来年の手帖カバー
記憶力がとびぬけて抜けているので
手帖は欠かせません。
お財布をなくすより、
手帖をなくすほうがショックです。
そうして、
この時期、来年の手帖を購入し、
必要な書き込みを済ませると、
今年から来年へと記憶を引き継いだと
ほっとします^^。
すると、
ただの四角い紙の手帖が、
外出するとき、
するりと鞄にすべりこみ、
一番頼りになる
ボディガード兼 名マネージャーに変身です。
そんな彼に
(今年は、黒カバーなので 彼っぽい)
横浜あたりで偶然見つけた古布で
上着をしつらえました。
手帖を置いて、
まず上下を折ります。
手帖のサイズより各々2ミリほど長く折りました。
今度は、
左右を折ります。
これも、ゆとりを持って折ります。
この布は、
絹織物だそうですが、
一体、
いつの時代の
どのような方が
そだて紡ぎ織り、召されていたのだろうと、
「あなた方のおかげで
今、わたしは
ここに生きています」
と手を合わさずにはおられませんでした。
「櫛挽道守」(くしひきちもり/集英社)を
今、毎晩、子供たちのかたわらで、
朗読しているせいでしょうか、、、
いよいよ涙で重くなってきたまぶたが、
江戸から明治へと激変の時代を生きた
山村のつくり手たち村人たちへと
想いをはこびます・・・・
これは、
去年の彼女(手帖)の和布コート。
(黄色い手帳だった)
無事に、
引き継ぎました。
ありがとう・・・・ありがと~
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