スゴすぎて^^
先に開催した「憲法ママカフエ」が終わってから、
お友だちも
わかりやすい絵本、
好きな絵本を
紹介してくださいました。
男の子の詩と
この絵描きさんの絵が
ピタリと合っていますッ!
これは文章も短くて
詩のような本なのに、
後ろページには、
憲法との照らし合わせが載せてあって、
ほんとにわかりやすい。
はずせない一冊ですね^^
そうして、
さらに、
「まるでゴウモンのようならいんあっぷッ!!!!!」
な憲法の本を紹介してくださった
ママもいます^^。
でもそこに、そのママの補足が入ると、
私でも読んでみたいなと思わせるから
不思議です^^。
いつも思うんですが、
ほんとに
どんなことも その人の個性がでるんですね^^
あんまりスゴすぎて、
誰も手が出ないかんじがいいです♪
でも、そういうところが、おもしろすぎるので、
ちょこっと転載させてもらいます♡
①*憲法関連*
『憲法』(芦部信喜 著)
この先生の書は、法律を学ぶ学生総ての基本教科書のようなものだと、昨日竪先生も言われてました。
昨日配られたレジュメに載っていた、去年のバレンタインデーのチョコに添えて安倍総理に贈った本の著者です。
なんでそんなことを「あすわか」の方がやられたのか?
余談ですが、昨年国会で民主党議員から改憲に関する質問で先生の名前を出したところ、安倍総理はこの方を知らないと答えてました。
改憲を目指す人が、実は立憲主義の基礎を知らない? 唖然です。。。
さておき、(改憲草案の)条文解説を読んだ後に、現行憲法のみと向き合うのにとても良い解説書になると思います。
昨今、憲法制定における「アメリカからの押しつけ論」も出てますが、制定においての歴史とその流れも書かれてて、「押し付け論」否定の根拠が分かります。
②『テレビが伝えない憲法の話(PHP新書)』(木村草太 著)
まだ若い、新進気鋭の憲法学者です。私はファンです♡
現在問題になってる「集団的自衛権」や「特定秘密保護法」や「憲法改正の手続き(96条)」の違憲に当る事由を専門的に解凍してるので、ピンポイントで分かりやすいと思います。
③『未完の憲法』(奥平康弘・木村草太 著)
先の木村先生の師でもあり、「憲法9条の会」にも関わる、先月亡くなられたばかりの奥平氏の共著です。
まだ私も読んでいないのですが^^: 新旧の憲法学者の目を通して↑の本の内容をさらに補完できると思います。
④*歴史・民主主義関連*
『ひとりでいいんです』(加藤周一・凡人会 著)
故・加藤周一氏の対話と対談をまとめられた書です。
学生時に講義を受けた時に、先生が「世界を変えるのは、楽観主義者ではなく悲観主義者だ」とおっしゃられてたのが当時は分からず、でも最近になって少し理解出来るようになりました。
「楽観する」ということは、目先の問題を解決してしまったらそこで終わり。
「悲観する」ということは、問題を意識し向き合う故、だからこそその問題を解決しようとする未来志向の発想なんだと。
戦中から戦後にかけての日本人の民主主義意識の変化と問題点とどう向き合えば良いのか、とても明快に語られてます。
⑤『戦後史の正体』(孫崎享 著)
元外務省外交官の方による、「日米外交の圧力」の立場からの視点で書かれた戦後史の書です。
昨今、安倍政権の前のめりな外交や防衛政策の根拠はアメリカからの影響が大、その所以の歴史が良く書かれてます。
前のめりのもう一つの理由=おじいさんの岸信介氏の存在も、読めばなるほどと思わされます。
⑥『新・戦争論』(池上彰・佐藤優 著)
TVで人気の池上さんと、元外交官の作家・佐藤さんの対談書です。
現在の混沌とした世界情勢の過去の歴史から今後の展開まで、とても情報量が多くクレバーな分析が、特に中東問題は本当に詳しく書かれてます。
政府が進めている「集団的自衛権の閣議解釈」が実は行使するには高いハードルを自ら課してしまった説明(これは公明党の作戦勝ちとのこと)も載ってたりしてます。
この佐藤優さんは、先の加藤周一先生に次ぐ“現代の知の巨人”だと、私は感じます。
歴史・政治・経済・外交・文化、あらゆる事に詳しい!ネコにも詳しい方です^^
「正しい知識を知らなければ抗う事も出来ない。
だから学びます、そして、子供達に伝えたい、そんな思いです。
とはいえ、私の嗜好で情報を収集することでの盲点もあります、間違わないよういろんな意見や知識を受けたいと思います。」
と、熱いメッセージも寄せてくださいました(感謝)。。。
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