<赤じその草木染め>
赤ジソの草木染めは、
きれいな緑色に染まると、
教えていただいて、
畑に生えていた赤ジソをかきあつめ、
ちょこっと染めてみました。
いつも通り、
枝葉をザク切りにして、
測りもせず、
ズボラなお料理感覚で
やってしまいました。
そのせいでしょうか、、、
緑ではなく
明度の低い紫になりました^^
あちゃ~!
しかし、
よくよく見れば、
赤・青・黄の
三原色をメインに染めものをしつづけて、
暗色は 鉄媒染をせねば出せないと思いこんでいた身としては、
この色合い、
みょうばん媒染
(その辺のお店で誰でも手に入り、黄色系を鮮やかに染める媒染剤)
で染めた色とは思えず、
しかも
ちょっと大人っぽい紫系のグレー。
う~ん、
チャコールグレーならぬ
チャコールバイオレット(明度の低い紫というイミで)、
とかなんとか無理やりカタカナにしてしまいたくなる
うれしさです♪
下段(左から 羊毛・シルク・呉汁染め綿・呉汁なし綿)
シルクは、紫系でしたが、
綿は、ちゃんと緑色になりましたねッ^^!
よかった。
ちなみに上段は、洋種ヤマゴボウです。
以下は、染め手順。
<赤じその草木染め>
①赤ジソをザク切りにする。
②ナベにいれて、水をひたひたに入れて、火をつける。
沸騰したら弱火にして、15~20分ぐつぐつ。
④みょうばんを入れて、かきまぜているところ。大匙1杯くらい入れました。
⑥染液のナベに、染めたいものを入れる。
(水にぬらして、脱水してから、染液にいれるのが本当ですが、
お出かけ時間前だったので、ついそのまま入れてしまいました^^)
⑦火をつけて、沸騰しそうになったら、弱火にして15~20分ぐつぐつ。
(染液は、けっこう熱そうだったので、そのまま弱火でぐつぐつしました^^)
⑧翌日まで、そのまま冷まします。
⑩大きなシルク布は、もともと黄色で染めていたものが色あせていたので、
重ね染めしました。
まず、縦にびょうぶだたみに折り、
次に、横にびょうぶだたみに折り、
割りばしで、適当な場所をはさみました。
さて、開いたら、どんな模様になっているでしょう?
一番、たのしくてわくわくする瞬間です♡
追伸・・翌日、ちょっと色が変わったなと思っていたら、
染めてから5日後は、
紫系の色は、すっかり抜けて、
藍色とねずみ色と緑色が 混ざったような色になっていました。
これは、ずっと前に、どうやったら、こんなシックな大人の色を出せるんだろうと
憧れた色です!!!
これは、私色なので、
「藍ねずグリーン」と名付けましょう♪
一般的には、薄萌黄(うすもえぎ)色に近いのかなあ?
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