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2014年11月 4日 (火)

ホシホウジャク

11月7日は、立冬です。

3か月前の8月7日の 立秋あたりから、
エンマコオロギなど 秋の鳴く虫の声が聞こえはじめ、、、
それ以来、
寝る前に聞こえてくる甘いささやくようなエンマ君の声に、
うっとりと寝入ったものですが、

今は、
11月に入り、
その声も聞こえなくなってきました。
夜、お散歩していると、
カネタタキやヒロバネカンタン、マダラスズの声は
まだ聞こえましたが、

おそらく立冬あたりで、
その声も聞こえなくなってくるのでしょうか。
また今年も
鳴く虫の最後の声を確かめたいと思います。

ところで、これは、
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ホシホウジャク。

鳴く虫は、なんとなく話題にのぼりますが、
スズメガ系の蛾などは、
その最後に気づくことは、
まずありません。

が、
今年は、10月下旬、
家の窓の下に
よく息絶えている姿を発見しました。、
たぶん、
あたたかい日に部屋の中へ入ってきて、
外に出られないまま、
ガラス戸の下へと落ちて倒れたのでしょう。

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お庭の花瓶に生けたサザンカの花の蜜を
「ホバリング(空中静止状態で飛んでいる)しながら、
よく蜜を吸いに来てたね~」
などと ベースケが言うので、

ただの蛾だと思っていたのに、
「あ~、あのちょっとウグイス色でオレンジと黄色がかった
まあるいふくよかな
花の蜜が大好きなホウジャク夫人であったか」
と、

急に愛着がわいてきて、
手にのせてみました。
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お~前から見ると、
鳥のよう。
どっかの国に住んでいる
手乗り型の小鳥だと言っても
信じてしまいそう^^

しかし、
彼らも 晩秋にかけて
その最期をむかえるそうです。
たとえば、
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ジョロウグモの巣の中へ。


003
そうして、
ジョロウグモのメスが、
大きな蛾へ向かって早足で近づき、
そうして、その後ろにいたオスが、
食事中の雌のお腹に
ピタリと身を寄せました。

ホウジャク夫人の命は、
小さなクモの子供たちに引き継がれていきます。


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