鳴く虫の おわりは いつ?
いったい、秋の鳴く虫たちは、いつまで鳴いているのか?
このささやかなナゾを解き明かしたくて、
毎年、いつのまにか聞こえなくなってしまうエンマコオロギの声を
今年は、「あ、今日もきこえた」「今日も鳴いてた、一匹」
と聞いています。
今日の夜のお散歩でも、
「コロコロコロコロ リー」
とエンマコオロギが一匹、鳴いていました。
もう本当に
鳴く虫の最後ですね。
このところ
毎晩、鳴く虫の声は、1~2匹だけとなりました。
今年8月4日にエンマコオロギの初鳴きをきき、
およそ3か月間、
その声を毎晩子守唄にして
楽しませてくれました。
その他のカンタンや ツヅレサセコオロギなど、
主な鳴く虫たちも 大体同じ頃に鳴き始め、
同じ頃に鳴き終わりました。
ちなみに、
8月9日ころは、立秋。
11月7日ころは 立冬です。
「ちゃあんと、立秋に鳴き始めたよ」と思って、
ベー助くん感心したそうです^^。
さらに今夜はとても風が冷たくて、
もうすぐ木枯らしも吹きそうです。
木枯らしは、
晩秋から初冬にかけて吹く
木の葉を舞い散らす北風とか。
さすがに木枯らしが吹くようになったら、
鳴く虫もまったく聞こえなくなるでしょうか?
例年はどうかわかりませんが、
今年は、大体11月1日頃から、
秋の鳴く虫の声がめっきり聞こえなくなってきて、
それと入れ替わるように、
お庭に
冬鳥(ジョウビタキ)の声が
響き渡るようになりました。
ウチに毎朝来るジョウビタキの雌は、
アンテナの上とか一番高い所にとまり、
「ヒッヒッヒッヒッカタカタカタカタカタ」
と澄み渡る声で鳴いています。
食性は、
ピラカンサなどの木の実、昆虫類、クモ類と書いてあります。
確かに、
このジョウビタキ、ピラカンサの実を食べます。
私がつくったクリスマスリースにつけた赤いピラカンサの実を
周りの木の実がなくなってくる1月終りころ、
食べていると、
ベー助が言っていました。
リースにうまく止まれないので、
飛びながら羽ばたきながら
食べるんだそうです^^。
今年は、私も
その懸命な姿を見たいものです。
そうして、
今、冬にむかって少なくなっていく虫たちは、
命を終える前に、
こうした鳥たちに
食べられているのでしょうね。
それもいつか見たいなぁ。
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コメント
東京では、昨年は12月1日がコオロギでラストでした。
昨日11月28日、まだカンタン鳴いてました。
冬鳥は大騒ぎです。
投稿: くまくま | 2020年11月29日 (日) 13時29分