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2014年3月29日 (土)

[木の枝ぶらんこ]マスター編

今日は、木の枝でブランコづくりをしました。

先達て、
川の土手の大エノキに 
ロープを投げかけて 
なが~いブランコをつくり、
大人も子供も
乗って遊んで楽しんだのですが、

各々が ロープワーク(ブランコ結び(巻き結び))を
マスターするところまでは 行き着けませんでした。

そこで、
「木はいいなあ」(偕成社)を相棒に、
子供たちと 再度ブランコづくりにチャレンジしてみることにしました。

といっても場所は室内なので、
できたブランコ(縦も横も長さ1m以上)を
かけるところがありません。

なので、
作ったブランコを 別の長い竹に通して、
大人が お猿のかごや状態でかつぎ、
そこに子供が乗りました^^。

いやはや
ナンセンスで楽しかったです。
(写真がないのがザンネン)

しかもロープワークを真剣に学んで作っていたのは、
幼稚園に行ってるかな? 行ってないかな?
というような小さな小さな子供たちで、
「ひとつ○をつくって、もひとつ○をつくって、
これ、なーんだ?」
「・・・・・?」(うしろで、おかーさんが「めがね」と言ってくれました^^)

うしろでひょこひょこ動いていた子が見に来てくれたので、
もう一回
「ひとつ○をつくって、もひとつ○をつくって、
これ、なーんだ?」
と繰り返すと、
さっきは、思いっきり無言だった子供たちが、
「めがねーっ」
と、なんともうマスターして
やさしげな声で
答えてくれるのでした、、大感動です(歓喜)!

そして、メガネの上を持って、
重ねると、
トンネル。

トンネルのなかに
棒をとおして
ひっぱると出来上がり(はやいッ)

ちなみに使用したものは、<ロープ約3m・棒1mくらい>
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①ロープの端でめがねをつくる
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②めがねをかさねて トンネルにする
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③トンネルに 棒を通す
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④きゅっとひっぱる
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これを棒の左右に おこなうと、
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ブランコが出来るのですが、
それを幼児以下の子供たちが
力をあわせて
完成させてくれたのでした!!!
(写真は、我が家で撮ったもの)
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小学生のお姉さんは、
独自のロープワークに夢中になっていましたから、

今回の巻き結びをマスター?してくれたのは、
ほんとに小さなお友達でした^^。

さらに、おまけで、それぞれお人形用の小さなブランコをつくって
おうちにもって帰りました^^。

私もおうちに帰ると、
ベー助くんが
手づくりお池のセリを摘んでいるところでした(画面右側ツイッター写真)。
「べーこさん、これ食べたい!」
とのこと。
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ちくわと 皮むきいりごまと 削りぶしと 塩こうじで いただきました。

老眼移行期でしょうか、最近ずっと目まいがしている身に、
きゅ~~ンと しみいっていきました・・・・・

解熱・貧血予防になるそうですよぉ♡

「食べる野草図鑑」(日東書院)

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2014年3月28日 (金)

ヤドリギの花

ヤドリギの花が咲きました。
本当に目立たない花です~

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ヤドリギは雌雄異株。我が家の物は、雌株でした。

きらっと光る蜜が見えたので、なめてみると、
甘かったです。

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良く見ると、ハエも蜜をなめに来ていました・・・

ヨーロッパではクリスマスにヤドリギを飾り、
その下でキスをするようですね。


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2014年3月26日 (水)

菜の花和え

畑に
ちょびっとだけ生えている菜の花に見とれていたら、
食べられることを思い出し、

というか食べるために蒔いたナバナの種だったことを思い出し、
つぼみを摘んで茹でて食べてみたら
やはり旬の春にがみで、
体が求めていたのか大変おいしく、

それ以来、よく食べていたら
蕾がなくなり花だけになってしまい、

スーパーで買おうとしたら、
わりと高目なので躊躇し、
しょうがないので花を茹でて食べたら、

これまた
色あざやかなうえに美味しく、
今度は花まで、どんどん減っていくので、

これまた
ちょびっとだけ生えているホウレンソウをかきあつめて
菜の花に増量し、

このところ毎日、増量菜の花を食べています^^
ホウレンソウがなくなったら、
カラスノエンドウの芽先にしようかと思います。

菜の花は、からしが よく合います。
写真は、マヨネーズと 手づくり塩こうじと 粒マスタードです。
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2014年3月24日 (月)

いきなり団子

冬は、いきなり団子を よく作って食べました。

いきなり団子は、熊本名物で、

実家の近くのスーパーの入り口では、
いつもほかほかのいきなり団子が売られていました。


数年前、
関東北部あたりの 高速道路で
いきなり団子を見かけたときには 大変びっくり、
且つ うれしくなりました。

今も
ひとふゆに一度は無性に食べたくなります。
じょうずに作れないのですが、
やっぱり手作りしたものは、
どんなに高級なお店で買った美味しいものよりも
自分のおなかに 
しっくり合います。
胃袋のカベが丈夫だった若い頃には、
かんがえられなかったことです^^


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母は、生の薄切りサツマイモを いきなり包んでいました。
それで、いきなり団子というのかと ひそかに思っていたのですが、
それだと微妙にかたいので、私は一度蒸したおいもを包んでいます。
煮たあんこも いれます。

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15分くらい蒸しました。
二段重ねだと くっついて皮がはがれてしまいます^^
皮は、国産薄力粉と 水(牛乳でもOK)です。お好みで塩(塩こうじでもOK)ひとつまみ。
15分くらい こねると 耳たぶのように しっとりやわらかになります。
この生地には、「だいくとおにろく」(福音館)~覚えた昔話~をきかせてあげました^^
「だいくが たまげて まってくれ というと
おには まてね~ ・・・・・・」
お話しは、いつのまにか生活の中にとけこんで  
つらいとき、つかれたとき、つまらないとき、
そっと寄りそって生きることを励ましてくれています、、、

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一晩たつと、かたくて食べられませんが、
あったかいご飯の上にのせて、炊飯器に入れておくと、
復活します。
田舎でも こうやって よく食べたものでした^^。

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2014年3月23日 (日)

ヒキガエルの卵の数

先日観察用に捕まえてきたアズマヒキガエルが水槽の中で卵を産みました。

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交尾中のヒキガエル。この抱きついた状態で、2日目の夜に産卵しました。
ちょうど満月の日で、月の影響があったのでしょうか?

ニホンアカガエルの卵の数は、あすぱるでの自然観察会で、
子供たちと数をかぞえました。
やや大きめのかたまりで、1卵塊=2,965個でした。

今回は、ヒキガエルの卵の個数を調べてみました。

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ヒキガエルの卵はひも状です。

まずは長さを計りました。

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持ち上げると切れてしまい難しいのですが、
それぞれの長さを計り、足し算しました。

合計 734cm でした!

水から出し網戸の上でやってみましたが、
大きな桶で水の中でやるか、屋根に使う波板などでやる方が良かったかな?

次に、10cm当たりの卵の数をかぞえました。

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こちらは、74個 でした!

2つやってみましたが、両方とも同じ数でした。

あとは、数学の計算ですね。。

734÷10×74=5431.6   卵の合計は、5,432個 でした!!

メスの大きさは中型くらいですので、5,500個くらいが平均という事だと思います。


カエルと卵は、観察会で子供たちに見てもらった後、
安行の斜面林の水路に帰しました。

ありがとう・・・


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2014年3月21日 (金)

安行小学校アカガエルプロジェクト

本日の活動、安行小学校のホームページに詳しく掲載されましたので、

リンクさせていただきました。

安行小アカガエルプロジェクト

命の輪が広がりますように・・・

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2014年3月17日 (月)

地球防衛隊

本日は、戸塚南小学校3年生の授業に行ってきました。

「ぼくら自然たんけん隊」と題して、1年に渡り、斜面林の生きものの変化を学習してきました。
春、夏、秋、冬と探険して、そしてまた春がめぐってきました。
5回目のフィールドワークで、まとめの最終回です。

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まずは、季節の話題、
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梅と桜の花の見分け方を学習しました。

そして隊長からのラストミッションです。

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「命のつながりをたしかめよう!」

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いつものように出発の掛け声・・・「いくぞー」「おーっ!」

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わき水の池に来ました。じっと見ていると、いろいろな生きものが動いているのに気が付きます。

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網を入れてみました。

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ヤゴがいました。冬の時より、大きくなっています。

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森に入ると、なんと、オオタカの死骸がありました。


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オオタカの爪。猛禽類なので、鋭い爪に、子供たちも驚きました!
オオタカは生態系ピラミッドの頂点の生きもの。
しかし強い生きものも、いつかは死に、分解されて土に帰っていくのが見れました。

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子供たちは、竹林の中でも生き物さがしです。

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草地でクビキリギスを見つけました。
成虫越冬ですが、2度の大雪にも耐え、春に命をつないだことが分りました。

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ハラビロカマキリの卵のう、クモの卵のうも無事でした。
まだ、孵ってはいませんでした。

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アリも活動していました。

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途中、杉の木の雄花をたたくと、煙のように花粉が飛び、ため息のような歓声があがりました(笑)

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水路に出ました。

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アカガエルの卵がたくさんありました。

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交尾中のヒキガエルです。

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石組みの中を生き物さがし。

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カナヘビを見つけました。もう、冬眠からかえっていたのですね。

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アカガエルの卵をよく見ると、まがたまの様に変化しているのが分かりました。

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みんなで水の中の生き物さがし。

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小さなアメリカザリガニがいました。
冬は厚く氷が張りましたが、冬眠から覚めて、冬から春へ命をつないだことが分りました。

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腐りかけた切り株では、越冬している、アシナガバチの女王蜂がいました。
まだ、寒くて動くことは出来ません。

フィールドワークが終わり、最後のまとめの会です。

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子供たちから、今日の発見が発表されました。
寒い冬を越して、生き物が命をつないだのが分かりました。

隊長から、今日のまとめです。

今日水路で見つけたアカガエルの卵は、ひとかたまりやく2000個の卵です。
35個あったので、みんなで、計算してみました。
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なんと、70,000個。戸塚地区の人口が6万人なので、それより多いことが分ります。
たくさんの命が産まれますが、ひとかたまり2000個のうち、オスメス1匹づつが大人になれて、
自然が維持されるのです。

これはなんでしょう?
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すぐにわかりませんでしたが、今日の給食に出るかな・・・で、
ジャガイモとわかりました。たくさんの芽が出たジャガイモです。

芽が出ているのを見ると、ジャガイモは生きているのが分かります。
私たち人間は、命のある生き物を食べて、命を引き継いで生きているのですね。

しかしそのジャガイモを育てるのに、農家の人は有機質の肥料や腐葉土をあげますが、
野菜は直接その肥料を吸えません。

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腐葉土や朽木をくだいて見てもらいました。
食べ砕いて、さらに分解して、植物が吸収できる物質になります。
それをしているのが、みんなが1年間勉強した小さな生き物たちです。

すると、私たち人間は、みんなが勉強した小さな生き物たちのつながりに支えられて
生きていけるのが分かります。
生きものたちは、人間も含めて、みんなつながりの中で生きているのです。

最後にもう一つ見てもらいました。
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地球儀です。

アカガエルの卵は、小さな水路に70000個の命がありました。
地上には、小さな生き物も含めたくさんの生きものが居るのが分かりました。
地球にはたくさんの海がありますが、ここにもたくさんのプランクトンが住んでいます。
という事は、
地球はたくさんの生きもの命でおおわれているのが分かります。
地球はたくさんの命でおおわれて守られ、また、たくさんの命を地球が育ててくれているのです。

みんなの活動をもう一度、全員で読んでもらいました。
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「自然たんけん隊」の最後のミッションは、「母なる地球」を守ること!
すなわち、わたしたちが「地球防衛隊」になることです。
自然を調べ、生き物の不思議や大切さを人に伝え、地球を守ること。
子供たちに、「いいですか?」と聞くと、「はいッ!!!」の元気な声が返ってきました。

これで、1年間の授業が終わりました・・・

都市化した生活の中で、命のつながりを実感するのはとても難しいことです。
けれども、
小さな斜面林ですが、ここでの取り組みは、
子供たちに多くの体験をあたえてくれます。
小学校がこうした授業を実践している意味はとても大きいと思います。
3年生くらいまでに、自然体験をみんなで共有したいです!

自然を壊すのも人間、守るのも人間。
都会の人間が「命のつながりの中で生きる」とは、
その「つながりを守る」ことなのでしょう。

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2014年3月16日 (日)

ヒキガエルの交尾

今日の気温は、20度を超え、ようやく暖かな春日和になりました。

近くのお寺ではヒキガエルの交尾が始まったと聞き、
夜を待って、周辺の池や見沼まで観察に行ってきたところです。

関東のヒキガエルは、種としては、アズマヒキガエルになります。

池や水路に行くと、鳴き声が響いていました。
その鳴き声は、例えるなら、高音でタンチョウヅルに似ています。

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一度くっ付いたペアは、近くによっても離れません。

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オスメスの特徴を見ようと、捕まえてみましたが、それでも離れません。

明日は満月ですが、
この月の力が影響するのでしょうか?
ヒキガエルの産卵もここ数日がピークになると思われます。

アカガエルは3匹くらい見つけただけで、
産卵のピークは過ぎました。


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2014年3月10日 (月)

縁側土間の陽だまりおしゃべり

おうち園卒園生のお友達が
3年ぶりに遊びに来てくれましたッ。

すごくすごくすごく楽しかったです。

おやつに、七輪で玄米餅を焼きました。
ひっくり返さなきゃと 
割った竹がちょうどあったので、
お餅を焼きながら、
お箸をつくりました。
小学生のお友達なのですが、
とおーっても上手に 大きめ小刀で削り上げてくれましたッ!
でも、お箸が出来る前に お餅は焼きあがってしまいました^^
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おやつの後、
お土産に持ってきてくれた羊毛ボールで
羽根つきをしました。
それがまた見事な跳ね具合で、
妙にしっくりきて、おもしろすぎでした^^。

あんまりにも愉しい、、、、
のどかな縁側土間の陽だまりおしゃべりでした^^

ふと、今更ですが、
こんな空間から織りなされるひとときが
自分はこの上なく好きなのだなぁと気づきました(なむなむ♡)


ザンネンながら、
羊毛ボール羽根つきと お箸の写真は撮らなかったので、
ついこの前、おうち園の子供たちと一緒に作った 竹のお箸と 包丁。
まな板と 竹のコップの 4点セットです^^
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2014年3月 9日 (日)

アカガエルの卵

自宅の畑に産んだアカガエルの卵を、
おじいちゃんちのお山のわき水に放流しました。

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元々は、このお山に自生していたのですが、
ここ3年くらい徐々に数を減らし、まったく卵を見なくなってしまいました。

戸塚下台公園の斜面林や戸塚南小ビオトープで自生したアカガエルも
本をただせば、ここがルーツです。

自然環境的には大きな変化はないので、
原因として考えられるのは、アライグマの食害です。

アライグマは、おじいちゃんの家柱の爪あとや、
雨の日に土に着いた足跡で確認できます。

こうなってくると、アライグマのいない、
住宅街の公園の方が安全という事になります。

数年前から行っている、戸塚南小あすぱるエコクラブの
アカガエルプロジェクトは、地域種の保存と言う意味でも
重要になりました。

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2014年3月 8日 (土)

命のつながり

今日は、午前、午後と自然関係の活動でした。

午前中は、見沼田んぼで、川口市の親と子の自然環境調査の最終回。

朝は寒かったのですが、陽ざしたっぷりで暖かくのんびりと観察ができました。

自然の家では、河津桜でしょうか桜の花が咲いていて、
メジロが蜜を吸いに来ていました!

自然公園ではアカガエルの卵を見て、
先日あすぱるの観察会で卵の数をかぞえたことを伝えられました。

午後は、コープ東川口店にて
つくしんぼサークルさんのみなさんに「ムクロジ物語」お話をしました。

小人数でしたが、ほのぼのとした会になりました。

お話しの後は、みんなで、ムクロジの笛を作りました。

おみやげに、手作りの餃子をいただきました。
ごちそうさまでした。


午前も午後もまとめのテーマは、命のつながり。

たまたま家にあったのですが、
芽の出たジャガイモを見てもらい、おはなしは始まります。

芽のたくさん出ているジャガイモはまるでいのちの塊。
ジャガイモや食べ物は、みんな生きているのがよく分かります。
私たちはそれを食べ、命を引き継いで生きているのです・・・

野菜には、腐葉土や有機質の肥料をあげますが、
植物は直接その養分を吸収することは出来ません。
土壌動物が食べることで小さくかみくだき、
さらに微生物が分解し、ようやく植物が吸収できるようになります。

そうなると、ジャガイモを食べて、私たちが命を維持するという事は、
無数の小さな生き物に支えられていることになります。
たくさんの命のつながりの中で、
私たち人間も生きているのです。

今日の子供たちの目も、キラキラしていました・・・

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2014年3月 6日 (木)

おうち園の入園準備クラス

昨日の卒園式に続いて、今日は、おうち園の入園準備クラス。

4月から入園する子が、お母さんと参加しました。

お母さんは、草木染した羊毛で小人さんづくり。
子供たちは、畑の中で思い思いに遊びました。

今日は、啓蟄。
石の下をのぞくと、ハサミムシにトビムシが、まだお休み中。

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ミモザのプリン。おいしそう! 

来月からは、お母さんとバイバイして、子供たちだけで遊びます。
それぞれ個性豊かな子供たちが、どのように混ざり合い、
どんな素敵な作品が生み出されるのか、楽しみです~

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2014年3月 5日 (水)

第11回 そつえん式・しゅうりょう式

今日は、小さな畑のおうち園の「そつえん式・しゅうりょう式」でした。

あいにくの雨模様でしたが、
よく遊んでくれた子供たちです。

入院したお友達も
なんと丁度、卒園式前に退院できて、
全員そろってお祝いすることが出来ました。


アカガエルの卵もギリギリで産まれ、
今年もみんなで卵を見ることが出来ました^^。

最後の最後の日まで、
小雨のなか おままごとをしている子は、
レンガのオーブンで お砂ケーキを焼いたりしていました。
マンサクや 梅の花、
じぶんで削って作った竹のお箸まで のせてあります^^
それを お部屋のなかで遊んでいる子に持っていってあげると、
「おいしーねー」「うーん、うまいッ!」なんて言いながら、
もりもり食べるマネをしてくれました。

さて、おうちの中の子たちは
何をしているかと思えば、

寒い寒いと じーさんのように じっと座っているので、
ベー助が、薪ストーブに火をつける準備をして
「トーマスごっこをやろう!」と言うと、
俄然はりきりだし、
窯に 石炭(薪ですが)をくべはじめました。
それから、大きな木の柱を
レールに見立てて並べて、
木の車を走らせたり、

そのレールの下は海なので、
海ぼうずが住んでいるということになり、
落ちると、海ぼうずに喰われてしまうとなり^^。

なので、子供たちは、
さっさと階段をのぼって逃れ、
いつのまにか
魚釣りをはじめるというエンドレスなあそびを展開していきました^^。
最後の日も 本当によく遊んだ子供たちです。

お弁当を食べた後は、
いよいよお母さんをお招きして
そつえん・しゅうりょうしきが始まります。

みんなで流れを確認していると、
ひとりの子が言いました。
「おれたち、みんな ここに かくれて、
お母さんをわって おどろかそーよー♪」
「でも、みんなは、お母さんを お席に案内しないといけないんだよ」
と言うと、
「じゃあ、ひとり、そとに いて 
おかあさんを あんないしたらいいよ!」
とのこと^^。
「なるほど、 じゃあ、だれがやる?」
「わたしが やりますッ」
と、手を上げる子がいたり、

「じゃ、何を合図に みんな わっと出てくるの?」
と聞くと
「すずを ならせば いいんじゃないの~」
と いろんな子が
口々にアイデアをだして

何度か練習もして、
ワッと驚かし大作戦で、
子供たち、お母さんたちの前に登場しました^^。
とはいっても
隠れて待っている間に
押し合いへしあいして、
バタゴトと音がして、
隠れているのがバレバレになりましたけどね^^

けれども
子供たち自身がアイデアをだして、
こんなユニークな登場の仕方を考えてくれたのは
初めてだったので、
とてもうれし楽しい思い出になりました^^。

そうして式がおわり、
お母さん達の持ってきてくださった
美味しいおやつをいただきながら
振り返りの時間をもちました。

ふしぎに、
7名程の少人数の子供たちでも、

1年をふりかえったときに、
その年度の特徴的な顔が自然と描き出されます^^
微配合の薬みたいなもので、
同じ人間でも
こちらのグループに混じれば、
違う面が引き出されるというならば、
この7名だからこそ、
という側面もあったかもしれません^^。


今年は
ひとりひとりにも全体的にも
「老練な顔」を感じました。
なんだか 大人っぽい。
ふとしたときに、
おじーさんやおばーさんと
話しているような気になることが
よくありました。
人生を積んできた人みたいな^^。

でも、
熱心におままごとしてるし、
口がまめらなかったり、
顔にしわはないし、
やっぱり子供だよね~
と思いながら一年が過ぎました^^。

帰りがけ、
名残惜しげに たわむれる子供たちをみて、
お母さんが「きょうだいみたい^^」とつぶやかれました。
ほんとに、そういえば、そうだな~と思いました。
おうち園かぞくの、おうち園兄妹になっていました^^

今年度も子供たちから
豊かなゆたかな一年をいただきました。
本当にありがとうございました。


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2014年3月 3日 (月)

おひなさま

今日はひな祭り。

おうち園のおひなさまです。

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おまけ・・・

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2014年3月 1日 (土)

アカガエルのたまごしらべ

今日は児童センターあすぱるでの自然観察会を行いました。

ちょうど2日前の夜に降った暖かな雨で、斜面林でもアカガエルが産卵し、
本日の活動内容は、アカガエルのたまごしらべにしました。

毎年繰り返す調査は、生き物変化や斜面林の大切さを伝えるうえで、
とても大切な活動です。
冷たい小雨が降る日でしたが、生き物好きの子供たちが集まりました。

鈴木さんのアカガエルの紙芝居を見て、子供たちで作ったアカガエルの歌をうたいました。
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学校ビオトープ、斜面林の水路へ出発!
卵塊の数を数えました。

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学校ビオトープでは卵塊が1個ありました!

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交尾中のアカガルもいました。雌のお腹は真っ赤でした!

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斜面林の水路。斜面林では、合計34個ありました。

昨年は、3月16日の調査で、50個ありましたから、
これから、さらに産卵数も増えるでしょう。

そして今回、初めて、1個の卵塊のタマゴの数をみんなでかぞえてみました。
図鑑には、500~3000個とありますが、本当なのでしょうか?

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この卵塊、何個の卵の塊だと思いますか?

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卵塊を小分けにして、みんなで数えました。

子供も大人も、何度も繰り返し数が積み重なっていくと、熱中してきました。

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その数、なんと、2,965個!!

今日見つけた卵の個数をみんなで計算しました。
ひとかたまり平均2000個として、2000個 × 35塊 = 70,000個 !!

戸塚地区の人口が6万人という事なので、それを上回ってしまいました。

数をかぞえさせてもらった卵は、屋上のビオトープに放しました。

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屋上ビオトープの放流は、2年目です。
来春は、ここでも、産卵の可能性があります。

寒い中でのアカガエルの産卵は、生き物の力強さを感じます。
子供たちが熱中して観察している姿を見ると、
何か、共振しあっているものを感じます。
小さなアカガエルですが、大切なことを伝えてくれます・・・


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