「ソーラーパネルでラジオを聞く」キットと作り方
5Wソーラーパネルで、ラジオを聞きました。
春休みに 「小さなソーラーパネルを使ってラジオを聞く」
という夢をかなえるべく、
四苦八苦してしていたのですが、
とうとうそれが今日、叶いました。
電気関係は、
ことごとく苦手なので、
とてもうれしい(涙)
感謝感激あめあられ、
感動の嵐が吹き荒れましたッ!
題して、
一目瞭然、一目で つながりが見える
「子供にもわかるソーラーパネルキット」
です♪
まず、
「1万円でお釣りがくる……独立型太陽光発電システムの作り方」のサイトで勉強して、
「秋月電子通商」というところで、以下の部品をネット注文。
①5W太陽電池ソーラーパネル 1550円
②DC/ACインバーター 150W 1700円
③中型充電クリップ 黒と赤 各40円
④整流用ショットキーダイオード 30円
⑤バッテリー(今回は家にあるものを使用)
(購入するなら、車のバッテリーの大きさと同じものを買えばいいのでしょうか? )
⑥送料 500円
すべて合計しても、3820円です。
バッテリー代は含みませんが、確かに1万円から お釣りがきました。
ところが、品物が届いても説明書は
すべて英語で書いてあって
なんのことやら さっぱりわかりません。
そこで、ベー助くんに教えてもらいながら、
配線をつなげていきました。
全部で3工程です。
<第1工程~ソーラーパネルとバッテリーをつなぐ>
まず、バッテリー(電気をたくわえるもの)にダイオード(電気の逆流をふせぐ働き)をとりつけます。
もっと良い取り付け方があるのかもしれませんが、
とりあえずは、このまま。
そこへ、ソーラーパネルの 赤と黒のケーブルを とりつけました。
こうして、ソーラーパネルの後ろ側から、バッテリーへと電気が流れて充電されていきます。
ベー助曰く「植物が光合成をしているのに近いよね」
ということは、ソーラーパネルの代わりに
植物のように微生物から助けてもらいエネルギーを得られるようになれば、
エネルギー革命が起きますね^^。
さて、このバッテリーから、電気を使用できるようにするには、、、、
バッテリーに 電気器具(交流でうけとり直流で動く)のコンセントの差込口をつけなければなりません。
そこで、差込口のついているインバーター(直流を交流に変換する働き)を バッテリー(直流)につなぎます。
つなげるためには、
インバーターのコードを ふたつ(プラスとマイナス)に分けなければなりません。
かんたんな配線工事ですが、、、小学校の理科の授業でやったっきりです。
完全にわすれたので、教えてもらいました。
<第2工程~インバーターの配線工事>
どうにか外側のビニールを とりました。
(中の銅線を切りすぎてしまい、一度失敗しています^^)
クリップを用意します。
クリップを コードにかぶせてから、
クリップの中身と コードの銅線をつなげます。
(かぶせないで、銅線をつなげてしまい、何回もやり直しました^^)
赤いキャップは、コードに文字が書いてある方(プラス)に とりつけました。
どうやって、とりつけるかというと、、、黒い方でやっていきます。
クリップのねじを ドライバーでゆるめて、
そこへ銅線を ひっかけます。
でも、このインバーターと ソーラーパネル&バッテリー装置を
どうやって つなぐのかで また立ち止まってしまいました。
そこへ、ベー助くんと アンちゃんが お出かけから帰ってきたので
助けてもらいました。
なんと ただクリップで挟むだけとのこと^^。
<第3工程~ソーラーパネルバッテリーと インバーターをつなぐ>
そうして、ラジオのコンセントを インバーターの差込口へ入れ、
それから、インバーターのスイッチを入れると、
おおおお~~♪流れました。
ラジオの声がきこえてきます(うるうる)。
(追加の説明)
・ダイオード(逆流防止)を取り付けたのは、
ソーラーパネルは、発電をしていない夜間等は、
逆に電気を消費してしまうようで、それを防止するため。
電気の流れを、ソーラーパネル → バッテリー の一方方向にしました。
・インバータのコードを加工して、ワニクリップを取り付けたのは、
購入したインバーターが自動車用のシーガーライター接続だからです。
はじめから、バッテリー用ならば、加工の必要はありません。
・太陽光発電では、バッテリーの過充電を防止するために、
コントローラという装置をつけますが、
このシステムの利点は、発電量の少ない5Wのソーラーパネルを使い、
微充電で過充電を防止して、コントローラをなくしたこと。
微充電を続けることを、トリクル充電と言い、
バッテリーの寿命を長くするようです。
<2週間後 経過報告>
音は、やや低音とてもまろやか。
毎朝、ラジオのコンセントを入れるのが楽しみになる。
ある朝、バッテリーは、空の状態になり、警戒音が鳴って聞けない。
曇りの日なら、いざしらず、快晴であるため、
以下の作業をおこない、どのくらい充電すれば、聞けるようになるかを 時間で計ってみました^^!
4月22日快晴 縁側の陽当たりに ソーラーキットを置く。
AM6時半~7時 バッテリーは、空の状態で、ラジオを差し込むと ピーツと警戒音が鳴る。そこで30秒充電してから、コンセントを差し込むと30秒間、聞くことができる。1分充電してみると、その後40秒間聞くことができる。
ということは、1時間充電したら、どのくらい聞くことができるのか?
AM7時~8時 1時間充電する。40分も聞けないかもしれないと思いきや、
AM8時~PM2時半 なんのなんの延々と稼働。6時間半 聞くことができました。その後、警戒音が鳴ったため、15分充電のみにして、またラジオを聞いてみると、、、、現在1時間経過してもまだまだ稼働中。太陽が建物の陰に隠れるまで聞くことができました^^。
4月時点ですが、朝6~7時頃の陽ざしと、8時以降の陽ざしは、強さが全く違うのだと実感!
真夏であれば、その時間は変化しそうですね。
自分ちの縁側にふりそそぐ太陽の光を まさに、今その場で音に変換。
自家発電の醍醐味のような実験でした^^。
ただ本来は、朝、まだ陽が差さないうちに、ラジオを聞きたいので、
前日に充電をして、翌朝、どれくらい聞けるか、また時間を計ってみました。
前日快晴だったので、一日10時間縁側充電をする。
翌4月26日 AM6時20分~8時20分 すると、およそ2時間 日陰でも聞くことができました♪
そのあと、ピーっと警戒音がなったので、陽当たりに移動。これが翌朝分の充電となります^^。
もし、お出かけのときは、自分のうちで、一番長く日の当たる場所を見つけてそこへ置くといいですね、
できれば、突然の雨にも耐えられる場所がベストでしょう!
<11年後>
ソーラーパネルでスマホ充電&ご飯を炊く
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