押しピンの森
次回の「のらのら」(農文協)2016年春号の
草木あそびノートは、
「押しピンの森」です。
(西日本では、ガビョウというより押しピンという)
さまざまな日程が
パズルというよりは
ルービックキューブのように
前後左右して
ワケわからん状態でありましたが、
モデルになってくれた小学生のお友達も
忙しいなか日程をあわせてくれ、
お天気まで空模様を合わせてくれ、
編集者の方も辛抱強く待ってくれ、
どうにかこうにか
締切ギリギリまでに撮影完了^^
またまた思い出深いページになりました♪
さて
掲載は1ページのみですから、
せっかくなので
少しだけご紹介させてくださいね。
まずは、森で宝物ひろい。
そうして
そのまま森のなかで製作中^^
寒いなか
地べたに座って作ってくれていますッ
こおんなかんじっ!
形が複雑な素材は、
画鋲の上で固定できないので
大きなクリップなど使って、
ぎゃくに画びょうを乗せます。
すごいです、
一人で
こおおんなに作ってくれました^^
わいわいほにゃらほららと
たわいもないお喋りをしながら・・・
数時間が
数分のように
あっという間に過ぎていきました。
あーほんとに子供は天才なのだな~と思いました。
形はある程度決まってしまうだろうと思われたのですが、
すべてが終了し
ふとカメラを置いてビックリ、
ほら、もう
木の芽がおしゃべりをしだして
焚き火をして
お鍋を囲んで
ロールケーキをたべて
えのき団子をたべて、
かくと茶をのんで、
途方もなく
森のパーテイーですッ!
ほんとうに
【おしぴんの森】
<写真はサワグルミ。
写っていませんが、先端に芽鱗(がりん)に包まれた冬の芽があります>
☆今回の「押しピンの森」は、
冬の木の芽と 葉痕(ようこん/葉の落ちたあと)の表情が、
木の妖精のように見えました。
冬芽は、
春の新芽ではありませんが、
そのなかに春の命を宿しています。
これから寒くなり
何もなくなっていくかに見える森に
しずかに、成長することなく、しかし力強く息づく
冬の命のすがたです。
さあ、木枯らしの吹く季節、
冬の命のすがた、
冬の芽をさがしに行きましょう♪
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