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2012年7月25日 (水)

「ちらかしベーダー」

お友達の のとゆきこさん作のおはなしです。
ちょうど、
自分の子供と重なる出来事があったすぐ後に、
いただいたお話でした!

このお話を読んでから、
ガラクタが宝物に見えてしまうようになりました^^。
ご紹介させていただきますね。

    『ちらかしベーダー』  
                作・山野みの虫

 ある日、お母さんが、たまりかねて、おこりました。
「もう、いいかげん、かたづけなさい!
つくえの上もかばんの中もゴチャゴチャで。」
お母さんが、こんなにおこっているのに、ゆきみときたら、ぼおっとしてます。
「だって、かたづけようとすればするほど、ちらかっちゃうんだもん。」
「いらないものが多すぎるのよ。おもいきって、すてるのよ。」
お母さんは、また、どなります。
ゆきみは、あわてて、言います。
「みんな大切なものなの。すてちゃダメ。」
「まったくもう。あなたのおけげで、家中ゴミだらけよ。
この、ちらかしベーダー!」
お母さんは、あきれて言いました。
「ちらかしベーダーって、なあに?」
ゆきみは、ぼおっと聞き返しました。
「え?あら、そんなこと言ったかしら。
つい口から出ちゃったんだけど、そうねぇ、ちらかし星に住む宇宙人かな。
ひょっとして、ゆきみの心の中にすんでいるんじゃない?」
お母さんは、ふざけて、そう答えると、あきれて行ってしまいました。

 お母さんに、こう注意されて、
ゆきみは、あらためて自分の部屋をながめました。
(うーん、やっぱり整理しなくちゃな。)
そして、ゆっくり、かたづけはじめました。
(これは去年の夏休みの思い出の石。
これはみどりちゃんからのプレゼントのカード。
これは私の発明したおもちゃ。
これはいま考え中の発明品。
これはあれに使えそうだし・・)
かたづけているはずなのに、ゆきみの机のまわりは、
ますますちらかっているようです。
(ふう、なんだか、ねむくなっちゃった。)
ゆきみは、ちょっとつかれて、そのまま、ねむりこんでしまいました。

 ゆきみは、夢をみました。
 うすぐらいトンネルを歩いています。
まわりのカベは、なんだかわけのわからないガラクタの山でした。
(ここは、どこだろう。)
ゆきみは、キョロキョロしました。
どうやら、道に迷ってしまったようです。
そのとき、何か光るものが、目の前にとびこんできました。
「こんにちは」
その光るものから、声がしました。
よく見ると、それは、頭に2コの光る玉をつけた、ふしぎな生き物でした。
「こんにちは。あなたは、だれ?」
ゆきみは、ふしぎな生き物を見て言いました。

「ボクは、ちらかしベーダー。キミの心にすむ宇宙人さ。
ここは、キミの心の中だよ。いま、ボク、とってもすてきなものを
育てているんだよ。それをキミに見せたくて、キミをよんだんだ。
ねえ、ボクについておいでよ。」
ゆきみは、ちらかしベーダーのあとについて、うすぐらいガラクタ山のトンネルの中を歩いていきました。
 ずいぶん奥まできたようです。ゆきみは、ちょっと歩きつかれてきました。
「もうすぐだよ。」
ちらかしベーダーは、いいました。そのとき、遠くの方に、赤く光るものが見えました。
「ほら、あそこだよ。」
ちらかしベーダーは、ゆびさしました。赤い光は、とても小さなものでしたが、近づくにつれ、ますますキラキラと、あざやかにかがやきました。

「ほら、これだよ」
ゆきみの足もとに、キラキラ光る、小さな花がありました。それは、へんなかたちをした、でこぼこの宝石の花でした。
ゆきみは、みとれていました。(きれい・・・)
ちらかしベーダーは、とくいそうに言いました。
「キミの心の中のガラクタ山から、宝石を集めてきて、ボクが育てているんだ。まだ、こんなに小さくて、デコボコの花だけど、いつか、とてもきれいな、美しい花に育ててみせるよ。だって、キミの心の中には、キラキラ光る宝石がいっぱいあるんだもの。キミの集めたガラクタ山から、宝石をほりだすとき、ちょっとちらかしちゃうんだけれど・・。
でも、キミに、この花を見せたくてね。キミの心の奥にある、この宝石の花のこと、大人になっても、わすれないでね。きっと、きれいな花になるよ。それまで、ちょっとぐらい、ちらかしても、ゆるしてね。」
そう言って、ちらかしベーダーは、へへっと、笑いました。

 ゆきみは、目をさましました。
あいかわらず、部屋は、きたなくちらかった、がらくたの山です。
(あーあ、しょうがないなぁ。)
ゆきみは、自分がだらしないってこと、十分わかっているのです。
ゆきみは、ゆっくりゆっくり、また、かたづけをはじめました。
(またすぐ、ちらかしちゃうと思うけど、ちらかしベーダーさんが、少しは宝石をほりだしやすいようにしてあげなきゃね。)
ゆきみは、夢のなかでみた、花のことを考えていました。
(私の心の中に、あんなにきれいな宝石の花が咲いているなんて・・)
そう考えると、ゆきみは、ちょっぴりうれしくなるのでした。』

さて、ウチの子供たちの「宝石」はなんだったかというと、
道端でひろってきたコンクリの塊みたいな石。
それから、どっかの錠前にとりつけてあったような古風なカギ。
とか。
なるほど中3や小6になっても ポケットに意味不なものが入っているんだと、
「ほら」と大切そうに拾ってくるんだと、
かろうじてうれしさと悲しさと ほとんど驚きあきれましたが^^、
みの虫さんの お話を読んで以後は、、、
それらが どの角度からみても宝石に見えてしかたありません!!!

のとさんは、そろばん塾の先生なんですが、
他にも素敵なお話をつくられてるんですよ♪
例えば、不要紙を再利用した
部数限定のおはなし「たからばこ」とか。。。❤ 

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2012年7月23日 (月)

いのちをいただきました・・・

今日は、あんの誕生日。高麗川に行きたいというので、
遊びに行ってきました。

夕飯は、いつものように、川で獲った魚の天ぷらと、地元の地粉うどん。

投網やワナを忘れてしまったのですが、ブンが素手でアブラハヤを捕まえました。
岩の下に逃げ込んだ魚を、両端に手を差し込んで、挟み撃ちにしてつかみます。小学校2年生の時に教わった川遊びの技です。


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いのちをいただきました・・・

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2012年7月21日 (土)

あしぶね

見沼田んぼで行っている、川口市の親と子の環境調査で、植物班を担当しています。

今日は草花遊びで、葦の葉を使って、笹船ならぬ葦船をつくって遊びました。

帆かけ2段船です♪

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アシは、ヨシズに使うヨシと同じ植物。

「悪し」を「良し」と呼び換えたものです。


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2012年7月15日 (日)

夜のチョウはどこに・・・

夜の畑をそっと覗いてみました。

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モッコウバラにぶら下がるジャコウアゲハ。今年から畑に自生するようになりました。

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ヤナギの枝にのったヒメアカタテハ。


おやすみなさい・・・


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2012年7月 4日 (水)

ジャコウアゲハ

ビニールハウスの中のウマノスズクサにジャコウアゲハが飛んで来ていました。

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うちの庭では、初記録です!

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2012年7月 2日 (月)

アキアカネの羽化

お風呂サイズの小さなオケで作った田んぼで、アキアカネが羽化していました。

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よく見ると、あちこちにヤゴの抜け殻がついていました。

その数、18個。

夜は、小さな田んぼの上で、アマガエルが鳴いています・・・

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2012年7月 1日 (日)

エビガライチゴのケーキ

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ベー助父さんの誕生会。

エビガライチゴは日本在来種のキイチゴ。お庭で元気よく育っています。

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