サクラメント原子力発電所・住民投票
2週間くらい前だったか、朝のNHKラジオで、
アメリカ・サクラメントの原子力発電所の住民投票の お話がありました。
今から22年前の 6月6日、住民は、住民投票で、原発の廃炉をきめたそうです。
限られた政治家に任せるのではなく、
自分たちで考えたんですねツ!
この住民投票は、チェルノブイリ原発事故の3年後に行われています。
まさに
「あなたは、どう思いますか?」
ですね。
その決定後、電力を補うために、市民は、いろんな取り組みをしたそうです。
省電力家電の普及(冷蔵庫・エアコン・・)
風力発電、
太陽熱温水器、
太陽光発電(ピーク時の電力消費をへらす)
緑のカーテン(街や家庭での 植樹)
ヘリコプターを飛ばして上空から 電力の漏れているところをチェック
などなどだそうです。
そうして、確か3年後だったか、町並みは、大きく変わったそうです。
福島の方が、植木を注文してくださいました。
「当地方地震で大被害を受けましたが被害は海岸地だけです
私ども海から5キロm、被害はありませんでしたが
原発から北に45㎞の地
これが心配なのですが風評被害には負けません
よろしくお願いいたします」
とのこと。
読みながら、しらずしらず鼻があつくなって涙がにじみでてきます。
(ちなみに、ここ埼玉県川口市は、200㎞くらいです)
地震のある 農業や漁業の地に、原発をつくることはもともと自殺行為だったのだな~と思います。
いままでたくさん原発の危険性を警告をしてくださっていた方がいらしたけれど、
こんなことを 本も映画も見ずに思うのは、情けないことに初めてです。
また、どなたかが、
被災地に食べられるもの売れるものが作れないとしたら、
バイオ燃料(遺伝子組み換えでない)を作ったらどうか、
と話してらっしゃいました。
ほんとに購入することで、被災地を支えていくことができたら、一番うれしいです。
たとえば多額の寄付金も
「自然エネルギー開発基金」として、限定寄付というのもユニークかしら?
今後、被災地でなくても 関係工場で多くの失業がおこるとのこと。
「震災思いやり予算」が出来るといいです。
財源は、米軍基地へ出している「思いやり予算」です(年間1900億円?)。
これも住民投票は、どうかしら。
職種も民族も宗派も党派もこえて、いろんなアイデアを聞いて、
「あなたは どう思いますか?」
復興がとなりの人レベルになるといいですね^^。
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