綾瀬の森のワンドの整備
綾瀬の森の川岸には、ワンドといって、浅瀬があります。
しかし、このワンドに、台風などの増水の折に、木くづや泥がのって、
さらにそれに葦などの植物が生えて藪の状態になっています。
ある意味、それはそれで、自然地となっているのですが、
芦原は他のところにもあるので、
ワンドとして元に戻した方が、生態系空間の多様性にもつながり、
生き物層も厚くなると考えています。
そしてワンドの下は玉砂利になるので、こどもたちもその浅瀬に入って
生き物さがしが出来るようになります。
今日、埼玉県の総合治水事務所の方が来てくださり、
綾瀬川を愛する会のみなさんとワンドの再整備の打ち合わせをしました。
話を丁寧に聞いていただき、前向きでしたが、
実際には予算があるので、着工は不透明な感じでした。
そこで、県知事にメールで手紙を出しました。
下に、貼っておきます。
市長にメールの仕組みもあります。
公園にスロープを付けてもらったり、未開通道路に歩行者は通れるようにしてもらったりで、
実績があります。
肩書のない市民が、担当課にお願いするよりも、かなり有効です。
コロボックル通信にも書きましたが、
メンバーが、市長にメールを出し、井戸にポンプを付けてもらう方向が確認されました。
すごいことですね!
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上田清司知事様
日頃より、県民が活き活きとする行政を推進していただきありがとうございます。
また、綾瀬川にある綾瀬の森のワンドの整備の要望に、即座にご対応いただきまして御礼申し上げます。
本日雨の中、総合治水事務所の工務担当部長の・・・様、同じく担当の・・・様に来ていただき、熱心に打ち合わせさせていただきました。
綾瀬の森のイベントには、毎回、100人規模の親子が集います。5/4のお魚調査には、160人の親子が来て、綾瀬川から定置網を引き揚げ、捕れたウナギやナマズに歓声をあげました。その後、埼玉県水環境課の「みんなの川チェックシート」を行ったところ、体験活動が自然に対する印象を好転させることが分かりました。
ワンドの整備が終了の折には、子供たちが川に入って、ジャブジャブと生き物調べをしたいと計画しています。
そのイベントの折には、ぜひ、上田県知事に来ていただきたいと願っております。上田県知事にお越しいただけましら、子供たちもサプライズで大喜びです!
日本一汚いと言われている綾瀬川に子供たちが入り、伸び伸びと活動する姿を通じて、埼玉の川が豊かにきれいになってきていることを、全国に発信していただけましたら とてもうれしいです。ある意味「日本一」だからこそ、全国に発信できると思っています。
理想的には、8月までに工事が終わって、9月に行事が組めたらと考えております。
綾瀬川再生会議でも水環境課とスクラムを組んで、綾瀬川のさらなる浄化を進めている最中です。水環境課の皆さまにも、いつもご協力いただいて心強く思っております。
突然のメールにて失礼いたしました。
今後ともよろしくお願致します。
綾瀬川を愛する会
川の国アドバイザー
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