ヒキガエルが陸にあがりました!
約2か月をまるまるかけて、ヒキガエルが卵から おたまじゃくし、
そして、ついに、チビガエルになりました。
ここ4~5日で 3匹のチビガエルが誕生しました!
おたまじゃくしに 後ろ足・前足がはえそろうと、
突然、しっぽが、日に日に2分の1のスピードで短くなり、
ついには、しっぽが、体(頭からお尻まで)の長さより同等か短くなったころ、
今まで水の中でのみ生活していたオタマガエルが
ジャンプしたのです!
いきなり^^
そのジャンプ力は、尋常でなく、
第一日目から
体長1㎝のカエルが その10倍は、跳躍していました。
もっともその場所に満足していれば、
それほど飛ぶ必要はないかもしれませんが、
10~15cmは離れていた 隣のアカガエルのおたまじゃくしの容器の中に、
居るはずのないヒキガエルのチビガエルが居たときには、
心底ビックリしました。
もし、10cmでもずれて跳んでいたなら、
猫かニワトリにつつかれるか、
いづこへかと行方不明のはずでした。
そうして、
一夜を境に、
めでたくオタマガエルがチビガエルになり、
陸生活となりました。
そこで、
チビガエルのおうちを作りました。
中央に池を配置し、まわりにはミツバやユキノシタを植えて、
落ち葉や腐葉土、それにアブラムシのついた葉っぱ等を
しつらえた箱庭です。
自分が巨人になったよう^^。
となりには、
まだ後ろ足しか生えていないアカガエルのお皿ハウスもあります。
ヒキガエル3匹全員カエルになってしまったので、
もうお庭に放してもいいのですが、
かわいすぎて、
もうちょっと、このまま一緒に暮らさせてもらいたいと、
屋根ネットをかぶせています。
これをはずして、
のぞくのが なんともいえず、
今まで、こんな感情を味わったことのない気持ちで、
1㎝のカエルの 後ろ足をだらーーっと伸ばしたときの
ヒザとか、カカトとかを見ては、
「おーーー、完全に擬人化できる体型だったんですね!」
と、
『ふたりはいつも』アーノルド・ローベル(文化出版局)や
『たのしい川辺』ケレス・グレーアム(岩波書店)
などの挿絵を
連想するのでした!
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