よもぎご飯
以前は、
それほど美味しいと思わなかったものが、
突然、おいしく感じるときって
大人になってからでも あるのでしょうか?
たとえば、
小さいころは食べなかった
ノビルの酢味噌あえ、なんて、
今は、そんなに滅多にすすんで食べなくとも
食べれば美味しい^^。
(子供が、玄米や胚芽米はNoGoodとなり、銀しゃりです^^)
この、よもぎご飯も 数年前までは
確かに、「おいし~~♡」なんて
おもわなかったのに、
よもぎ団子を作った余りをのせてみたら、
「脱帽、負けました、完敗です、、、」
というくらい
体にぴたっと来ました。
ゆでて、刻んで、すりつぶしたヨモギを
あったかご飯にのっけて、
お塩をふりかけただけ。
写真では上品に少な目ですが、
ヨモギのかたまりを
ボンっと
混ぜこまずに真ん中において、
くずしながら食べていくのが、
なんとも美味しい。。。。。
前は、ぼそぼそとして味気なかったヨモギの筋っぽさが、
しっとりとした苦みをともなって、、、
決して野菜や肉からは得られない力強い歯ごたえ、
しかも余分な脂分のない歯ごたえが、
「ヨモギでしょう、あなたヨモギでしょう、あんたじゃなきゃこの歯ごたえは出せない」
と、うなってしまう感じ^^
『あーうまかった』
女房は けたけた笑って、
かみを きちんと もとどおりに ゆったそうだ。
という「くわずにょうぼう」(福音館)赤羽末吉画の
名文が思わず、口をついて出てきます。
もっとも、にょうぼう(おにばば)は、
「よもぎが はえたところにくると
どくがあって おっかねえ
と まわりみちしていく」んですが^^
若い頃、中国で食べた「よもぎラーメン」は、
最後まで 食べることができず
吐きそうになりましたが、
もしかしたら、
今なら
食べられるかも・・・^^
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