「いったい春の色合いは、どんな風にできているのだろう?」
今日は、
花曇りでした。
大宮台地の斜面林、
ここは
「川口市の背骨であもり、川口市民の肺。」
と、勝手に呼んでいます^^
ソメイヨシノが咲く頃、
遠出をした先で、
山並みをのぞむと、
きみどり、もえぎいろ、うすくれない、しののめいろ、わかたけいろ、あさぎいろ・・・
芽吹きの木々の薄淡い微妙な色合いに、
息をのみます。
幻想的な春が、
車窓を走って行きます。
そのたびに、
「いったい、あの色合いは、どんな風にできているのだろう???」
と、思うものですが・・・
今朝は、
そのつもりはなく、
朝の散歩のとき、
その色のなりたちに
立ち会うことができました。
④その先へと羽をのばしていきます。
これは、カエデ科カエデ属のオオモミジ種で、
品種は「猩々」あるいは「デショウジョウ(出猩々)」かな。
ショウジョウは、ずっと赤いまま。
デショウジョウは、タヌキのように七変化に化けて、
赤~黄色~緑と 変化していくそうです^^
山が、季節によって、色を変え、姿をかえるのは、
こうした いっぽんいっぽんの木々の
山もみじや 山ざくらの
うつりゆく成長と衣替えのせいなんですね♡
オペラの先生が、
「オペラは、自然をうたっている」
「唱歌などに出てくる日本の情景をうたわなくなり、
子供たちにも 伝わらなくなってきている」
「身近な自然をまもらないといけないと危機を感じている」
と話しておられました。
また ある人は、
「水の循環がー山が―森が―里山が―畑や田んぼが
日本の文化、
つまりは私たちのこころもかたちつくっている」
とおっしゃっていました・・・
私たちのこころとからだの健康は、
目に見えないようでいて、
じつは、
町の自然林のなかに映し出されているのかもしれません。。。。ね
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