綾瀬の森で草木染と繭の糸取り
本日はコロボックルくらぶの活動日。
綾瀬の森で、森に成育する木の葉を使っての草木染と、メンバーの子が綾瀬の森のクワの葉を食べさせて育てたカイコの繭の糸取り体験を行いました。
今回は材料の関係で、参加人数限定で行いました。
親子合わせて、32名の参加がありました。
はじまりの会。
人が生きていく上で大切な衣食住。
今日は森の中で、その「衣」の体験です。
メンバーの子が育ててくれた繭。しかも、1年前に卵を採って育てたものです。
この繭の糸取りをします。
さあ、作業開始。
ますは、草木染からです。
春に桑の実ジャムを作って食べた、クワの葉で染めます。
クワの葉を採ります。木登りしたり、高枝切りで切ったり。
採った葉を細かく刻みます。
鍋に入れて煮込みます。
次にシルクの布に絞り(模様付け)を入れます。
お手本を見せました。
テレビ埼玉の取材がありました。
親子で協力して絞りを付けます。
みんな一生懸命ですね。
模様付けが終わりました。
これは桑の葉を採った後の枝の皮をむいてミサンガを作りました。
願い事が叶います~
皮をむいた枝はツルツル!
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続いて繭の糸取り体験です。
鍋に繭を入れて、
落とし蓋をして、低温で煮込みます。
持ち寄ったダンボール板に色紙を貼ってきれいにしました。
竹串をさして回転しやすくします。
巻き付け板が完成です!
みんな工作が大好きですね。
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クワの葉の煮出しが終わりました。
染液に布を入れました。
きれいな色がでるかなあ。
どんな模様ができるかな?
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まゆも糸取りが出来るようになりました。
まずは、取り方のお手本。
お父さんと協力して、糸取りです。
がんばれー
小さな子もがんばってます。
みんな熱中してしますね。
こんなにきれいに糸が取れました。
草木染もきれいな黄色が出ました。
草木染した布は染液と一緒に持ち帰り、一晩おきます。
色が乗ってきます。
終わりの会
繭の糸を取り終わると、中から死んだ蛹が出てきます。
私たちが着ている服は小さな命をいただいて出来ているのが分かりました。
草木染の色も、植物の命をいただき、私たちの命を守ってもらっているのが分かりました。
「色はいのち」・・・その意味が感じ取れたと思います。
今日の活動の一番の目標は、
私たちの命は、たくさんの小さな命を引き継いで生きている・・・これを感じることです。
繭の中から出てきた蛹。
今回も、みんなで綾瀬の森にお礼を言って終了です。
「ありがとうございました!」
終了後、テレビ埼玉の取材を受けました。
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