大地震がありました。

2011年3月１１日（金）、東北から関東にかけて大きな地震がありました。天井や壁が壊れることななかったものの、震度６は、うまれて初めて体験した揺れで　建物の崩壊や命の危険を感じるものでした。こたつの上の満杯だったコーヒーカップの水が、ほとんどこぼれて無くなってしまうほどでした。

水は振動を伝えやすいのでしょうか。海の生き物は地上の10倍以上の揺れを感じたんじゃないでしょうか？　さぞかし怖かったろうと思います。知人の水槽のカメはずっと落ち着きをなくしていたそうで、胸に抱いてヨシヨシしてあげたそうです。ケケ（犬）とニワトリは、揺れの間だけバランスをくずし慌てふためきますが、おさまると通常にもどります。ニャン（猫）は、揺れがはじまったらビックリすっとんで駆け出して、はたと止まり、揺れがなくなった後も、毛を逆立てて片足をあげていました。そのあとさらに縁の下に逃げ込んで　辺りのようすをうかがっていました。雀は、地上から解放されているのか、梅の木にとまり、花のなかでチュンチュンほとんど落ち着いてみえました。

べー助が大地震のすぐあと、植木畑のポット置き場を見に行くと、余震があり、地面が揺れる姿を見たそうです。50メートルもないような敷地ですが、奥の地面と手前の地面が、同方向に揺れるのではなく、互い違いにS字に揺れていたそうです。地球は生きているんだ～と　ビックリしました!！！　その揺れのひずみのせいか、地中に埋めてあった井戸の水道配管が壊れてしまいました。ここ川口市近辺では、欠陥住宅や公民館や小学校、病院、レストランなど大きな建物が　一部破損したことは聞きますが、一般住宅での破損は、瓦屋根の頭頂部しか被害は聞いていません。うちはトタン屋根で　もろそうなのですが、トタンは波打っており、つなぎ目も重なりあうため、地震には一番強いと　近所のなんでもできそうなナンデモおじさんが、7年前に教えてくださったそうです。おじいちゃんちの家は、地震の前から柱や床も　ゆがんでいたにもかかわらず、なんとか持ちこたえてくれました。

天災というより人災である放射能の危険も日に日に大きくなっています。子供は、自主的にマスクをして、今朝学校へ行きました。昨日、外に出ると、マスクと帽子をかぶった方々ばかりでした。

お友達が、被災地へむけて８じ、１２じ、１６じ、２２じにみんなで　どんな言葉でもいいので祈りましょうと、声をかけてくれました。ホ・オポノポノ（ゆるしてください、ごめんなさい、ありがとう、あいしています・・・の4つの言葉だったっけ）でもなんでもいいとのこと。自分らしい祈りの言葉はなんだろなと考えて、やっと「原子力発電所がなくても暮らしていけるよう　みんなで協力します」にしました。べつのお友達は、「今までわたしたちのために働いてくれた原発に感謝をささげます…」という内容のお祈りでした。それを聞いて、そっか～、原発がなくなっても、今までその恩恵を受けて自分たちが暮らしてきたことを決して忘れちゃいけないなと思いました＾＾。なんかほんとに小さい国だな～沈んじゃいそうだなという心細さでしたが、新しい世界への意識変換の先導を日本は担っているのかもというメッセージもいただき、そっか～、意識変革の可能性も　たしかに一気に増大したな～と思いました。

そう考えると、うれしいですね。被害の少ない埼玉でも　影響は大きく、不安材料は山ほどあります。普段はまったく平気な人でも　夜になると一瞬ふあんになったりして、それを知らないうちにため込むと、目覚めのわるい夢になったりしそうです。　ここで、自分の一番正直な思いを　こまめに身近な人に話しておくのは大切かもしれません。災害が呼び水になって強くはっきり感じる物質的な不安、エゴ、疲れ、無関心、アセンション（次元上昇）への期待と喜び…私の中にもいろんなものが　ごちゃまぜになっています。

古代エジプトと違い現代はナイル川沿いの神殿に行かなくてもイニシエーション（進化の儀式みたいなことかな）のできる時代だそうです。この一人一人の体が聖なる神殿で、この肉体で感じる気持ち・思いなどが　イニシエーションそのものなんだそうです。地球が肉体だとすると、その地球の心は人間の気持ちそのもののような気がします。この熱くなったり冷たくなったりする胸のあたりが、宇宙規模でおこっているという地球の進化のカギをにぎる場所？？？！　　地震とともに　たくさんの人の心が大きく揺れています。思いやりもエゴも含めて、自分の正直な気持ちをただ抱きしめてあげると地球もバランスをとれそうですね＾＾。