2015年、綾瀬の森を元気にしよう!
本日は綾瀬の森にて、コロボックルくらぶの活動がありました。
暖かな日和で、参加者は子ども大人合わせて、85名でした。
テーマは「綾瀬の森を元気にしよう!」です。
かつての里山の暮らしは、自然から恵みをいただき、またそのことが森の管理につながり、
森の生き物も元気にするという、見事な循環がありました。
今日は、そうした里山の暮らしを、プチ体験します。
はじまりの会で、綾瀬川を愛する会の幾島さんのお話し。
川に捨てられたプラスチックごみが、細かく砕けて、有害物質で汚染されるそうです。
子供たちも真剣にお話しを聴いています。
まずはエノキの木のしたで、落ち葉の中から、チョウの幼虫を探します。
どこかな、どこかな?
いました!ゴマダラチョウの幼虫です。
落ち葉は、ゴミではなく、小さな生き物にとっては暖かな布団なんですね!
さあ、森の剪定枝、枯れ枝を使って、ヤキイモを焼きます。
火の着け方から。
細枝を組み、火のおうちを作ります。
虫メガネを使って、太陽光で、着火しました!
火のおうちに移して、燃え上がりました。
子供たちが2チームに分かれて、マッチで火をつけます。
渡されたマッチは10本。無事、火をつけられるでしょうか~
お兄さんチーム。子供たちが、木を組んでいます。
マッチ、初体験。
どうやら、失敗のようです~
お兄さんチームは、順調に火が着きました!
お父さんチーム。10本を使い切り、追加の5本の最後。
お父さんが、子供たちの熱い視線を浴びて、チャレンジです。
ヤッタ―!着きました。拍手が上がりました。
みんなで大切に火を大きくします。
次は落ち葉かき。昔は、落ち葉を集めて、腐葉土を作りました。
今日は、越冬幼虫の気持ちを味わいます。
落ち葉のお風呂~
たくさん集まりました。落ち葉の中は、アッタカイね!
落ち葉合戦になってしまいましたあ~
次に、森の間伐です。
大きくなった木の枝を切り、森に光を入れます。
綾瀬の森は木が成長し、森の中が暗くなり、草の種類が減りました。
光を入れ、森の植物相を豊かにします。切った枝で、ヤキイモ、
そして今回は、シイタケ菌の駒打ちをします。
大木の枝下しをして、その枝を、ノコギリで切って、片づけます。
ノコギリがはじめての子もいました。
シイタケ菌の駒打ち。
トントン、といい音が響きます。
シイタケの原木が出来ました。
おき火がたくさんできたところで、オイモを入れます。
アルミはくが破れないように、優しく入れます。
オイモも無事、焼けました。お父さん、ありがとうございます。
終わりの会
シイタケの原木は、ふた夏超した、秋にシイタケが採れます。2017年秋ですね!
どうやって食べようかなあ?お母さんから、炭火焼がいいね・・・との案が出ました。楽しみ!!
子供たちが、感想を言ってくれました。
「ノコギリを使うのが楽しかった」
ちっちゃな子も、「おちばがたのしかったです」
「火をつけるのが難しかったです」
火は危険だけれども、人の生活にはなくてはならないな物です。
火の特性を体験して、これからも、上手に付き合っていきましょう。
みんなで、綾瀬の森にお礼を言いました。「ありがとうございました!」
ヤキイモを食べて、流れ解散です。
おいしかった~
片づけの時も、子供たちの遊びは続きます・・・
落ち葉ころがし・・・
木登りザル・・・
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