『憲法とは何か?』
2015/2/10憲法ママカフエでした。
かみしばい「王様をしばる法」(あすわか製作)は、
『憲法とは何か?』
を知るうえで、
やっぱり、ものすごくわかりやすかったです。
幼児の子たちが、
紙芝居が始まったとたんに、
目の前に並んで見てくれたのは、
読み手として、すごく恥ずかしかったですが、
とてもうれしかったです♡
無宗教・無所属の組織名のないママたちの呼びかけで、
党派など全くなしで、今や未来を考えていこう
という学習会でしたから、
それぞれの個人的呼びかけでした。
ので、
10名集まれば大成功、
22名目標でしたが、
当日、飛び入りのかた6名いらして
ちょうど、22の倍数の
44名(おとな37・幼児以下7名)の方が来てくださいましたッ!
たんなる数字合わせですが、
22は、ゾロ目で、神さまのお仕事といわれる数でしたっけ?
その2倍ですから、破格ですね♡
ナンセンスで神秘的^^
さて、ズバリ個人的な感想ですが、
「憲法」に絞ります。
今回の自民党の憲法草案は、
今の憲法とくらべて、
何が変わったか?
ひとことで言うなら、
あえて一言でいうなら、
「和」が小さくなったんだな~と思いました。
(「国家権力をしばる法」から「国民をしばる法」にかわっているのですが、
解説つきの下記サイトを参考にしてくださいね)
「和を尊び・・・」ってきれいな言葉だけど、
きっと重要なのは、
「和」の範囲なんでしょうね。
なんていっても
自分の和だけなら、ナルちゃんや 自己中だし、
自分の宗教の和だけなら、宗教戦争だし、
自分の国の和だけなら、ファシズムやナチズムだし、
「和」というのは、
「和」の空間的な広がりが見えないと、
「和」のために、「和の外」と戦って命を捨てる。
というのに、
いつの間にかすり替えられてしまう。
危険な甘い言葉ですね^^
今回の教訓、「和を尊び・・」には注意しましょう! ですかね^^
・今の憲法前文には
「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
と全世界の和がありますが、
・自民党案
「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、
基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、
家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。」と、
「国家」の和に小さくなりました。
和を尊ぶのは変わりないとしても
和は、「全世界」から「日本国家」に小さくなりました。
しかも尊ぶのは「日本国民」ではなく「日本国家」です。
「和」の範囲は、
どこまで愛情を示すかの区切りです。
「和」の外は、
戦っても殺してもかまわない・・・・
というのは、歴史の示す通り。
今後は、春の統一地方選挙。
来年の改憲と国民投票。
まず、環境権や緊急事態宣言など
通りやすい事項から扱うそうですが、、、
それまでに、今の憲法と 自民党草案。
にほんじゅうの人と 考えていきたいです♡
そして、アジアの人に その姿を見てほしい♪
ところで、
日本国憲法の成立過程は、
アメリカとの合作ですが、
単にそれだけじゃないという話を読みました。
アメリカ建国精神には、
ネイティブアメリカン(先住民イロコイ連邦)の叡智が
吹きこまれています。
そして、神道をもちながらも異国の仏教を受け入れた古の日本のように、
さまざまなものを受容するわたしたちの血は、
日本国憲法にもまた、体現されている。
ヨーロッパやアメリカや先住民の精神までもとりこんで出来ているとすれば、
これはもはや、
やっぱり世界遺産ですかね^^
http://satlaws.web.fc2.com/0140.html
自民党憲法草案の条文解説
憲法ママカフェから随分、脱線してしまいましたが、
ママだちの感想反響は、すごくおもしろいッ!
こんど紹介しますね♪
上の憲法の解説は、ママが教えてくれたサイトです。
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