ムクロジのお話し
戸塚綾瀬小学校1年生に、「ムクロジ物語」の授業に行って来ました。
ムクロジ物語は、綾瀬川の河川工事で切られた木が、
戸塚綾瀬小学校に植えられるまでの本当にあったお話し。
保護者のお母さんの声掛けで、4年続けての授業になりました。
まずは紙芝居で、子供たちにその学校に植えられるまでの出来事を伝えました。
紙芝居の作者の鈴木さんが 読んでくださいましたっ!
紙芝居の後は私が登場して、遊びの紹介や実験です。
ムクロジの実を使って作った羽で羽根つき、そして数え歌の練習
先生方に羽根つきをしてもらい、子供たちが数え歌で応援です!
子供たちの代表によるムクロジの実の泡立ち実験
戸塚の町では戦時中、石けんが無くなった時、
このムクロジの実を石けんとして利用したと、地元のおばあちゃんのお話しがあります。
泡立ちのすごさに歓声があがります!
そして、最後のまとめ
深呼吸をして、この空気も植物が作ってくれるのを感じました。
自然は、遊びや生活、そして命を守ってくれます。
冬になり葉が落ちて、それは、ゴミですが?と子供たちに聞いているところ
落ち葉の腐葉土を食べたカブトムシの幼虫のウンチを見せています。
土に還っています。
そして最後に、1匹の幼虫がしたウンチの長さをヒモで見せています。
その長さ46メートル!!
子供たちの、歓声で授業は終わりました・・・
---------------
余談ですが、
綾瀬の森に子供たちがガラクタを集めた作った秘密基地がありました。
そこをのぞいて、笑ってしまいました。
その基地のテーブルに飾ってあったのは、
2リットルのペットボトルに、水とムクロジの実を入れたもの。
おおこれは、私が授業で子供たちに教えたものではありませんか!
「ムクロジ物語」の授業の教え子たちということです。
シャカシャカ振って、泡を立てる魔法の実、ムクロジ。
おもしろいんだなあ。。
ムクロジ物語 → http://www.kusaki.net/mukurojistory.html
<べーこ追記>
いままで何回となくムクロジの授業を見てきましたが、
最初っから最後まで、
全員が一まとまりになって
弾むような反応が返ってきた日は
そうそうありません。
動画日和でした。
(撮っていませんが、あとで後悔したほど^^)
そういえば、
この1年生たちは、
綾瀬川での草花あそびの授業のときも
美しい緑の風景のなか
後姿ながら動画をとらせてもらった子供たちでした。
(このときは、偶然、とっただけですが^^)
どうしてかな?
いろいろまとまりのよかった理由を考えましたが、
①3クラスというコンパクトな規模であったこと。
②柔らかいカーペット敷きの視聴覚室であったこと。
③以前、綾瀬川の草花あそびの授業で いちど子供たちに会っていること。
④何にもまして、
「ムクロジ物語」の舞台となった学校で、
それを描いてくださった作者の方が読んでくださり、
そして、その木そのものが 正門の一番前に植わっていること。
でも、ただ単に単純に、
動画と相性のいい子供たちって
いるのかもしれないな~と
思ったりしたのでした^^♪
コメント