いきなり団子
冬は、いきなり団子を よく作って食べました。
いきなり団子は、熊本名物で、
実家の近くのスーパーの入り口では、
いつもほかほかのいきなり団子が売られていました。
数年前、
関東北部あたりの 高速道路で
いきなり団子を見かけたときには 大変びっくり、
且つ うれしくなりました。
今も
ひとふゆに一度は無性に食べたくなります。
じょうずに作れないのですが、
やっぱり手作りしたものは、
どんなに高級なお店で買った美味しいものよりも
自分のおなかに
しっくり合います。
胃袋のカベが丈夫だった若い頃には、
かんがえられなかったことです^^
母は、生の薄切りサツマイモを いきなり包んでいました。
それで、いきなり団子というのかと ひそかに思っていたのですが、
それだと微妙にかたいので、私は一度蒸したおいもを包んでいます。
煮たあんこも いれます。
15分くらい蒸しました。
二段重ねだと くっついて皮がはがれてしまいます^^
皮は、国産薄力粉と 水(牛乳でもOK)です。お好みで塩(塩こうじでもOK)ひとつまみ。
15分くらい こねると 耳たぶのように しっとりやわらかになります。
この生地には、「だいくとおにろく」(福音館)~覚えた昔話~をきかせてあげました^^
「だいくが たまげて まってくれ というと
おには まてね~ ・・・・・・」
お話しは、いつのまにか生活の中にとけこんで
つらいとき、つかれたとき、つまらないとき、
そっと寄りそって生きることを励ましてくれています、、、
一晩たつと、かたくて食べられませんが、
あったかいご飯の上にのせて、炊飯器に入れておくと、
復活します。
田舎でも こうやって よく食べたものでした^^。
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