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2012年3月22日 (木)

大冒険5日目

ブンの自転車の旅5日目。

昨日は、かなりの強行軍。
朝寝坊しているかと、8時半頃電話をすると、
すでに、大垂水峠を超えて、下っているところだそうです。
早い!
だいだらでの早起きは、習慣になっているようです・・・

朝早く峠越えをしたので、車も少なく、
坂も大したことがない、と言っていました。
たくましくなったものです。

明日の天気が、雨模様なので、本日中に帰宅すると
心に決めているようです。

午後1時ころ、早くも、20号線とお別れし、環7に入ったと連絡がありました。
何か困ったことがないかと聞くと、
景色が単調でつまらない・・・とのこと。
排気ガスで、くすんだビルの風景が続いているようです。

この分じゃ、夕方6時ころには、帰ってきてしまうかな?と、
ブンちゃんお帰りなさいセレモニーの準備。

またまた、連絡が入り、道を間違えたとのこと。
あまりに単調なので脇道を走っていたら、
ずいぶんと違うところへ行ってしまったようです。

そして、ついに、夕方5時に、畑の入り口の紙テープを切って、
無事ゴールしました!
4泊5日、350kmの道のりでした。お疲れ様でした~

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さてさて余談ですが、今回の自転車の旅では、ベー子からブンに課題が出ていました。
それは、1日3首、句を詠むこと。
泰阜中で、開花しかけた??ブンの才能です。

いくつか披露して、「ブンちゃんの大冒険」、幕とさせていただきます。

 川の音 朝の無音に 水をさす

 上り坂 上着ひとつが ガゴの中

 春の川 自然を語れ せせらぎよ

 夜中じゅう 風と木々とで コンサート

 ただ走る それを話題に ひとりごと

 都会の木 みんなやつれて かわいそう つくり笑顔の 花壇の花よ

 
 菜の花が 都会の川で 泣いている


        おしまいまいまい。。    ベー助

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2012年3月21日 (水)

大冒険4日目

ブンの自転車の旅4日目。

山場の「笹子」抜けが、危険なトンネルになる可能性もあるので、
ブンのところに行ってきました。

朝、宿泊地の、甲府の民家園に付くと、築山の上のあずまやにテントを張り、
丸で仙人でも住んでいるかの風景。
朝ご飯は、ベー子のお弁当。ずっとコンビニ食だったので、
うまかったようです。
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笹子抜けのルートとしては、笹子トンネルには自転車道や路側帯はなく、トラックが多く危険。
そこで、ガケ崩れで通行止めの旧道笹子峠を自転車抜けに挑戦することにしました。
わずかなネット情報ですが、昨年、自転車で通過した人がいるようです。

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朝8時に甲府を出発。11時に笹子の旧道入り口につきました。
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通行止めのゲートをくぐって、ブンを送り出しました。
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携帯は圏外で不通。
私は車で先回りして、降り口のゲートで待ちました。
だだ待つのも心配なので、木の実ひろいを始めたら熱中して、
「なにやってるの」と声をかけられたら、ブンでした!
1時半頃、無事降りてきました。
途中2ヶ所で大きなガケ崩れがあったようです。
また、道路には雪がたくさん残っていて、シカにも会えたようです。
押して歩いても少しづつでも、こつこつ前に進めば、
いずれは終わるものですね。

甲府側は、南アルプスの雪山を背景に進み、
大槻側は、山地の谷間を進む風景。

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午後は、休む間もなく走り続け、本日の宿泊は、
相模湖の公民館の庭のようです。

明日は大垂水峠。ここを超えたら東京です。

ベー助


ブンが携帯で撮ってきた写真を追加します~
↓↓↓
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2012年3月20日 (火)

大冒険3日目

ブンの自転車の旅3日目。

朝は冷え込み、テントが内側から凍りついたようです。

朝、諏訪を出発、お昼には富士見町まできました。
途中、ヤドリギを見つけたと言っていました。

この先、難所の笹子峠が近づいてきました。
20号線の笹子トンネルは自転車道がなく、距離も4キロくらいあって危険。そのため、迂回して旧道の笹子峠越えを考えているようです。
本当に通れるか心配で、近くの道の駅に問い合わせたところ、昨年の豪雨で土砂崩れがあり、現在は通行止めとなっているとのことでした~ピンチ!!
ブンにそのことを伝えたところ、トンネルは通りたくないので、別ルートを考えると話したところで、携帯電話の電池切れ。実は、充電器持たせていなかったのです。。

夕方、公衆電話からの連絡があり、今夜は甲府市の公園でテントを張ったようです。

さてさて、明日はどうなるか。

ベー助

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2012年3月19日 (月)

大冒険

ブンの自転車の旅2日目。

1日目は伊那市の公園でテント泊し、夕飯は近くのファミレスでピザを食べ、順調に滑り出しまた。夜は、雨が降ったり、強風でテントが飛ばされそうだったと言いながら、よく眠れたとのことです。

が、今日2日目は、朝からパンク。渡しておいたパンク修理ボンベを忘れ、パンクした自転車を押しながら、修理してくれるお店を探しました。駅前の自転車屋さんで修理を終え、出発できたのが10時半頃でした。

夕方電話で話しましたが、ショートカットした道が峠越えで、だらだら長い上り坂がかなりきつかったようです。ことわざ好きのブンが、「急がば回れ」を体感したことでしょう~
今夜は、諏訪湖を過ぎたところの、博物館でテントを張ったようです。

ブンが小さなころ、布団の中でする話は、「ぶんちゃんの大冒険」。
私が本を読むのが大変だったので、布団の中で創作していました。
寝るどころか、興奮していたのが、懐かしいです。 

自転車での道のりは、これからもきつい峠越えがあります。
まさに大冒険。自分が主人公です。

ベー助

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2012年3月18日 (日)

旅立ち

ブンは、1年間の山村留学・だいだらぼっちの生活を、自分の意志で、最終日を待たずに終わりにしました。
本人も周りの人も苦しい決断でしたが、子供たちスタッフの皆さんであたたかい終わりの会を開いていただき、こころの曇りがすっと晴れたようなお別れでした。
本当に1年間ありがとうございました。
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そして、今朝、長野県泰阜村の唐笠駅をスタート地点に、埼玉の自宅へ向け自転車にて出発しました。朝霧の中の旅立ちです。
テント泊で、峠越えの多い350キロの道のりになります。ペダルをこいでいるブンの姿は、新たな出発で生き生きと見えました。

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ベー助


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2012年3月 8日 (木)

卒園式

昨日は、おうち園の第9回目の卒園式でした。
6人の元気で個性的な子供たちが巣立っていきました。

おうち園では、物語の世界に入ったような、そんなひとときを大切にしています。

畑の入り口を入り、お庭に来ると、いつの間にか物語が始まります・・・
小さな虫や、葉っぱ1枚でも、大冒険が始まります。きれいなドレスを着たお姫様は毒りんごを食べて倒れ、救急車?で病院に運ばれ、魔法の薬を飲んで元気になります。お砂場レストランでは、季節のお花を使ったお料理が作られ、誕生会やらパーティーが始まります。秘密の地図はプレゼントのありかを知らせてくれ、イスの下やら、木の上まで、探し回ります。
こどもたち、ひとりひとりが、物語の主人公です。

卒園生のみなさん、これからも、じぶんの人生の主人公として、心豊かに生きてくださいね。
みなさんは、どんなちっちゃなことからも、大冒険をはじめられる天才でした。
楽しいひとときを、ありがとう。 ベー助

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2012年3月 6日 (火)

今春はじめて

きょう今春はじめて、お庭に舞い降りて何かをついばんでいる
至近距離のキジバトさんを見ました。

3日前は、ヒヨドリが
ガラス越しですが、
2メートルの至近距離で
木にぶらさげていたカラスウリを
ついばんでいるのを発見!
10回以上くちばしでノックして、
ようやく割れた中身を ゴックンと飲み込んでいました。
「あれじゃ、ムリでしょ」「いや、割れたよ」「やったー、食べた!」
などと家族で応援です^^。

トイレの前には、夕方6時ころ 網をかけ始めようとしていたオニグモさんも見ました。
夜11時には、網をかけ終わり、ゆうゆうと巣の真ん中に座っていました^^。

そうして夕飯には、つぼみは開いてしまいましたが、
ふきのとうを摘んで
お味噌汁の中に刻んで入れていただきました。
まさに
『春にがみ 夏は酢の物 秋からみ 冬はあぶらを心して喰え』
ふきのとうの苦みが、
えもいわれず美味でした。
内臓にしみわたるようでした^^。

春の野草をいただくと、
ほんとに身体のなかまで
春になりますね。
鳥や虫たちも
庭にでてきて 
ついばんで
お腹の中まで春になっていくんでしょうね、きっと^^。

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2012年3月 5日 (月)

ニホンアカガエル産卵~聞こえてくるもの

2/14、我が家に自生しているニホンアカガエルの初鳴きを聞きました。
2/17、今年 はじめての卵を産みました。
2/23、更に5個の卵を産んでくれました。
3/3、全部で10個目の卵をうみました。

毎年、アカガエルの初鳴きが聞こえてくると、
「あ~、いよいよ春だなぁ~」
と思います。
アカガエルは、梅の咲きだす頃に、卵を産みます。

梅が咲きだす頃といっても
ここ埼玉県川口市の2月あたりは、
とつぜん大雪がふったり、気温が低かったりと、
まだまだ冬が何度も舞い戻ってくるのですが、
それでもある日、
暖かい雨が降った日の夜、
午後9じころお風呂にはいっていると、
アカガエルの初鳴きが聞こえてくるのです。

池の中から
「ㇰワッ、ㇰワッ、ㇰワッ、ㇰワッ、ㇰワッ」
と、待ちに待ったオスの泣き声が聞こえてきます。
毎年春の到来は、聴くというより
ふいに聞こえてきます^^。
たとえ頭が ぐしゃぐしゃと考え事でいっぱいになっていても!

この春の到来の時だけじゃなく、
いちねんじゅう自然の息吹が
聞こえてくる耳  聞こえてくる環境であってほしいな~と思います。
今年の目標にしようかな^^。


一匹のメスは、一個の卵塊を産むのだとか。
だとすれば、
10匹のお母さんが居たことになりますね。
一仕事終えたお母さんたちは、また葉っぱの下にもぐって仮眠するのでしょうか?
それとも、池の中にもぐって待っていて、みんなで一斉にそれぞれの居場所へと帰っていくのでしょうか?

そうして我が家の卵たちは、桜の花の散る頃、おたまじゃくしになります。


今日、3月5日は、啓蟄(けいちつ)です。
二十四節気のひとつで、
地中で冬眠していた虫類が、地上に這い出すといわれる日。
これからどんどん生き物たちが活発に動き出しますね。
今日ヒヨドリが雨のなか、かっ飛んでいきました。


春になると、この歌をうたいます。
ずーっと前に作った歌です。

「雨はちかづいたの?
明日は、ここへ来るの?
鳥なら わかる?
春を呼ぶ
空の息吹

風は雨を呼ぶの?
雲は雨を描くの?
今なら わかる!
春をよぶ
静寂の激しさ」

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