ラオーニの来日
『ねえ、口に 大きなお皿を入れてた人って、だれだっけ?』
「ラオーニだよ。
ブラジル・アマゾンの先住民族、カヤポ族の長老だよ。
今、推定年齢、90歳代だって!」
『ふ~ん』
ブンが突如、なぜかラオーニのことを思いだしました。
ラオーニに会いに行ったのは、
ブンは10歳、アン7歳のときでした。
そんな昔のことを
急に思い出すんですね^^
けれども、もっと驚いたのは、
ラオーニ来日のお知らせの通信が、
ちょうど、その日届いていたのですから、
まるでテレパシーで受信したかのような共時性に、
お~スゴイッ
と、うなってしまいました^^。
ラオーニの今回の来日は、
広島や静岡が中心のようなので、
東京イベントは10月30日(木)PM7~9じの一日だけのようで、
会いに行けそうにありませんが、、、
前回は、
東京港区白金台のどこかのお寺の
暗い御堂で、
小さな灯りのかたわらで、
ラオーニが
部族の昔話を
向こうの言葉で語ってくれました。
大変、単純なストーリーだった気がしますが、
部屋の中の陰影や ことばの響き、生のラオーニの存在感とかが
あいまって、
次の日は、寝込んだ記憶があります^^
(http://www.rainforestjp.com/)
熱帯雨林保護団体(南研子代表)
何をかくそう、
ラオーニの部族の女性こそ、
男女の産み分けができる人たちなのです。
南研子さんが、
話のなかで、
「え? 男女の産み分けができるの?」
と驚いたら、
向こうの女性が、
「あなたたちは、そんなこともできないのか?」
と逆に驚かれたという^^。
また、男子や女子が15歳くらいのときでしょうか、
大人になるための儀式があるのですが、
その話も強烈な印象が残ります。
彼らは、通過儀式のなかで、
ひとりの時間をもちます。
女の子にいたっては、
初潮から一年間を ひとりで部屋の隅で過ごすんじゃなかったかな。
男の子の話も負けずキョーレツです。
そう、もしかしたら
そういうかたちで「ひとりであること」を深く通りすぎるからこそ、
彼らは、「みんなと生きること」、
地球やすべての命とともに生きる「ワンネス」の感覚が開けるんでしょうか。
子供をひきずって大人になっていく私たちの暮らしとは対称的です^^。
そんなイミで現代人の「瞑想」や「内観」は、
先住民の通過儀礼の代わりの役目を果しているようで、
似ていますッ!
参考 「アマゾン、インディオからの伝言」
「アマゾン、森の精霊からの声」(ほんの木)
『地球の酸素の4分の1を産みだし地球の肺と呼ばれているアマゾンは、
地球上の生物種の約半分が棲息しているといわれる「種の宝庫」。
そのアマゾンが 年に東京都の約6倍以上の面積を消滅し続けています。
鉱物資源採掘、牧場や大豆畑、サトウキビトウモロコシ畑(エタノール原料)にするため、
森は焼かれむき出しの大地となり、姿を変えています。
それは、すべて先進国の便利で豊かな生活を支えています。』
ラオーニは言います、
『わたしたちの大事な森を壊してまで大豆をつくる必要があるのか、
何か他の手段があるのではないか・・・・・』
(ちなみに、日本の大豆自給率は8パーセント)
ラオーニは、私たちが本当に破壊しつづけているジャングルで
本当に生きていて、
そのことを伝えに、
今年、日本へ来ます。
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