ジョロウグモはいつまで生きているか
きょう七草粥の日、1月7日も生きていました。
もう あの美しく張られた円網はなく、
崩れ落ちた巣のかたまりに
ひっそりと息も絶えだえです。
しかし、
1月4日には、網の中央にすわったまま
亡くなっていました。
生きているときは、
頭を下にして座っています。
大きな胴体を
力強い筋肉で上へと
ぐっと持ち上げていたんですねッ!
死んだクモは、
足で糸にとどまりながらも、
体は、だらんと下がっています。
生命の糸が切れたのですね、、、
ところでジョロウグモは、
秋に、 交尾をして産卵し、
冬は、卵で越冬して、産卵した成体は死に、
春に、卵は孵化し、
夏に、成長します。
ということは、
このいまだアミにいるジョロウグは、
なんなんでしょうか?
産卵のために巣から降りなかったのでしょうか?
近くにいた他の10~20匹以上のクモたちは、
2~3匹をのこして、
皆、どこかへいつの間にか消えてしまいました。
産卵をしに巣からおりて、
無事に卵を産めたのかもしれません。
ジョロウグモの卵を見かけたら
今までは、
よく見もせずにゴミかホコリかと思い、
払いとっていましたが・・・
この寒い中、
崩れ落ちた巣のなかで
懸命に生き続けているジョロウグモの姿をみると、
ただの白いカベに貼りついたホコリも
「ここに卵があった♪」と、
逆勘違いで、
うれしくなりますね^^
これは後日、見つけた植木鉢の底にうまれた卵。
さらに、
同じ植木鉢の内側にも卵がありましたッ!
卵の大きさもさまざまなんですね。
卵の巣も成体の巣と同じく
美しい円で描かれていますね^^
この卵の内側は、
うっすらと赤いのです。
雌のお腹を思わせます。。。
« お箸づくり | トップページ | つぎの家の絵を描く »
コメント