玉ねぎの皮染めでは?
媒染剤(つばき・さざんかの灰汁)を入れたことで、
かえって、染まりづらくなっていたことが判明した我が家のビワ染め。
常識と思い込みをくつがえされた衝撃はあったものの、
ならば、
媒染剤を入れない方が、
全然カンタンだし、ラッキーじゃん♪
と、数秒後にはズボラに心底、喜び、
今日は、
掃除の途中に出てきた玉ねぎの皮を
捨てるぐらいなら
染めてしまえ~と、
また草木染してしまいました。
すると、
ありゃりゃ、
今度は媒染剤を入れたほうが
ちゃんとセオリー通りに
濃く染まりました!?
上段 媒染剤あり(左からシルク・呉汁染めした綿・ただの綿)
下段 媒染剤なし(上に同じ)
染め直しの着古したシャツは、
今回、媒染剤なしをメインに染色したので、
薄く染まってしまいましたが、
それでも玉ねぎパワーは、やはり強烈!
しっかり濃い茶よりは、
明るい玉ねぎ茶の方が良かったので、
これも偶然でしたが
願ったり叶ったりとなりました。
模様づけを忘れて、
あわてて染液のなかに落ち込んでいくシャツの端っこに
輪ゴム絞り。
脇腹のおもしろい所に
しぼりが入りました^^。
今回の玉ねぎ染めで、
灰汁の効果が発揮されたことで、
実は、長年のナゾだったのですが、、、
8年前の灰汁でも
発色と染着の効果があることが
証明されました^^(あはは~)
っということは、
なぜビワ染めで灰汁の効果が逆に働いたのか???
これこそ染液と布と灰汁の間におこった
それぞれに帯びている電気どうしの反発?
はたまた、取り出すときに勘違いしただけか。
ちなみに分量は、
<玉ねぎの皮45g・水4リットル>
を煮込んで染液を作りました。
こちらは、灰汁なしの そのままの液。
シャツ1枚と 見本布を染めました。
こちらは、灰汁(30ccくらい)入りの液。
見本布だけを染めました。
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