綾瀬の森の夜の観察会
今日は、自然探険コロボックルくらぶの活動で、夜の生き物観察を行いました。
綾瀬の森に、夕方6時半に集合。
すると、綾瀬川に沈む真っ赤で大きな夕日をみんなで見ることが出来ました。
わずか2~3分で太陽が自然で行き、これが地球が自転している速度だと、教えていただきました。
そして、はじまりの会です。
今回のテーマ(ベストフレンド)は、セミです!
二人のジュニア自然観察員さんに、セミについて解説してもらいました。
セミはお尻をぴくぴく動かしていますが、それは、おしりに筋状の心臓があるからだそうで、
心臓がお尻にあるとは、驚きました。
2人とも詳しく調べてきてくれ、大人も、感心して聞いていました。
それから、夜の虫が、何をしているか、考えました。
エサを食べている、寝ている、交尾している、いろいろな意見が出ました。
今回は、すぐに捕まえないで、夜の虫が何をしているか観察します・・・
さあ、夜の綾瀬の森に出発です!
セミの幼虫を、踏まないように気を付けて、森の奥に進みます。
小さなシジミチョウは葉の上で、大きなアゲハはぶら下がり睡眠。
ガも元気です。
草食のバッタは、夜は食べていないようす。
たくさん観察できました。
夜は、すぐそばによっても逃げないので、捕まえずに自然の状態で観察できます。
これは、面白いです。
あすぱるの職員さんに、タブレットで観察した虫を撮影してもらいました。
あっという間に、終了の8時です。
終わりの会では、タブレットの映像を見ながら、今回の振り返り。
夜なので、とてもきれいに見えます。
これで、解散と言うときに、穴から顔を出しているセミの幼虫を発見。
しばらく待って、この幼虫は、小学校2年生の男の子が持ち帰り、家で羽化させて自由研究にすることになりました。がんばれ!
さらに、さらに、セミの幼虫の背中が割れだしたとの声が、、、
みんなで、高さ2メートルくらいの木にに着いたセミの幼虫を取り囲み、
このあと、約1時間、アブラゼミの羽化を完全観察しました!!
ここから、お尻を抜く瞬間が、なかなか見られない。
反り返りまではゆっくり進んでいきますが、お尻を抜くまでにピッタと止まり時間がかかり、
根負けして、人間の方が眠ってしまったりするのですが、
みんなで見ると、まったく飽きませんね。
お尻が抜けました!!
なんと、抜く瞬間、バキッと音がしました!!!
今日は、本当に良い観察会になりました。
綾瀬川を愛する会の会長さんからは、
「自然の姿を身近に見せてくれた、森とセミの命に感謝しましょう・・・」
おまけ、
眠くなった幼稚園の子がかえろうとすると・・・
この幼虫さんは、靴といっしょに、女の子の家に帰りました。
セミになったかなあ。。
コメント