屋根裏
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はじめて夏の終わりを感じる涼しい午前中でしたが、
今日も
ふりしきるセミの歌が聞こえました(嬉)。
10年くらい前、近くの公園から連れてきた
たった1匹のセミの羽化からはじまり、
今では、
セミの王国となった庭です。
幾重にも幾重にも重なって
波打つセミの歌が
毎夏、
どんな森の中よりも
強く強くひびきます。
なかでも
アブラゼミの響きは、
至福のひとときです。
空から頭から全身をつつみこみ、
空間全体を振動させるので、
その振動が体の内奥部にまで響いてきます。
そうして、
しばらく息がとまってしまうほど
全ての細胞を震わせるのです。
さらに、
アブラゼミは、
この後、ザザザーーーッと押しよせた波が
さーっと引くように、
静かな かすかな振動に変わります。
この、
寄せては引く波のような強弱のある振動を
何十匹ものアブラゼミたちが、
呼吸をあわせて、
幾度も幾度も繰り返すのです。
思考回路をすべて閉じてしまう大音量で、
この強弱のある微振動リズムを
無数のセミが
頭上を半円球に取り囲んで
一斉に繰り返すので、
まるで、
瞑想中に悦なる状態に至ったかのようになってしまいます^^。
空間全体を
振動で満たし、
人間の体細胞を芯部までふるわし、
意識にまで変容をもたらすアブラゼミ・・・
ただものではありません^^。
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本日は、綾瀬の森にて、川口市との共催の中高生ボランティアスクールを開催しました。
参加者は、中学生13名、高校生3名、大学生3名、コロボックルくらぶから子供5名が参加し、
綾瀬の森の管理活動、水生生物調査を体験しました。
水生生物調査です。
アマゾンの熱帯魚、レッドテールキャットフィッシュです。体長約50cm。
キャットフィッシュとは、ナマズのこと。飼いきれずのペットの投棄と思われます。
こちらは特定外来生物に指定されているチャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)
綾瀬川では、かなり増えてしまいました。
その他の魚です。
日本の川は、高度経済成長期、汚れに汚れました。
綾瀬川の名を全国に知らしめた、15年連続水質ワースト1もそのころです。
日本の生活水準が安定し、ようやく環境に目が向けられるようになって、
川の水質も徐々に改善されてきました。
川がきれいになるともに、川の生物も多くなってきましたが、
次なる問題が、発生しました。
今回の調査結果にもあるように、外来生物が急激な勢いで増え、
在来の生物の生育を脅かしています。
その原因の一つに、生き物の投棄があります。
終わりに、みんなで、スイカを食べ、記念撮影。
お疲れさまでした。
さてさて、レッドテールキャットフィッシュ、川に戻すわけにはいかず、
どうするか、最後まで残ってくれた人で悩んでしまいました。
食べる、お風呂で飼う、水族館にもらってもらう・・・・どれも実際は難しそう。
そこで、戸塚南小の先生に相談したところ、学校の水槽で飼ってくれることになりました。。
ありがとうございます。
本日、埼玉新聞の取材があり、
記者さんが埼玉水族館に問い合わせたところ、
レッドテールキャットフィッシュの野生での捕獲は、県内で初めてのようです・・・
うれしいような、うれしくないような・・・
新聞記事 ↓
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お友達に、
ミニバスケットをいただきました。
あんまりかわいくてかわいくて、
作り方レシピをいただきました。
ほらね♡
ヒモの素材は、農作業では、おなじみの麻ひもです。
あの泥まみれ雨まみれの作業ヒモで、
こおんな かわいいミニミニバスケットがつくれるなんてッ。
さらに3度目の正直でも
できなくて、
4度目、とうとうマイナスから脱し、
スタートラインに立てたかと思ったら、
やっぱり間違っていて、
ほどき直し、
このミニバスケットづくりをはじめて、
5回目に、
ようやく目指していたものが出来てきましたッ!
やったー♪
すでに3日経過^^。
ところが、今までムダに間違えてしまったので、
あと、一列というところで、
麻ヒモが無くなってしまいました。
作業机のどこを探しても麻ヒモがありません(泣)。
そこで、
手つむぎ糸(これは購入したもの^^)で、
代用すると、
あれまあ、
しっくり馴染みましたッ。
中味は西洋山ぶどう。
今年、あんちゃんのお庭で、
初めて実が たわわたわわに実りました。
ちっちゃくても ちゃんとブドウの味のする、
美味しい美味しい山葡萄です♪
ミニミニコンビです^^。
どうしても編み物は、
何度やっても
体に入っていきません。
けれども、
今回、スバらしい見本をいただいたおかげで、
どうにかこうにか私でも
間違っていることに気づき、
何度もやりなおし、
ゴールへ到達できましたっ。
なみだ涙の大感動でしたッ。
おまけ
麻ひもは、近所のホームセンターにて。
かぎ針は、竹を 小刀で削って作ったもの。
上側は、小学生だったアンちゃん作。
参考・・・・「麻ひもで作るバッグと雑貨」(雄鶏社)
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写真は、朝の公園メニュ-2人分。
「飯盒炊飯の米1合ふりかけご飯と あったかい紅茶1杯」
夜、泊まる町へ到着し、
それから思い荷物をもって歩き回り、
テントを張る公園を探してまわり、
「水とトイレと 人目につかない程良い暗さ」
があれば設置(PM10じ)。
朝は、明るくなる前に起きて(大体4じ)、
ご飯づくり、テントたたみ。
それを3日間繰り返したので、
帰ってきたときにはヘトヘトでしたが、
息子が心配して
ついてきてくれたので、
旅の最中の心細さは まったくありませんでした^^。
写真は、
熊野古道「大日越えルート」のヤッホーポイント。
叫んでいるところ^^。
ところで、
この旅の発端は、
「松の木のお伊勢まいり」というお話しを覚えて、
「お伊勢まいり」=「お伊勢さん」=「伊勢神宮」のことを調べたことによります。
伊勢神宮は、外宮と内宮の ふたつの大きなお社からなっています。
今年はちょうど20年に一度の神さまのお引越し(式年遷宮)が、
10月5日にあります。
また島根県の出雲大社も、今年5月が60年に一度の式年遷宮でした。
つまり2013年は、60年に一度のダブル遷宮の年なのだそうです。
神社は、神道であり、現在の天皇制との関わりもあります。
そのため個人的には、信仰の対象にはしていないのですが、
けれども、
その土地に長く住まう神々、
目に見えないエネルギーという面では、
大変、興味あります。
その国を長く見守ってきた土地神あるいは霊神でしょうか。
内宮の御祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)は、
父イザナギノミコトと 母イザナミノミコトの 悲しい別れを発端にして、
誕生した神です。
そのため日本の神話は、あまりに悲しく中庸がなく、、
好みではなかったのですが、
どこかに、
これからイザナギと イザナミが 再び出会い、
本当の夫婦になっていく・・・というような内容が書いてあって、
「あー、ようやく本当の神話が、これから始まるんだ」
と、心底うれしくなったものです^^。
(信憑性よりも 方向性です♪)
出かける前は、
しっくりこなかった神話や神道の世界に、
なんでこんなに行きたいのかな?
と自分でも不思議でしたが、
旅をしながら、ふと、
「あー、わたしは、この国にうまれてきて、
この国の総本山とされる神さまと
自分との空間に
架け橋をつくりたかったんだッ」
と思いました。
インドと原子力協定を結び、ナチスに見習う改憲の流れのなかで、
日本の神々と しっかりと心身の架け橋をつくることは、
今の自分にとって家族にとって、
地球をひとつの命として感じる、
「国や民族や信仰をこえた価値観」を開いていくうえで、
とても大事なことだったのかもしれません。
他にもいろいろ回りましたが、
今日は、これにて!
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おじいちゃんちの家づくりも、行きつ戻りつ、だいぶ進んできました。
大工さんは、昨日からお盆休みに入りましたが、
この間に、うちでいろいろと工事をしなければなりません。
工事費を安くするために、自分でやる部分を増やしました。
自分でやる工事を、施主工事と言います。
昨日は、トイレ下のモルタル打ち。
今日からは、床下の防湿シート張りです。
昨日今日と、非常に暑かったので、汗びっしょりでした。
暑い時期の作業になってしまい、大工さんには感謝です。
家づくりの進行を毎日見ていると、問題箇所も見えてきて、
作り直しも何回かありました。
建売だと、そのままで進行してしまうのかなあと・・・
埼玉県の都幾川村の木で、作りましたが、
とてもいいですね。
ベー子とブンは、テントを持って、
熊野古道方面へ3泊4日の旅行中!
帰ったら、ブログで報告してくれるでしょう・・・
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「共に生きる」をメインテーマに、環境・福祉教育を2日間連続で企画しました。
昨日は、自然体験で、安行原自然の森の生き物しらべ。
本日は、福祉体験で、めだかふぁみりいさんの施設にてパン作りと施設見学。
1日目、安行原自然の森の生き物しらべのようす↓
約50種、2種の絶滅危惧種が見つかりました。
2日目、福祉体験のようす↓
最後に、なぜ2つの取り組みを組み合わせたのかをお話ししました。
生き物世界では、たくさん種類の生き物がいることが、豊かな自然と言われています。
それは、人間でも同じこと。みんなが一人一人違って個性豊かに生きて、また子供がいたり、お年寄りがいたり、障がいを持つ人がいたりすることで、豊かな世界となると思うのです。
自然と福祉という2つの体験を通して、いろいろな生きものそして人間がいて、
豊かな地域社会のなり、大きなつながりの中で、支え合って生きていると思うのです・・・
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アイの生葉染めの季節です。
毎年、7月10日あたりから 8月中旬くらいまでを目安に アイの生葉染めをしています。
写真のアイは、丸葉アイという日本のタデ科のアイです。
インドアイは、別の科で 別の植物です。
インディゴ色素を含むものを アイと総称して呼んでいます。
毎年5月ころ、こぼれ種で芽を出すアイを 別のポットに植え替えて 大きく育てています。
芽が出た場所で、そのまま成長させても それなりに伸びます。
さあ、お天気のよい日、
アイを摘んできて、
茎から葉を はずして、
50gづつに分けましょう♪
手間をかけたわりに、
うすいうすい水色にしか染まらなかった白い布も、
ふと空をみあげると、同じ色。
「空の色と おんなじだぁ~」と、
急に大満足^^。
生葉染めは、水色お空の色です♪
①50gづつの 葉を ふた山に分けたところ。
(100gの生葉で 100gの布を染められます。
実際は、200g~300gくらいまで染められます。
今回、アイ生葉100gで 140gのシャツと 160gのエコバッグを染めています)
(布は、「呉汁染め」をして タンパク質をつけないと アイ生葉染めの場合、よく染まりません)
(「呉汁染め」とは・・・・・
呉汁(一晩、水につけておいた大豆半カップ(50g)を
1リットルの水で ミキサーに2回に分けてかけ、
さらしでこして、絞った汁)
に400gの布をつけて、5分ほど もんで、日干しにして乾かした 下地染めのことです。
この呉汁染めをした布は、タンパク質がついたことにより、染まりやすくなります。
シルクや羊毛は、動物性たんぱく質を元々もっているので、呉汁染めの必要がありません。
そのため、汗のついた着古した下着などは、呉汁染めをしなくても よく染まったりします)
ミキサー(手でちぎって、すりつぶしてもOK)に、
50gの葉と 500ccのお水(取っての 半分のあたり)を入れます。
フタをあけると、とっても美味しそう~。なめても大丈夫。
アイ染めの着物は、虫よけマムシよけになったっとか。
今回、アイ100gでしたので、ミキサーを2回回しました。
③ザルとボールを準備して、その上に布をおき、 アイ汁をこします。
こし布は、何回もアイ専用で使っているので、藍染の藍色に負けないくらい 濃く染まっています^^。
④以前、手縫いした麻混綿の シャツを 染めます。
去年染めたのですが、うすーい水色だったので、
また今年も染め直します。
こうして、繰り返し染めると、段々、色も濃くなっていきます^^。
10分経過。たまに手でもみ、その合間にミキサーやボールを洗って、お片付けしていきます。
15分経過。アイ染めの本には、「10分ひたして5分干す」を3回繰り返すと よく書いてありましたが、
つい面倒なので、15~30分ほど 1回だけ浸して、終わりにしています^^。
⑤洗濯機で脱水した後、酢水(5リットルの水に 50ccの酢)につけること10分。
酢水も つい面倒で 目分量で作っています^^。
お酢がなければ、浸けないときもあります。
「なんでも実験⑤ 草木染めに挑戦!」(理論社)にあるように、
オキシフルや 石灰やハイドロサルファイトを使用すると、
もっと濃くなるようです。
ここでは、シンプルに 生葉と お酢だけで 染めています。
⑥アイ染めは 匂いが残りやすいので、たっぷりの水ですすぎます。
脱水して、干したところ。
これは、水色になっていますが、
緑色のままのときもあります。
そのうち使っていると水色になっていくはずです^^。
「アイの生葉染め・・・・それは葉にインディゴという色素が成熟する真夏にしか染まらない ひと時の命の色」
『草木で染める』 (大月書店)村上道太郎より
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今日は、自然探険コロボックルくらぶの活動で、夜の生き物観察を行いました。
綾瀬の森に、夕方6時半に集合。
すると、綾瀬川に沈む真っ赤で大きな夕日をみんなで見ることが出来ました。
わずか2~3分で太陽が自然で行き、これが地球が自転している速度だと、教えていただきました。
そして、はじまりの会です。
今回のテーマ(ベストフレンド)は、セミです!
二人のジュニア自然観察員さんに、セミについて解説してもらいました。
セミはお尻をぴくぴく動かしていますが、それは、おしりに筋状の心臓があるからだそうで、
心臓がお尻にあるとは、驚きました。
2人とも詳しく調べてきてくれ、大人も、感心して聞いていました。
それから、夜の虫が、何をしているか、考えました。
エサを食べている、寝ている、交尾している、いろいろな意見が出ました。
今回は、すぐに捕まえないで、夜の虫が何をしているか観察します・・・
さあ、夜の綾瀬の森に出発です!
セミの幼虫を、踏まないように気を付けて、森の奥に進みます。
小さなシジミチョウは葉の上で、大きなアゲハはぶら下がり睡眠。
ガも元気です。
草食のバッタは、夜は食べていないようす。
たくさん観察できました。
夜は、すぐそばによっても逃げないので、捕まえずに自然の状態で観察できます。
これは、面白いです。
あすぱるの職員さんに、タブレットで観察した虫を撮影してもらいました。
あっという間に、終了の8時です。
終わりの会では、タブレットの映像を見ながら、今回の振り返り。
夜なので、とてもきれいに見えます。
これで、解散と言うときに、穴から顔を出しているセミの幼虫を発見。
しばらく待って、この幼虫は、小学校2年生の男の子が持ち帰り、家で羽化させて自由研究にすることになりました。がんばれ!
さらに、さらに、セミの幼虫の背中が割れだしたとの声が、、、
みんなで、高さ2メートルくらいの木にに着いたセミの幼虫を取り囲み、
このあと、約1時間、アブラゼミの羽化を完全観察しました!!
ここから、お尻を抜く瞬間が、なかなか見られない。
反り返りまではゆっくり進んでいきますが、お尻を抜くまでにピッタと止まり時間がかかり、
根負けして、人間の方が眠ってしまったりするのですが、
みんなで見ると、まったく飽きませんね。
お尻が抜けました!!
なんと、抜く瞬間、バキッと音がしました!!!
今日は、本当に良い観察会になりました。
綾瀬川を愛する会の会長さんからは、
「自然の姿を身近に見せてくれた、森とセミの命に感謝しましょう・・・」
おまけ、
眠くなった幼稚園の子がかえろうとすると・・・
この幼虫さんは、靴といっしょに、女の子の家に帰りました。
セミになったかなあ。。
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