新郷多目的遊水地
今日は、新郷東小学校4年生の授業で、
新郷多目的遊水地にて、生き物観察を行いました。
新郷東小学校の周りは、遊水地機能を持つ公園として整備されています。
その広さは10haと広大です!
多目的とは、
1.洪水対策の遊水地
2.レクレーション機能を持つ公園
3.自然との調和
1.2は、達成されていますが、
3番はどうでしょうか?
今回の生き物観察は、それを確かめに行きましょう・・・と、
子供たちにお話ししました。
池で捕まえた魚は、外来種のカダヤシでした。
新郷多目的遊水地が整備された時代は、「多自然型川づくり」といって、
石積みの護岸や、水辺の遊歩道が良く作られました。
かつてのコンクリートや鉄板打ち込みの川づくりから比べれば、
かなり自然を意識したものとなりましたが、
工事の手法が、石積みの護岸・水辺の遊歩道で、画一的という問題がまた産まれました。
近年は、「多自然型川づくり」から、「多自然川づくり」へと言葉を変えて、
整備内容も、地域の自然や本来あった川の姿や生物を意識した川づくりへと変化しようとしています。
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