ムクロジ物語
今日は、戸塚綾瀬小学校1年生の生活科の授業で、「ムクロジ物語」のお話をしてきました。
「ムクロジ物語」は綾瀬川の改修工事で伐採されたムクロジの木が、
よみがえり、戸塚綾瀬小学校の校門横に植えられるまでのお話しです。
まずは紙芝居から始まります。
「これは本当にあったお話しです・・・」
この紙芝居は鈴木さんが描いたもの。
まだ、再生したムクロジのもらい先が見つからない頃、学校やグループを回って、
「紙芝居+私の木のお話し」をし、もらい先を探しました・・・
子供たちにいろいろな質問をしながら、木の不思議を伝えていきます。
ますは葉っぱの笛。
そして実を割ってムクロジの種を取りだます。
この種で作ったのが、羽根つきの追い羽根。
手づくりの追い羽根を見せました。
そして数え歌を覚えてもらったら、
先生に羽根つきしてもらい、子供たちは数え歌で応援しました!
そして、次は、先ほどの実の皮を使い、石けんの実験。
最後のまとめ
深呼吸して。今吸ったのは何? 「空気」
空気は何がつくっている? 「植物」
植物は、遊びにも、生活にも、そして人間の命も守ってくれます。
さらに、続きます。
落ち葉が、1枚、2枚と落ちます・・・さて、これはゴミでしょうか?
「ちがうー、虫が食べる」
見てもらいたいのは、こちら。幼虫のうんち。ほら、土になっているよ。・・・つぶしました。。
これが、また、植物の栄養になります。
自然の中にはいらないものはなくて、すべて、つながって生きているんだね。
はじめうんちと聞いて、しかめっつらをした女の子の表情が、
またうんちと言っても柔らかくなりました。
命のつながりを感じてくれたのでしょう。
さてさて、それでは、この幼虫のうんち。
1匹の幼虫が成虫になるまでのものを、全部つなげるとどのくらいの長さになるでしょう??
子供たちからは、驚きの歓声があがりました。
自然の力ってスゴイですね。
以上で、授業は終了です。
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