綾瀬の森を元気にしよう!2014
天気は午後から雨予報でしたが、
寒い日ほどたき火が楽しい・・・ということで、本日、綾瀬の森の活動を行いました。
参加者は、コロボックルくらぶを中心に、小学生、幼児さん、おとうさん、お母さん、高校生、大学生、おじいちゃん、おばあちゃんと、
多種多様な94名の参加者でした!
今日の活動は、3つです。
1.木の剪定枝を使いたき火で焼いも・・・里山体験
2.ヤナギ林の整備・・・コムラサキ保護プロジェクト
3.落ち葉のプールをつくり・・・越冬幼虫の体験
遊びの中に、自然体験と自然保護を織り込んでいます!
☆今年もお芋の一部は、「おとうさんのヤキイモタイム」さんに協賛いただきました!
☆コムラサキ保護プロジェクトは埼玉県の「都市(まち)の生物多様性保全活動」に認定されています。
集合あいさつの後、まずは、大エノキの下で落ち葉の下にいるチョウの幼虫を探しました。
ゴマダラチョウの幼虫がいました。寒さをよけて、落ち葉の布団の中にいました。
私たちも落ち葉を集めて、越冬体験しますよ。
2チームに分けて、ドラム缶台に火をつけます。
渡されたマッチは、10本のみ、火がつかなかったら焼いもが食べれれないルール!
子供たちは真剣です。
火が着いたら、それぞれ好きな活動に移ります。
<たき火チーム>
たき火の好きな子は、どんどん枝を入れて、おき火をたくさん作ります。
<落ち葉のプールチーム>
<ヤナギ林整備チーム>
ヤナギは、準絶滅危惧種のコムラサキの幼虫の食草であり、成虫の蜜源です。
綾瀬の森の中のヤナギはカブトムシ獲りの人に根元が踏まれて樹勢が落ち、ピンチ!
そこで綾瀬の森のはずれにあるヤナギ林をあらたに守り、コムラサキの生息も守るプロジェクトです!
名札付け。保護している木であることを、人に伝え、木を守ります。
ヤナギ林整備チーム、記念撮影。がんばりました~
この続きは、来年2月に行います。
作業が終わって、お芋の投入です。
たくさんのおき火が出来ています。火ばさみを使ってお芋を入れます。
お芋が焼ける前に、終わりの会をしました。
今日の、参加者の紹介です。
本日参加してくれた、越谷総合技術高校の皆さん。
大きな剪定枝を細かく切って、「虫の家」に積み上げてくれました。
綾瀬川を愛する会の皆さん。綾瀬の森の産みの親です。
いつも土手のゴミ拾いをしてくださっています。
「ノコギリで木を切りました」 記念に柳の枝を持っていくそうです。」
最後に、「綾瀬の森」に、みんなでお礼を言いました。
「ありがとうございました!」
いよいよ焼いもを食べて終了です。
かつての人の暮らしは里山と密接にかかわっていました。
山から薪をもらい、あるいは、落ち葉で腐葉土をつくり、その事が森の整備につながり、
森も人も元気になっていました。
今回の活動は、その里山的暮らしを少し体験してみました。
現代人は森とのかかわりが無くなってしまいましたが、
子供たちの自然体験など、新しい森と人の関わりを築き上げていくことが大切だと思います。
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