自然観察会・アカガエルの卵調査
本日は児童センターあすぱるでの自然観察会。
斜面林に自生したニホンアカガエルの卵調査を行いました。
まずは、アカガエル自生までのいきさつをお話しにした紙芝居。
それから、今までの調査の結果を報告
アカガエルプロジェクトのはじまりは2010年4月でした。
自生に見事に成功し、昨年、一昨年と50卵塊の産卵数となっています。
こちらは生態系ピラミッド
しかし、たくさんのアカガエルが自生しましたが、
もっと自然を豊かにするためには、上位の生き物を呼び込む必要があります。
ひとつの生き物があまりにも多く発生するのは異常なこと、バランスの良い自然に育てるために、
今日の調査終了時に今年の目標を立てることにしました。
屋上ビオトープの池を観察しました。
2年前(2013年)に卵塊を放したものです。
今年は12卵塊ありました!こちらも安定して自生している様子です。
次に校庭のビオトープ。
5個の卵塊がありました。
次に、斜面林の水路に向かいました。
今年から、電動ポンプが設置され、安定して水が流れるようになりました。
流れの最後の池。たくさんの卵がありました。
こちらは上流。ここにもたくさんの卵がありました。
斜面林の水路合計で、75個の卵塊でした。
昨年の1.5倍になりました。
平均的な卵を採取しました。
小分けにして卵の個数をみんなで数えます。
結果が出ました。
1卵塊=約2000個、総数で15万個にもなりました!!
戸塚地区の人口の2倍の数です。
まとめの会。
これから、もっと多くの生き物が生息するために、今年、私たちが出来ることを考えました。
3つの考えにまとめられました。
・稲を植える → 水生生物を増やす
・枯れ木を積み上げる → 土壌生物を増やす
・踏み荒らさい場所を作る → 植物や小さな生き物を守る
さあ、目標が出来ました。
少しずつ実現していきましょう。
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