですが、「ユンカース・カム・ヒア」というスタジオジブリ(かな)のビデオを図書館でたまたま見つけて見たら、泣きました泣きました。でも最初は「あ~、眼がかわく、眼がいたい」と思いながら見てるんですから、やっぱりどこか矛盾してます^^。それでも、それを帳消しにして覆いつくすくくらいの涙が出ました。感激屋でありながらも 地球があした爆発してもケロツとしているだろうと思われる矛盾した私も 昔、子供だったころの自分にかえれるような 正直な話しには・・・・・・こんなに涙が出るんだぁ・・・・。よかったよかった^^。

追伸・畑のシロバナアケビと三つ葉アケビに 花が咲きました。オシベとメシベは、ひとつの花ではなく別々の花です(単性で雌雄同株)。そしてメシベの先に たっぷりとした粘液があふれています。オシベの花粉が訪れても訪れなくても たっぷりと粘液をあふれさせているのです。 「いつでもいらっしゃい」という アケビちゃんのその姿を見るのがとっても好きです。時が満ち、潤ってますぅ~。 

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