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2012年5月30日 (水)

ビオトープの森

021


今日のおうち園は、子供たちと「田植え」をしました。
畳一じょう程の水槽に、手植えをするのですが、
その前に、水の中をながめて、アミですくってみたところ、
トンボのヤゴがいるわ、いるわ、少なくとも20いや30匹はいました!!!

見た目には、草も何も生えておらず、
生き物は、ぼうふら(蚊の幼虫)しか見えない、
昨年作ったばかりの水槽でしたが、
こんなに、トンボが、 卵を産んでくれていたなんて、驚きです。

昨日は、別の丸い直径50㎝ほどの水瓶に、
突然、小さな5㎜ほどのメダカの赤ちゃんも10匹ほど発見しました。
(この水瓶には、水草(ウキクサ等)はありますが、親はおらず、エサも入れたことがありません)
ボウフラを食べてもらうために メダカを探していましたが、
緑豊富な見沼田んぼの水路でも なかなか見つけられなかったので、
とても驚き、喜んだばかりでした!!!

ここ埼玉県川口市安行近辺は、
日々、道路拡張で緑が少なくなりました。
気管支が丈夫でないため、
交通量の増加とともに、咳の絶えなくなってしまった日々ですが、
ちいさな命の芽生えに、生きる希望がふつふつと湧いてくる思いです。

トンボやメダカの生息空間・移動空間を
一畳ほどの水槽や水瓶が かなえてくれるというのは、
本当に驚きです!!!

べー助が、戸塚南小学校の3年生の子供たちの
自然探険隊長になって、
畳8畳くらいのビオトープと斜面林で、
「ふしぎ発見」して、それを「人につたえる」という
1年間の取り組みの授業のお手伝いをさせてもらっていますが、
そんな取り組みをする小学校が、川口市にあるなんて、
本当にスゴイことです。

お庭やベランダビオトープ、それからビオトープ公園・ビオトープ小学校、
ビオトープの森を少しづつ増やしていきたいですね。

多様な生きものが暮らせるように みんなが心を寄せ合える町は、
きっと7代先の子供たちも 健康に暮らせる町だと思います^^。

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