「圧殺の海」
たとえば
「こんなの あったらいいな」で、
おうちのお庭に、
自主上映の映画館があったらいいな♪
お客さんは、ひとりかふたりぐらいでいいから、
床にすわったり、
窓際のイスにすわったりして、
野草茶をすすりながら
映画をみる。
なんてどうだろ?
今日の上映は、
家の前に貼ってあって、
「圧殺の海」とかね。
以下は行けないのですが、お知らせです。
お席、まだ大丈夫だそうですよ♪
<6月14日、ドキュメンタリー映画「圧殺の海」さいたま上映会を行います>
場所…プラザイースト映像シアター(さいたま市緑区)
4回上映(109分)
10時~
12時30分~
15時~
17時30分~
「圧殺の海~沖縄・辺野古」
http://america-banzai.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html?m=1
〇埼玉県では初上映となります。
辺野古のたたかいの最前線にたっている女性船長、相馬由里さんがゲストで来てくれます。
2014年7月1日、辺野古の新基地建設が着工された。沖縄県民は、何度、NOの声をあげたことだろう。あらゆるデモクラシーの手段を尽くして。しかし、ついにその声を日米政府がかえりみることはなかった。
警察・機動隊、海上保安庁を前面に立てて、反対する人たちを力ずくで抑え込みながら、工事をすすめる日本政府。巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、最大80隻にもなる船が、辺野古の海を埋め尽くす。おじぃやおばぁたちは、「まるで、沖縄戦当時のよう」と言う。
海底の調査を地上の作業で代替するというインチキなボーリング調査。海に勝手な制限ラインを設定し、報道機関の船も遠ざけ、連日、幾人ものカヌー隊員を拘束し、排除を続ける「海猿」海上保安官たち。ゲート前でも、機動隊は報道機関も排除し、怪我人を出すほどに猛り狂う。
しかし、たたかいは続いている。炎天下の日中も、台風前の雨の中も、ゲート前に座り続ける人びと。両手を広げて工事用のトラックの前に立つおじぃやおばぁたち。カヌーに乗り、体一つで海へこぎ出す人びと。屈しない人たちがいる。
2014、8月23日には3600人、9月20日には5500人。辺野古に集まる県民も日増しに増えている。
ブイがおかれ、立入禁止と書かれたフロート(浮具)で仕切られ、真黒なゴムボートが浮かぶ物々しいシュワブ沿岸。彼らのゴムボートが走り回る真下に、ジュゴンが海草を食む藻場がある。日本人同士の衝突をよそに、シュワブの浜では水陸両用戦車が走り回り、フロートの近くで、海兵隊員たちはシュノーケリングに興じている。
2014年11月16日、沖縄の人たちは、新基地建設NOを掲げる翁長雄志氏を県知事に選んだ。
日本政府は、またしても、沖縄の民意を圧殺しようとするのか。
あるいはそうさせないのか。
ここに造られようとしているのは、普天間基地の代替施設、ではない。
耐用年数200年、オスプレイ100機、揚陸強襲艦が運用可能な最新鋭の基地だ。
この海は、誰のものなのか。
安倍政権が目指す「戦争する国」づくりの最前線・辺野古。
私たちは、今日も、そのど真ん中で、カメラを回し続けている。
中央メディアが取材に来ない沖縄、地元メディアも排除される辺野古。
周到に準備された「無関心の壁」に一穴を穿ちたい。
私たちの未来の行方が、封じられ、圧殺される前に。
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