セミの死骸
立秋8/8が過ぎて、
朝夕、涼しくなりました。
それに伴い、
庭のあちこちで
セミの死骸を目にするようになります。
<1日目 7:00AM>とても美しいです。
<1日目 10時間後 5:00PM>アリたちがアリ塚をつくります。
<2日目>ダンゴ虫もいます。
<3日目>羽以外、すべてを覆い尽くしました。
<4日目>もう山場を越えたのか動きがありません。
<5日目>そこで、土をよけてみると、
セミはもう本当に軽くなり、タマシイは空に飛び立っていったようでした。
<8日目>ふと思い出して のぞいてみると、
誰が分解したのか微生物か誰かに踏まれたのか、
ぬけがらは、
風に飛ばされる寸前で、
ふわふわと風にゆれていました。
チベットの鳥葬の話しを思い出しました。
輪廻転生の根付いた世界観では、
肉体は魂のぬけがらで、
山の上に鳥葬台があり、
死体を解体する人がいて、
鳥に食べていただき、
水の貴重な現地では、
尿で 血のついた手を洗う。
木材も貴重で火葬をしない。
家族は、解体人にご馳走をふるまう。
毎年、このアリのお仕事をみていると、
本当に美しいと思います。
命あるものは、
命の力をかりて
大地に還っていきます。
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