メス木とオス木の見分け方~アオキ編
人間に男と女がいるように、
木にもオスとメスがある(雌雄異株)と、
初めて聞いたときには驚きました。
※雌雄転換の木もあります。
これはいつかまた!
有名なところでは、イチョウの木。
強烈な匂いのするギンナン(種子)のつく方が、
お母さんの木で
実がつかないのがお父さんの木ですが、、、
そんな木の見分け方、
実がつくか つかないかという見分け方意外でも、
雌雄を区別できると
知ったときには、
さらに
さらに驚いたものです^^
なんと
お花を肉眼でみて、
わかるというのです!
「え、見てわかるの?」
『うん、これだよ、
花の真ん中、見える?
めしべの柱頭だよ。
だから雌木。
こっちは、
ほら、柱頭がなくて、
まわりの黄色い雄しべだけが見えるでしょ、
だから雄木だね』
なんて、
会話をしたはずです^^
そのときのモデルになった花、
それが、この花ですッ!!!
なんでしょう^^
って言いたくなりますね。
左がメスの花、右はオスの花。
花だけ見ると、
いったいなんだろう?
って感じになりますが、
「青木」(あおき)です。
常緑で水分をたっぷり含んでおり冬でも青々している、
アオキです。
左がメスの花の集まり、右がオスの花のあつまり。
この花序(花のあつまり)が、
木に付いているときは、
こんな感じ↓
美しいです(涙)
ではさて、ここで問題です。
これは、
雌木でしょうか?
雄木でしょうか?
って、つい言いたくなってしまいます^^
正解は、さいしょの写真がメス木。この写真がオス木です。
これ以後、
花粉の
その黄色が見えただけで、
感動するようになりました♪
ありがと~ありがと~♡
アオキは、
空を見上げると、
こんな木々が生い茂る山際によく生えています。
鳥たちが、アオキの赤い実をたべて、
落としていったフンから、
芽が出て大きくなったのでしょうね^^
実は、爪で割れ目をつくり、実飛ばしであそべるし、
葉っぱは、おひなさまを作れます♪
影でも育つ木ですから、
家と家の間にうえると、
火事がおこったときに
家を守ってくれるそうで、
実際に、そんな方が本当にいらっしゃいます^^
葉は、柔らかく水々しいので、
火に強いのですね。
じつは、お山で鼻をかんだり用をたしたとき、
大きくて柔らかいので、
お山のトイレットペーパーにもなるんですよ^^
子供と遊んで、家を守って、身だしなみまで助けてくれる・・・
ほんとうにスゴイ木です♡
アオキの息づく山は、
今、こんな色合いです♪
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