人情と財布の手は、ゆるめるなッ!
初夢は見られましたか? 私は覚えていません。でも、きのう見た夢はおもしろくて、起きてからもはっきり覚えていました。
山村留学先の 体験親子キャンプで、小学5年生くらいの男の子がいて、何気な気遣いをしてくれました。思わず「いや~、やさしいね~」と言ったら、その子がパッと顔をあげて、いきおいよく言うには、「うちは、『人情と財布の手は、ゆるめるなッ』って、いつも言われてるんだッ!」とニッコリ。その子のお父さんの口癖のようすで、それを其の子は、けっこう気にいっているんだッ、という顔なのでした^^。
まるで「佐賀のがばいばあちゃん」(徳間文庫)のようなセリフです。ボケッとしていると、財布やカギをなくすぞという意味と その中身もしっかり使えよという どこかガメツイ感じ。でも、ただのケチにはなるな、という下町的なあたたかさ。 どれも自分にはないものばかりを 端的につかれたようで、まいってしまいました。
「がばいばあちゃん」は、子供たちが、小4と小1のときに、読んだ本です。とてもおもしろくて、本が終わってしまうときは、さみしくて仕方ありませんでした。
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