今年は、くぬぎのどんぐりを
ベー助がたくさん拾ってきてくれたので、
どんぐり三昧でした。
おもちゃを作ったり、
クッキーにして食べたり。
くぬぎどんぐりからは、
よくコナラシギゾウムシの幼虫が出てくるので、
虫よけとして、
冷凍庫に 1週間凍らせる方法をとりました。
4~5分位ゆでる方法もありますが、
今年は、冷凍に初挑戦。
解凍しましたが、虫は、確かに出てきません。
コナラシギゾウムシの幼虫は、
どんぐりが、まだ木についているときに、
成虫が産み付けるそうです。
どんぐりが落ちると、
幼虫は外にでてきて
土の中で 蛹になるそうです。
翌春になったら、羽化して親になり、
夏ころ、まだ青いどんぐりに卵を産むんでしょうね。
産卵したときに出来る穴は、
どんぐりが まだ青いので、
ふさがるのだそうです。
なんと自分自身で、傷口を修復してしまう
生きている家なんですね!!!
だから、傷ひとつない美しいどんぐりを選んで拾ってきたはずなのに、
あら不思議、
白くてムニムニの幼虫が、
出てきます^^。
写真は、金木犀(きんもくせい)の葉っぱ(左)と
ねずみもち の葉っぱ(右)で、作った
くぬぎどんぐりの風車です。
この風車は、
どんぐりおもちゃの中でも特にお気に入りで、
毎年必ず作るものです。
風車と初めて出会った時、
「吹くと回る」という
自分との深くて、けれども目にはっきりは見えない距離が、
すごく つかみどころがなくて 夢中になりました。
羽に 子供の細くて弱い息を 命中させるのは、
とてもムヅカシイのですが、
それが
上手く当たった時、
自分の体の中から 風を起こせるという感動が
くるくると目の前で踊りました^^。
そうして、
何度か 息をはずさずに回せるようになってくると、
静かで深い自信みたいなものが、
自分の身体の中から風になって
湧き起ってくるようでした^^。
その風車が、
草木のもつ自然の流線型や直線からも
生み出されるというのは、
言葉に出来ない驚きと喜びです。
草花遊びの本に、
長い葉(線形)で 作ってありましたが、
上手くできなかったので、
試しに、丸葉(楕円形)で作ってみたところ、
よく回りました。
更に、
その葉をどんぐりで押さえることで、
安定します。
指の長さ位の竹串に
葉をさして、
どんぐりで、上下をはさみ、
それを
葦(あし・よし)の 空洞になった茎に
刺して、完成です^^。
※一番上の写真は、
年少さんの前の女の子がひとりで作ったかざぐるまです!
ザクザクザクと葉っぱを
大胆に刺してしまったのですが、
なんと、なんと、
その子が「ふーーーっ」と吹くと
ちゃんと回ったのでした!!!
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