『さまよう夢』
例えば、定番の夢をあげるとしたら
そのひとつに
「見知らぬ土地で さまよう夢」というのがあります。
自分が学生なのか社会人なのか その両方なのか曖昧で
その日のスケジュールがつかめないまま
寝坊したり、
道に迷ったりしている状況で、
不安になったり焦ったりしているような夢です。
たぶん初めて一人暮らしをはじめた頃の
当時は感じていなかった
さまざまな不安が、
今頃になって、
ひょいと顔を出した、
夜開店「夢屋」のお馴染みの客、
そんな夢です。
といっても
不安や焦りというのは、
けっこうリアルな感覚なので、
決して 好ましい客ではなかったのですが、
昨夜、たまたま見た、この「さまよう夢」は、
いつもと違う進路発展がありました。
状況としては ありがちな場面設定で、
見知らぬ土地をあるき、
見知らぬ家にかえり、
見知らぬご近所の人がいて、、、、、
みたいな不安定な境遇だったのは、
いつもと同じなのですが、
そのあと、不安を抱えながらも、
急に、
「ここに、自分の子どもがふたり居たら どうなるだろう」
とか、
「夕飯を多めにつくって となりの怖そうなおじさんに 持っていったら、
怖くなくなるかな」
とか、
考えはじめ、
すると、むろん夢なので、その通りに動いていくわけですが、
そこで、はたと気づいてみれば
いつの間にか「不安」が消えていたのです。
この「さまよう夢」のなかで、
自分の生活をこんな風に主体的に創ったのは初めてでした。
つまり「さまよう夢」が 彷徨わずに、
不安を解決しているのでした。
目が覚めてから
「あーこれは、この前、読んだ『グランドファーザー』の影響だな~」
と思い当りました。
「ひとりであること」という響きが気に入りすぎて、
「ひとり」の定義を
変えてしまったようです。
「ひとり」→「さまよう」→「不安」から
「ひとり」→「たんきゅう、きづき」→「解放」へ
未確認初期設定を 自動変換してしまったようです。
以前、ブログに書いたことのある
「追いかけられる夢」も
夢の中で つかまり、その時、ポジティブな気持ちをいだいたことで、
パッと終わりを告げましたが、
長いお付き合いだった この「さまよう夢」も
・・・・・終りを告げたようです(合掌)。
以下は、「夢の世界(なか)へ」より (エドガーケイシーの夢解釈)
『寓話、たとえ話、おとぎ話、、、、、
これらは「集合的な夢」であり、
あらすじを 明らかにすれば、
その普遍的な意味が見つかる。
個人的な夢とは違う普遍的なシンボルも多く含まれている、、、』
・あらすじとは・・・・
夢の内容を適度な長さの言葉におきかえたタイトルのようなもの(4~12文字)。
これより長すぎると、余計なことを付け加えたり、
早まって解釈してしまう。らしい、、、
夢の種類にもよるが、さして登場人物は 重要ではなく
その「あらすじ」(4~12文字)が
夢の洞察につながっている、、、らしいですよぉ^^。
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